2012年1月14日土曜日

積算線量 郡山市 福島市

積算線量、健康への影響ない 
郡山市が未就学児の結果公表

 郡山市は6日、昨年11月1カ月間のバッジ式積算線量計測定を希望した市内の幼稚園児ら未就学児約1万5239人と妊婦896人の分析結果を公表した。未就学児の最高は0・66ミリシーベルトで、平均は0・11ミリシーベルト、妊婦の最高は0・36ミリシーベルトで、平均は0・10ミリシーベルトだった。
 市原子力災害対策アドバイザーは、市に「最高値の未就学児でも健康に影響を与える数値ではない」と示した。
 市は今回測定した幼児1人の測定値が異常に高い値を示したことを明らかにした。誤測定の可能性も含めて慎重に調べている。
 市は昨年末に幼児の自宅などを調査したが原因となるような高い放射線量が測定される場所は見つからなかったという。数値は正確性を確認中のため明らかにしなかった。
(2012/01/07 09:29)民報

福島市は積算線量0.2ミリシーベルトが最多34%
 福島市は12日、妊婦と乳幼児、小中学生を対象に昨年9~11月に行った、3カ月間の外部被ばく積算線量測定結果を発表した。最小値は0.1ミリシーベルト未満で、最大値は2.7ミリシーベルトだった。このうち、最も多かったのは0.2ミリシーベルトで全体の34%に当たる1万2501人、続いて0.3ミリシーベルトの9880人(27%)となった。市健康管理検討委員会は「将来、放射線によるがんの増加などの可能性は少ないと判断される」としている。
測定は9、10の両月、希望者に小型線量計(ガラスバッジ)を配布、3万6767人から回収した。最小値は全体の9%に当たる3313人。最大値は3人が計測したが、市によると、屋外に置き忘れるなど測定が適切に行われなかった可能性が高いとみられる。
(2012年1月13日 福島民友ニュース)


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