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近藤誠 放射線はわずかな線量でも、確率的に健康に影響を与える可能性があります。

http://smc-japan.org/?p=1627近藤誠(こんどう・まこと)慶応義塾大学医学部放射線科講師
1948年生まれ。東京都出身。 慶應義塾大学医学部卒。患者の権利法を作る会、医療事故調査会の世話人をつとめる。


テレビや新聞で報道されている被ばくに関する専門家のコメントに 100ミリシーベルトを基準として「これ以下の被ばくは問題ない」とするものが 多々見受けられますが、この表現には問題があるので、指摘します。
「広島、長崎のデータなどから100ミリシーベルト以下では 人体への悪影響がないことは分かっています」という記事がありました。
 確かに100ミリシーベルト以下の被ばくでは 火傷のような急性症状は出ません。 急性症状について言っているなら妥当な表現です。
 しかし、広島、長崎で被爆した人の追跡調査では 50ミリシーベルト以下の低線量被ばくでも発がんによる死亡増加を示唆する研究結果があります。 [文献1]

放射線はわずかな線量でも、確率的に健康に影響を与える可能性があります。
 低線量被ばくについては、
日本を含む世界15カ国で40万人の原子力施設作業員の調査をしたレポートがありますが、

これによると、被ばく量が50ミリシーベルト以下でも
発がん率は上昇しています。
[文献2]

 また被ばく量が1シーベルト上がるごとに、 がんによる相対過剰死亡数が率にして0.97(97 %)増える計算です。
相対過剰死亡率の計算は若干難しいので、
結果だけ示しますと、
死亡統計により国民死亡の30 %ががんによる日本では、
10ミリシーベルトを被ばくすれば、がんの死亡率は30.3 %、
100ミリシーベルトの被ばくでは33 %になります。

100ミリシーベルト以下は安全だとする説は、

内部被曝の真実と尿検査 「低線量被曝でも危険」 児玉龍彦

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内部被曝の真実と尿検査「低線量被曝でも危険」児玉龍彦  内部被曝の真実と尿検査「低線量被曝でも危険」児玉龍彦


低線量被ばくによる健康影響へのメカニズムを、
あの児玉龍彦さんが解説してくれています。

また、前立腺肥大症の500例の膀胱の組織を集めた調査(国立バイオアッセイ研究所 福島先生)から、尿中に6ベクレル/㍑ くらいのセシウムが15年くらい検出された人は、ほぼ全員に前癌状態が確認されているそうです。


http://www.youtube.com/watch?v=hnh_ogQe47s



日本バイオアッセイ研究センターの福島昭治所長によれば、
セシウム汚染地域の住民の膀胱には,高い線量でも中間的線量でも,
前癌状態として増殖性の異型性の病変(“チェルノブイリ膀胱炎”)が
広範にわたり引き起こされていることがわかった。


高いセシウム線量(5~30 Ci/km2),中間的線量(0.5~5 Ci/km2),
非汚染地域の住民の 3 群にわけて検討。
これら 3 群のヒトの尿中のセシウム 137 は,それぞれ,6.47,1.23 そして 0.29 ベクレル/L 。


http://plusi.info/wp-content/uploads/2011/08/Vol.41.pdf


長期被曝が前癌状態を作り出すという報告は重要。


内部被曝の真実 児玉龍彦著
http://www.yasuienv.net/Kodama.htm
今回の話題と関係するが、国は、やはり1mSvを超す地域の除染を国の責任で実施するという方針を固めた。

 5mSv程度の低線量地域に居住しても、神経症以外の健康被害はほとんど出ないと想定されるので、論理的には無駄なように思うのだが、日本農業をTPP下でも競争力のある形に変えるためや、東北の温泉への海外からの訪問者を増やすことなどを考えると、日本産の農産物や、日本の大部分の地域の安全性に対して、全く無理解な中国、韓国、欧州、米国、オーストラリアなどの国民への対応として、仕方がないのかもしれない。

 これに関連して、以下のような記事を書きました。


 9月以来、なかなか忙しくて、本屋に出かける機会がなかった。久しぶりに本屋に行って、新書の棚を覗き、2冊の本を買ってきた。1冊目が、「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」、文春新書814。そして、2冊目が、「内部被曝の真実」、児玉龍彦著…

児玉龍彦氏 

【東京大学アイソトープ総合センター長 ・児玉龍彦氏】
http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/blog-entry-983.html
(放射線が)遺伝子を傷つけるということは、昔の考え方と今日では、ヒトゲノムが読まれてから一変するような状態になっています。

今朝も、このミュンヘンの教授と話していたんですけれども、この結果は、ミュンヘン、ウクライナのグループが6月のアメリカ学士院の会報に発表しているものなんですが、チェルノブイリの甲状腺ガン、子供は甲状腺ガンが多く発症するんですが、いままで私どもが国会で申し上げたときに、レット遺伝子というのが活性化していると申し上げました。

ところが子供の甲状腺ガンでも、一般的にレット遺伝子は活性化していますから、チェルノブイリに特徴的なものはわかっていませんでした。

ところがミュンヘンのグループは、このゲノムの全体の配列の中での変異を見ることによって、チェルノブイリで起こっている甲状腺ガンの約4割の子供に染色体の7番が3つになっている。

これ、今、クリーブランドにいらっしゃる田中均という先生が、2007年に切断後にパリンドローム増幅ということで説明されている遺伝子の変異の格好でありまして、放射線などによって遺伝子が切られますと、切れた後に一部、遺伝子が重複して、2コピーになってしまう。もう一個に遺伝子が1コピーで、合計3コピーになってしまうという現象が知られています。

チェルノブイリの子供の甲状腺ガンのサンプルというものを分析しますと、非常に特徴的な7・9・11という領域が、このようにコピー数が3つなっているということが見つけられました。いっぽう、これは染色体の2番ですが、こちらに関しては普通の2個しかないということが示されています。

そうしますと、昔はゲノムという染色体がよくわからないので、低線量の被爆なんかというのは確率論的で、たとえば低線量であれば、放射線がぶつかっても、それを修復する機構があるんだ、というようなことがいろいろ言われたりしてきました。

しかしながら、今のゲノム科学で見ますと、DNAの切断が起こると一定の率で、パリンドローム変異が起こり、それが原因となって遺伝子が活性化される。それに続いてレット遺伝子が活性化されて、さらにそれから10年とか20年とか経つと、もう一個の遺伝子が変異を起こしてガ…

除染の功罪 ふくしま市政だより(9月号) 安易な除染によって、健康被害を拡大しそうです 9月 8th, 2011

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いるかちゃん ~ 子どもを守れ@福島市 より
除染の功罪1.除染は危険な作業です
まるで清掃作業のように考えているフシがありますが、全く違う作業です。本来なら専門家が行う作業ですが、100歩譲っても管理された作業員が行うべきで す。通常時の原発作業と同等以上の作業ですから、キチンとした装備が必要です。線量管理、特に内部被ばくの管理が必須です。 2.除染自体が空中に放射性物質を飛散させます
決めつけていますが未知です (б。б;A)゛アセアセ
厳密な測定が必要ですが、測定された形跡が乏しいと思われます。精度の粗い測定による不検出ではなく、検出できる精度で、作業前・作業中・作業後の空中の放射性物質を測定すべきです。
参照ブログ記事:チェルノブイリ周辺では、粉塵による内部被ばくを避けるために作付けをしません
【デマ】大気中に放射性物質は無いからマスクは不要 (〃бOб)ノ コラァ~ 福島市では放射性物質が浮遊していることが確定しました 
マスクは必要!?1000倍の1000倍単位が違っています 3.除染により避難が不要のような錯覚を引き起こします
20ミリシーベルト/年などの法外に高い基準をクリアするために除染が利用されています。
5ミリシーベルト/年を超えるような地域は居住不適です。除染しても居住不適なことに変化はありませんが、避難を遅らせてしまいます。 功が無いけど、気にしないでくださいNE!! 少なくとも子どもや妊婦を避難させるのが先です。 この記事はこちらから いるかちゃん ~ 子どもを守れ@福島市

大気中に放射性物質 2011年8月3日 福島第1原発:60キロ離れた福島大で大気中にセシウム

【デマ】大気中に放射性物質は無いからマスクは不要
(〃бOб)ノ コラァ~ 福島市では放射性物質が浮遊していることが確定しました


福島第1原発:60キロ離れた福島大で大気中にセシウム - 毎日jp(毎日新聞) 
---全文転載
福島第1原発:60キロ離れた福島大で大気中にセシウム

 福島大(福島市)は3日、5月18日~7月15日に構内の大気を分析した結果、微量の放射性ヨウ素と同セシウムを検出したと発表した。ヨウ素は6月17日以降は未検出だが、セシウムは毎日検出された。同大学は東京電力福島第1原発から約60キロ離れており、遠隔地でもなお放射性物質が空気中に漂っていることが分かった。

 毎分500リットルの大気を吸引する装置を校舎屋上(地上24メートル)に設置、フィルターに吸着した放射性物質を分析した。最大値は5月23日で、セシウムが1リットル当たり10万分の3.29ベクレル、ヨウ素が同10万分の1.84ベクレル検出された。最大値の時に屋外に24時間いた場合、体内に取り込むセシウムは計1.9ベクレル、ヨウ素は計1.06ベクレルになる計算という。

 調査を担当した渡辺明副学長(気象学)は「空気中に放射性物質は残っていないと言う専門家もいるが、実際にはまだ検出されている。1日で体内に取り込む放射性物質量としては、食品由来などに比べて極めて低い値だが、窓の開閉やマスクの使用はデータを元に個人で判断してほしい」と話している。【関雄輔】

毎日新聞 2011年8月3日 19時20分

復興プロジェクトと米国

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ホーム > 批評と理論 復興プロジェクトと米国 によって
2012年4月18日:公開
写真:太平洋(2011年4月4日)は、日本の防衛大臣北沢は空母ロナルド·レーガン(CVN 76)に乗って彼の到着時に船員からの栄誉を受ける。 flickrのビア(日本語による原文は下部に掲載) 2012年2月10日に、2011年3月11日に発生した東日本大震災後の十一月に、日本の復興庁が発足した復興プロジェクトが進行中であろう。"東日本大震災復興基本法"の原則に基づいており、そのような再建ゾーンの指定、規制緩和、手続きの簡素化、課税の免除、及び復興補助金などの特別措置に続いて、プロジェクトが実現することですが、ちゃっかり法人は、その中に日本に対する米国の戦略である。 日本政府と日本の金融界は、概念化と災害復興プロジェクトを決定するプロセスは、Basic "に経済団体連合会(3月31日)による"地震復興のための緊急提言 "から始まる一連の文書にさかのぼることができます東日本大震災 "(7月28日と8月11日に改訂)からの復興のライン。これらの中で、(a)は、彼らが "日本経済の再生と創造"として前者を定義して、回復から復興を区別し、(b)成長率が予想通りドメイン彼らは "環境/エネルギー"、 "医療/社会保障サービス"を重視"IT /インフラ建設"と "農林水産業"を、(c)は、彼らは金融界がそのような "税制や社会保障制度の統一改革"、 "新たな成長に向けた戦略としての災害の前によく要求してきたポリシーを維持"と" TPPに/参加との合意は、指揮命令に強力な権利を保持して本部の設立 "(d)とできるだけ早くそれらを実現するために、彼らのような大胆な措置を適用する"、 ""可能性を検討と "特別復興ゾーンの指定" "各地域にもっと自治権を与えるだろう連合国、都道府県に統合する改革を導入する"大面積の産業を再構築する計画。 " しかし、再建を概念化のプロセスはまた、実際にアメリカの保守的な…

エートス・プロジェクト

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このエートスというのは、首都圏も含む東日本全体に当てはまることですが、
福島に人を留め置くことで首都圏、東日本全体からの人口流出を防ごうという政府の戦略は今のところ成功しています。
関東の人は「福島の人でさえあんな高いところにまだ住んでいるのだから、私たちが逃げるわけにはいかない」と考え、
動きにくいという心理戦です。
つまり、福島は原発を押し付けられ、事故で被曝し、何もかも失い、今も被爆し続け、復興もままならないという上に、
東日本からの人口流出の捨石にされ、何重もの意味で犠牲になっているのです。 
逃げたほうがいいのはわかっているのだが、逃げられるようになるまでの間、
なるべく放射線防護をしたほうが良いともちろん思いますが、
そんな努力がこのエートスに取り込まれてしまうという悩ましさとおそろしさがあります。 
私もNagiさんに賛成。
子どもを逃がさなくてはと思っています。
ふるさとを失うのは慟哭ですが、新しい場所にふるさとを作り、子どもを守るほうがふるさとよりも大事だと思います。
東京からこんなこといって申し訳ないけど、自分も家を構えるときは西日本でと思っています。 
以下、貼り付けです。


エートス・プロジェクトについて

市民と科学者の内部被曝問題研究会
牟田おりえ
はじめに 昨年末から

エートス・プロジェクト」あるいは
「ダイアローグ・セミナー」
「ステークホル ダー」

などの言葉が福島をめぐって飛び交っています。
そして、中心人物である

ICRP (国際放 射線防護委員会)第4 委員会委員長の

ジャック・ロシャール氏(Jacques Lochard )