2012年1月13日金曜日

首都圏に降り注いだウラン・プルトニウムによる健康被害 移住後は子供に重金属キレート剤処理が必要
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/465.html
投稿者 ポリーテイアー 日時 2011 年 12 月 20 日 02:18:40: trv0OrkwFmReI
米国エネルギー省(DOE)と国家核安全保障局(NNSA)の
事故当初の放射能のモニタリングデータによれば、
アルファ線核種が3月のおよそ13~16日(関東平野超え)、
21~23日(柏ルート)、28~31日の3回に降下している(以下参照)。

広島では、核分裂していないウラン235が、
核分裂した放射性核種の42倍存在し、
長崎では核分裂していないプルトニウム239が、
核分裂した放射性核種の8倍存在した
矢ヶ崎 克馬 (2010)『隠された被曝』新日本出版社より)。」

かくして、(行政は決して測定しないが)今回の原発事故でもかなりの量の
ウラン・プルトニウム・アメリシウムが関東・東北地方に降下したと考えられる。
しかし、
「5マイクロメーター(ミクロン)直径の
ウラン微粒子の場合に打ち出されるα線は1日当たり1個程度」であり、
晩発性のがんを発生させるとしても、急性症状は考えにくい。
ウランパーティクルが1個α線を発出するその間に
ストロンチウムは2350万個のベータ線を発するので
ベータ線による被害に目がゆきがちだが、
急性症状の原因としてウランパーティクルにおける
二次的光電効果(secondary photoelectoron effect)が重要だ(注1)。
これは、自然バックグラウンドの環境放射線―電磁(光子)放射線―が、
ウラン等の微粒子において吸収され、
2次的に光電子(ベータ線)が放出されることにより、
細胞DNAにおける電離を引き起こすものだ
要するに、高い線量の内部被ばくをもたらす)。
かくして、
セシウム137のベータ線と相乗効果が生まれてくる

チェルノブイリでは、
セシウム137のベータ線×ストロンチウム90のベータ線という相乗効果だったが、
フクシマの場合は、
短期~中期的に
「セシウム137のベータ線」×「超ウラン元素の光電効果によるベータ線」
という相乗効果による健康被害が出現しつつ、
アルファ線による健康被害は晩年に全面化してくる。

ウランのホットパーティクルの脳に対する影響を見てみよう
ウランの超微粒子は、鼻腔→嗅球というルートを通じて、
直接、脳と脳下部に到達する。
その結果、脳幹と脳下部がつかさどっている、
心拍や血圧等の内臓または身体のハウスキーピング機能を破壊し、
いわゆる湾岸戦争症候群(注2)を作り出す。
脳がやられるので、記憶力、論理的思考力、集中力、注意力が低下し、
長期的・短期的な記憶喪失が生じる。
また、頭痛・倦怠感・めまい・不眠なども生じる。
ハウスキーピング機能が失われるので、
汗がダラダラでる・不眠・手がしびれるといった症状も出る
脳腫瘍も発生する)。

とりわけ、倦怠感(酷い場合はブラブラ病)については、
以下の記述のように、
赤血球が変形してぶよぶよに膨れ上がることが関係している。

ストロンチウム90・プルトニウム・ウラン・超ウラン元素は、
骨に貯えられると、白血球を作っている骨髄幹細胞の近くで、
これらの核種は長期的に低レベル/低線量の被ばくを与え、
正常な血球の製造を妨害する可能性がある。
…単球が大きく減少すると、鉄欠乏貧血、細胞免疫の低下が起きる。

…ニュージーランドのレス・シンプソン博士は、
ひどい疲労に始まって短期的記憶喪失を引き起こす脳損傷までも、
幅広い徴候を起こす原因として、赤血球の変形を突き止めた
彼は、慢性疲労患者ではこの変形細胞数が増加していることを見つけ、
血球細胞の形がふくれてぶよぶよになって、
細い管をすり抜けるのに障害になり、
筋肉と脳から適切な酸素と栄養を奪っているとい推測した。

慢性疲労症状は、広島・長崎でも観察され、ブラブラ病と呼ばれている。
チェルノブイリでも見られている。『劣化ウラン弾』日本評論社p.173」

単球の数が大幅に減少することで、免疫システムは破壊される。
「湾岸戦争症候群1/3~3/3」(http://www.youtube.com/watch?v=rs7NYH0QqC8)を見てみよう。そうすると、


「<シルビア・グレインさん>
下痢、むかつき、吐き気、歯茎から血が出て歯が抜け、
目やにや鼻水が止まらない
インディアナ大学で検査したところ:免疫システムが破壊されていた。
外部の病院(インディア大学)で検査したので、軍は激怒。
医療費出さないと脅し。

<へスター・アドコック(湾岸帰還兵の母)>
イラクに行ってから、息子は直腸から出血するようになった。
胸が痛み、発疹が出る。息子はになった。

<ビクター・シルベスターさん>
記憶をなくし、体重が20kg減った。

<ビアンカ・ミラーちゃん>
左の耳がない。
あごも骨も未発達。
流産や障害のある子供が生まれている。
筋肉の痙攣、脱毛、関節の痛み。
その他:*時々、記憶がなくなる。
*倦怠感、関節の痛み、皮膚の異常、*呼吸器異常、出血すると止まらない

といった症状が出ている。

次に、ウラン被曝の呼吸器系への影響を見てみよう。

「ウラン酸化物が肺に取り込まれた場合、
それは長期間滞留し、
その結果、肺の容量を半分にさせて機能マヒを引き起こし、
1年前後で完全に呼吸系を破壊する。
肺組織にウラン酸化物の微粒子(パーティクル)が継続して存在すると、
その人が生きている限り、組織中に連続的に腫瘍が作られ、
確実とまではいえなくとも、時の経過とともに肺癌になる可能性は高くなる
『劣化ウラン弾』p.219」

呼吸系への影響は以下の番組でも指摘されている。
「埋もれた警鐘〜劣化ウランの恐怖 (1~2)」コソボの経験(http://www.youtube.com/watch?v=yWmoZ7zoVaM

「*移り住んだ人の1/3およそ1000人が癌で命を落としている。
肺癌で母親死亡。
肺のレントゲンに黒い影空爆から7年後に母親の肺癌が分かった。
胃にも転移。*1つの器官に一度に2つ3つの腫瘍ができる。
通常ではありえない(100万人に1人)。多発性がんが増えている

まとめると、以下の二つの毒性が同時に発生する。

重金属毒性(化学的毒性):腎機能障害

放射能毒性:肺に留まり、肺癌を引き起こす。

また、遺伝子不安定性・突然変異の発生が見られる
(遺伝子毒性;バイスタンダー効果)」

イラクにおけるウラン被爆の症状は以下の番組でも分かる。
「アメリカ女性兵【放射能=ガンだけじゃない】10年後の日本?ぶらぶら病」(http://www.youtube.com/watch?v=oX9oPFsNybE

初期症状:下痢
(何にもぶつけていないのに)朝起きるとアザが出来ている(紫斑)。
吹き出物もできる。かゆみ止めをくれた。」

関東・東北の子供達で発生している、
発疹・ 吹き出物というのは、
皮膚に付着したセシウム137が発するベータ線によって生じている
と考えられているが、
この番組を見ると、ウラン微粒子による光電子効果も考えられる。
目にも付着するので目のかゆみや目やにがひどいといった症状も出ている
―白内障の前段階。

ウランの遺伝子毒性の証拠は以下で確認できる。
劣化ウランによる奇形(これは、お勧めいたしません。)

放射能という点で1kgのプルトニウム239は、
175トンのウラン238と等価なので、
ごく微量でもプルトニウム239は非常に恐ろしい
プルトニウムは骨髄に沈着するが、ウランも同様である。

かくして、劣化ウラン弾がばらまかれたイラクでは、戦争前と比べて、
子供の白血病が何倍にも増えている

セシウム134と137は3年で半分の量になるだろうが、
土壌の安全基準である50Bq/kgを下回るところは
首都圏ではほとんどないだろう。
それに加えて
ウラン・プルトニウム・アメリシウムによる上述の健康被害も予想される。

首都圏は、子供を育てる環境ではない。
移住後は、体内のウラン濃度を測り、
重金属キレート剤処理を子供に施す必要がある。

(注1)二次的光電効果:
http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_chap1_5.pdf
(注2)湾岸戦争症候群:
•Fatigue[疲労感]
•Persistent Headaches
•Muscle Aches[痛み]/Pains
•Neurological Symptoms e.g. tingling[刺痛] and numbness[しびれ] in limbs
•Cognitive Dysfunction - short term memory loss, poor concentration, inability to take in information
•Mood and Sleep Disturbances - Depression, Anxiety, Insomnia.
•Dermatological Symptoms - Skin Rashes[発疹(はつしん), 吹き出物.], Unusual Hair loss.
•Respiratory Symptoms - Persistent Coughing, Bronchitis, Asthma[ぜんそく]
•Chemical Sensitivities
•Gastrointestinal Symptoms - Diarrhea[下痢], Constipation[便秘], Nausea[吐き気],Bloating[腹部膨満 , 腹部膨満感, 鼓腸 ].
•Cardiovascular Symptoms

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