2012年1月22日日曜日

原発事故に立ち向かうコメ農家


「農地の放射能汚染の責任を追及しています。」
「でも、土壌汚染したんでしょ? 会社なんですけど、農業生産法人なんですけど、命かかってんですわ」

東京電力を訴える告訴状を、自分の手で書き上げた。

り災証明は、発行されず、”り災証明の発行を願い出たという証明”が発行された
放射能を汚染物質として規制する法律が見つからない





環境省では、放射性物質は、危険物質ではない。
土壌汚染法の中の26物質の中には”放射性物質”は入っていない。
ですから、土壌汚染法には引っかからない。
水質汚濁防止法にも引っかからない。
ですから、事故なのに警察は動かないし
事故証明出さないし
り災証明は出さないし

ということは、”事故なのかな?”




この時点で日本には
原発により放出された放射性物質による土壌汚染法に
どう対処するかの具体的に定めた法律は存在しなかった。


告訴状は、送り返された














逃げらんにんだ。(涙)くやしーです。

だから、せめてさー、仲間だろ。
一緒に何かしてくれや
ほんま、きついんや
二人自殺したけど
まともな事言ったら、
こんな今日だってここに来れない我々だって。
事故でしょ事故だよね、みんなね。
ウソや。事故だったら警察動くはずだ
でない。事故証明出てこない
東日本大震災、地震・津波だったら出すんです
ここに原発事故って書くと出さないんです。
でも、オレのせいかよ?
なんか俺達、悪いことやった?
俺達、逃げ出せるかって、
墓場置いてんな逃げ出せんのかよ
涙・・・・堪える
やっぱり、きついや、これは
福島県民おとなしいので、誰も行動しません。
でも、なんかやらーとね、生きてられいん










”土性”を壊されたのです。
器物損壊罪です。


20111204 原発事故に立ち向かうコメ農家 
NHK ETV特集より。

原発事故による放射能汚染に立ち向かおうとするコメ農家たちがいる。 



福島県天栄村。


村のコメ農家のグループは、安心で安全な、


日本一おいしいコメ作りを目指してきた。


原発の爆発で飛散した放射性物質は


先祖代々守ってきた田畑にも降り注いだ。


天栄村は福島第一原発からおよそ70キロ。


田んぼからは1キロあたり1000ベクレルを越える放射線物質が


測定されたが、幸い作付け制限はかからなかった。


農家たちは米作りをあきらめなかった。


放射性物質による汚染を田んぼから取り除く手立てはないかと


専門家の力も借りながら取り組みを始めた。

福島県大玉村でも一人のコメ農家が放射性物質による



田んぼの汚染と向き合おうとしていた。


集落内の水田からは1キロあたり3000ベクレルを越える


放射能汚染が測定された。


去年収穫したコメの売り上げも減るなど追い詰められる中、


農家は自分の手で原発事故による汚染の実態の一端を明らかにし、


責任を問いたいと動き始めた。

放射能汚染と向き合おうとするコメ農家たちの8か月を追う。

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