トリチウムについて
2011年10月15日
福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(10月14日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11101505-j.html
福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(10月14日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11101505-j.html
2011年10月15日
福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(10月14日採取分)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11101506-j.html
↓
930 名前:地震雷火事名無し(京都府)[sage]
投稿日:2011/10/15(土) 19:12:12.86 ID:pqJMK9++0 [9/10]
トリチウムでてるのね。
福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(10月14日採取分)
また、平成23年9月12日に採取した海水に含まれるトリチウム、全アルファ、全ベータの分析を行った結果、別紙の通り、トリチウムおよび全ベータが検出されました。
福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(10月14日採取分)
また、平成23 年9月12 日に採取したサブドレン水に含まれるトリチウム、全アルファ、全ベータの分析を行った結果、別紙の通り、トリチウムおよび全ベータが検出されました。
9月12日に採取したのを、今日発表ですか。
例によって別表でこそっとだな。
大丈夫なのかね。
937 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[ ]
投稿日:2011/10/15(土) 19:14:49.14 ID:xI2ZV9kr0 [11/12]
またこっそり発表か、悪意の塊だな
ストロンチウム、トリチウム、ラスボスはプルトニウムか・・・
62 名前:地震雷火事名無し(北海道)[]
投稿日:2011/10/15(土) 19:54:36.90 ID:+j5qU9NQ0 [2/3]
トリチウムが出るということは、どの程度まずいんだ?
投稿日:2011/10/15(土) 19:54:36.90 ID:+j5qU9NQ0 [2/3]
トリチウムが出るということは、どの程度まずいんだ?
71 名前:地震雷火事名無し(京都府)[sage]
投稿日:2011/10/15(土) 19:59:09.01 ID:pqJMK9++0 [2/2]
投稿日:2011/10/15(土) 19:59:09.01 ID:pqJMK9++0 [2/2]
よくしらんが、wikiに
海水のトリチウム濃度は、通常は数Bq/Lより少ない。日本国内で測定された最高値は、1991年2月9日に美浜原発の放射能漏れ事故の際に、福井県美浜沖の海水で1991年2月18日に測定された490Bq/Lである。また、東海再処理施設の排水の影響により、茨城県東海沖で1990年1月1日に190Bq/Lのトリチウムが海水から検出されている。
今回原発サイト外の海水で470ベクレル/リットルだから、結構たかいよね。
(サブドレイン2400ベクレル/リットルは原発敷地内)
(サブドレイン2400ベクレル/リットルは原発敷地内)
☆7月21日 海に流れでたトリチウムは雨になって戻ってくる
小出裕章(MBS)
(千葉「……わかりました。次はですね、えー、千葉県にお住まいのラジオネーム、やんやんやんさまというかたからですが。いよいよ夏となりました。海の水温もどんどん上がり、入道雲の発生から雨という夏の自然サイクルが始まります。福島から海へ投棄された汚染水に含まれている放射性物質が雨となって再び陸に戻ってくる可能性というのはあるんでしょうか、という質問なんですが」)
小出「もちろん、原理的に言えばありますね」
(千葉「うーん……」)
小出「ですから海へ流れていってるわけで。海から蒸発したものがまた陸に雨となって降ったりするわけで。例えばその流されている放射能の中には、トリチウムという名前の放射能もあります。それは、いわゆる水素なんです。放射能をもった水素なんですが。それも海へ流れ出てるはずで。環境に出ると水の形になります。H2Oという形ですね。そういう形になりますので、海水が蒸発して雲になればそれがまた雨になって落ちてくるという事ですので、もちろん循環して陸にもまた戻って来ます」
(千葉「ふーーん。あのまあ、どこかだけに固まってというわけではないと思うんですけれども。」)
小出「はい」
(千葉「広く薄くという形で、雨という形で陸に戻ってくるということですね」)
小出「そうですね。いろいろな形で一度福島からでたものは、汚染は低きに広げながら、ぐるぐるぐるぐるまわるということになり、なると思います。」
(千葉「放射性物質は基本的にはなくならないものですね」)
小出「ええ、ええ、そうですね。半減期でなくなってはくれますけれども。自然にも、放射能を放射能でなくする力はありませんので、結局どこかにあり続けるということになってしまいます」
☆トリチウムによる被曝の恐ろしさ
http://george743.blog39.fc2.com/blog-entry-631.html
http://george743.blog39.fc2.com/blog-entry-631.html
トリチウムによる被曝の恐ろしさを知ることの出来る論文二つです。
トリチウムは空気中の水蒸気、又は降雨、海水に溶け込んでおり、水道から、呼吸から、海産物から摂取され、体内が被曝するのです。
その放射線量は、プルトニウム、ストロンチウム、ウランよりは少ないのかもしれませんが、身体は「水」と判断し、対外に排出されず、細胞内にまで入り込みDNAを破壊します。
我々は大変厳しい状況に追い込まれました。
トリチウムによる被曝の恐ろしさを知ることの出来る論文二つです。
トリチウムは空気中の水蒸気、又は降雨、海水に溶け込んでおり、水道から、呼吸から、海産物から摂取され、体内が被曝するのです。
その放射線量は、プルトニウム、ストロンチウム、ウランよりは少ないのかもしれませんが、身体は「水」と判断し、対外に排出されず、細胞内にまで入り込みDNAを破壊します。
我々は大変厳しい状況に追い込まれました。
トリチウム、水、そして環境(1)京都大学名誉教授 斎藤眞弘
トリチウム、水、そして環境(2)京都大学名誉教授 斎藤眞弘
トリチウムの摂取による被曝線量は2倍になる 美浜の会
シリーズ:六ヶ所再処理のここが問題(6)
トリチウムはこれまで考えられていたよりも2倍危険
英国健康保護局の電離放射線諮問グループが報告書を公表
トリチウムの摂取による被曝線量は2倍になる
2008年1月26
放射性トリチウムは、体に悪いぞ、核融合推進派にだまされるな。
http://fuja.s22.xrea.com/review/glow/
「光るキーホルダー」に放射性物質 中学生が海外サイトから購入、無許可で販売
転載 産経 2011.9.26 22:43
捜査関係者によると、キーホルダーに入っていたトリチウムの放射線量は、最大で法定規制値(1ギガベクレル)の約12倍。しかし、専門家は「容器が壊れない限り、外に放射性物質が出ることはなく、口から体内に入らなければ、直ちに人体への影響はない」としている。
原子炉を破壊して放出させた東電を、なぜ逮捕しないのだ。トリチウム=3重水素の危険性を知られたくないのだろう。
トリチウムの人体への影響は、現状の放出量であれば小さいものです
中部電力浜岡では、安全安心を宣伝しております。
トリチウム、水、そして環境(1)
トリチウム、水、そして環境(2)
転載
OBTが自由水型トリチウム
(Free Water Tritium,FWT)に較べて大きな人体影響を与える理由は大きく分けて二つある。
トリチウムになじみの少ない方のために整理してみよう。
第一に、OBTはFWTよりも長く体内にとどまる。
第一に、OBTはFWTよりも長く体内にとどまる。
すなわちOBTの生物的半減期はFWTより長い。
出生後、乳離れの時(3週間後)まで、
トリチウム水を投与された母マウスに
育てられた仔マウスの体内では、
特に脳にトリチウムが脂質成分として長く残る。
この実験は、当時、核融合研究をめぐって、
トリチウムの安全性が注目されている折でもあり、
毎日新聞夕刊の一面に記事が掲載された。
今はなき、広島大学横路教授が、
コメントをして下さった。
トリチウムが脂質咸分に長く残ることは
それまでにもわかっていたのだが、
母乳という食物連鎖を介して仔マウスの脳脂質に、
移行することを初めて示した実験結果であった。
ただ、この記事では、
いささかセンセーショナルな取り扱いになっている。
放射能の生物影響を云々する場合には、
量的に線量を評価することが必要であり、
脳に特に長く残るからといって、
ただちにトリチウムを悪者扱いすることは早計である。
そのため、
DNAに結合したトリチウムは、
細胞核の外に存在するトリチウムに較べて
莫大に放出されたはずなのに、
ニュースが無い、気体で消えた、
水に溶けて安全だ?
体内に水で入って被曝、
元素と化合して細胞の核に入りDNAを被曝、
まだこのアホな奴ら、
悪魔が悪だくみしているのか、
懲りない奴らだ、
こんなことのために、
トリチウムの危険性を隠蔽していたのか。
しかし、大丈夫だ、
しかし、大丈夫だ、
トリチウム水を飲んだ
アホな園田政務官とかいうのがおったな、
細野と園田で人体実験してくれている。
再臨界騒動の裏で5号機6号機のトリチウム漏れ
有耶無耶にされた5号機6号機の放射能漏れ
岡田政務官は5・6号機汚水の処理水を飲んだが、その中にはトリチウムが含まれていた。トリチウムは主に原子炉で生じる物質で、トリチウムの検出は原子炉に注入した水が格納容器外に漏れていることを裏付ける。5号機と6号機は冷温停止中とされているが現実には壊れているようだ。
注)ロゴが入っている画像はトリミング、画質調整、などで加工してあります。
オリジナル画像はURLからご入手ください。
トリチウム汚染水を散水する作業員
5、6号機滞留水の浄化後の構内散水風景
出典 東京電力
東京電力は2600Bq/Lのトリチウム汚染水を散水
構内散水に使用している福島第一原子力発電所5、6号機滞留水の処理水について
出典 東京電力
トリチウム検出は5号機6号機の格納容器が壊れた証拠日本の水のトリチウム濃度は1Bq/L
東電は2600Bq/Lのトリチウム汚水を散水
出典 中国電力
http://www.chuden.co.jp/resource/energy/hama_haikibutsu_tritium.pdf5号機と6号機の原子炉も壊れている!
トリチウムは主に原子炉で生じる物質だ!
出典 中部電力
原子炉に注水した水は格納容器から漏れ出てタービン建屋に流れる
出典 東京電力
福島第一原子力発電所 放射性滞留水の回収・処理の取組み ~水処理(放射能除去)の仕組み~
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111029_02-j.pdf
関連記事
5号機と6号機も再臨界していた?
http://phnetwork.blogspot.com/2011/07/blog-post_09.html
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トリチウムは遺伝子を傷付ける
空と海に放出される若狭のトリチウム 山崎隆敏
園田政務官が飲んだ水もトリチウムを含む
【原発】「たまり水」をゴクリ 園田政務官がPR(11/10/31)
参考
園田政務官が飲んだ水にトリチウムが含まれる
園田政務官、福島原発の浄化水飲む
園田政務官は5号機と6号機の処理水にトリチウムが含まれると発表している。
5/6号機の放射能漏れを有耶無耶にした臨界騒動
【原発】2号機で核分裂・再臨界の可能性!キセノン検出でホウ酸水注入
http://www.youtube.com/watch?v=K21lS5FHmyg
大量のウランと水があれば臨界は起き得る
小出裕章:キセノン検出による臨界について
2号機“一時臨界か”監視続ける
放射性物質の量が半分になる半減期は、キセノン133が5日、キセノン135が9時間といずれも短いため、最近、核分裂反応が起き、臨界が一時的に一部の場所で継続した可能性もあるとみています。
出典 NHK 11月2日 18時0分
自発核分裂も制御できない
(制御棒は壊れてる…)
(制御棒は壊れてる…)
出典 東京電力 核分裂反応の模式
実は臨界が起きても判らない!
原発事故相 再臨界確認方法を検討
細野原発事故担当大臣は、福島第一原子力発電所の2号機内の気体から放射性物質のキセノンが検出された問題に関連して、原子炉で再臨界が起きていないことを確認する方法を検討する考えを示しました。
炉心溶融物がどこにあるかも判らない
元東芝原発格納器設計技師・後藤政志氏は「制御できているように一見、見えるけれども、実はきちんとコントロールなんかできてない。なぜかと言ったら、繰り返しますけれど、炉心溶融物がどこにあるかというのもわからないんだから、それを言葉のうえでですね、冷温停止とか、あたかもコントロール下にあるようなことを言うのは、わたしは間違いだと思います」と述べた。
福島第1原発2号機キセノン検出 保安院から官邸への連絡に遅れ 深夜の連絡を翌朝報告
出典 FNN 11/03 01:24
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00210799.html
出典 FNN 11/03 01:24
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00210799.html
2号機1階の線量
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋1~5階 ロボットによる雰囲気線量・温度の測定結果
臨界騒動の2号機より3号機の方が深刻
3号機地下に強い線源がある。核燃料は地下に落下している。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋1階ロボットによる通路上干渉物移動ならびに干渉物移動後の線量測定
出典 東京電力
再臨界騒動で有耶無耶にされたトリチウム問題
東電の技術ではトリチウムが除去できない
東電の技術ではトリチウムが除去できない
5・6号機滞留水処理後の分析結果
出典 東京電力
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111024_03-j.pdf
横浜の放射能騒動に不安の声
横浜市の汚染シイタケを800人が食べる
横浜の放射能騒動に不安の声
横浜市の汚染シイタケを800人が食べる
横浜市によりますと、国の暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出されたのは、戸塚区の「舞岡公園」にある農村体験施設で栽培・加工した干しシイタケです。市が今月検査したところ、ことし3月に収穫したものから、最大で1キロ当たり2770ベクレル、また、先月収穫したものから1キロ当たり955ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。シイタケは、屋外で原木栽培されたもので、横浜市によりますと、施設を利用したおよそ800人に汁物の具として提供していたということです。
出典 NHK
注)以下は両論併記してあります。
健康影響は出ないと語る井上登美夫氏
横浜市立大学 放射線医学教授 井上登美夫氏
出典 広報よこはま
ガンの増加を懸念するガンダーセン氏
私たちには二つ問題があると思います。
日本では、個人の健康問題です。何を意味するかと言うと、東京・東日本、特に福島県で、癌が統計的に意味をなす程の増加を起こして行くのに十分量の放射性物質を、個々の人々が吸引した事です。
放射能は間違いなくアメリカ大陸まで来ており、ロッキー山脈が壁になりほとんどの放射性物質が土壌に堆積した特に西海岸で、癌が増加するであろうことは確かです。
東京で高放射性粒子計測報告:米科学者。発癌率上昇! ガンダーセン(字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=-T2foWQ6xoo&feature=player_embedded日本では、個人の健康問題です。何を意味するかと言うと、東京・東日本、特に福島県で、癌が統計的に意味をなす程の増加を起こして行くのに十分量の放射性物質を、個々の人々が吸引した事です。
放射能は間違いなくアメリカ大陸まで来ており、ロッキー山脈が壁になりほとんどの放射性物質が土壌に堆積した特に西海岸で、癌が増加するであろうことは確かです。
東京で高放射性粒子計測報告:米科学者。発癌率上昇! ガンダーセン(字幕)
知らぬが仏?
病人が増えると儲かる利害関係者
http://goyotaisyo.exblog.jp/
原発御用大賞の投票が始まる
原発御用大賞の投票が始まる
山下俊一「ピンチはチャンス!」
山下俊一
●長崎大学大学院教授・福島県立医学大学副学長 言わずと知れたMr.100ミリシーベルト
大橋弘忠「プルトニウムは飲んでも大丈夫」
大橋弘忠
●「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」発言。
出典 原発御用大賞
コメント
園田政務官が5号機6号機の汚水処理水を飲んだ直後の11月2日、東京電力は「小規模な臨界が起きた可能性がある」と発表した。翌日、「臨界は無かった」と訂正されたが、これで有耶無耶にされたニュースがある。
園田氏が飲んだ水には2600Bq/Lの放射性物質トリチウムが含まれていた。トリチウムは主に原子炉で生じる物質で自然界の水には1Bq/Lしか存在しない。トリチウムはβ線を出し、半減期は12年、人体に入ると水素原子として利用され、遺伝子を構成するDNAに入り込み内部からDNAを破壊する可能性がある。
トリチウムが漏れている事は5号機6号機の原子炉と格納容器が共に破壊された事を裏付けている。また、東電の技術ではトリチウムを除染できない事も判る。
細野大臣は「これから再臨界が起きていないことを確認する方法を検討する」と言うが、炉心溶融物の位置が判らないままの冷温停止はあり得ない。3号機は2号機より更に状況が悪い。
7-20 クリス・バズビー記者会見 自由報道協会
///自由報道協会記者会見文字起こし。途中から。
に一連のバズビーさん関連録画があるはずです。
20年間の研究の結果いえることは
今回の線量による内部被曝は安全などではないということ。
吸収線量と内部被曝は違う。
(この辺聞き逃した)
ECRRのリスクモデルは2003年に内部被曝者の
疫学的調査に基づいて作られた。
原発の近隣地域に住む住民また60年代の
核実験の死の灰にさらされた人々の研究に基づいている。
その後の世界における癌の蔓延は、
これら放射性物質によるものだと考えられる。
このモデルは、チェルノブイリの研究によって実証された。
ことに2004年のスウェーデン北部における研究でさらに確認された。
我々が扱ってきたケースと現在の福島のケースは全く同じだ。
だから私は福島近隣に住む人々にとって
現在の線量は内部被曝的観点から見て脅威であり、
これらの核種からは高い人数の癌等が予想されるため
対策について助言するためにきた。
というのも現在の日本政府はICRPのリスクモデルを採用している。
これによると、毎時1マイクロというような低線量地域では安全だとしている。
しかし、被曝量が自然放射線量より高い場合、
それは周囲が放射性核種によって汚染されていることを意味する。
これに関して重要なニュースがある。
私は東京と福島の100キロ圏から送られた車のエアフィルターを研究している。
車も人間と同様に空気を吸うため、研究するには好材料だ。
車のフィルターにひっかかるものを分析した結果、
高い濃度のセシウム134、137その他を
福島、東京双方のエアフィルターから検出した。
そして特別なプラスチックのフィルムを使った結果、
エアフィルターの中に、α核種のホットパーティクルも発見された。
つまりプルトやウランだ。
しかし、このフィルターは、ガイガーカウンターを持って線量をはかっても
線量は低い。
というわけで私は毎時1マイクロ以上の汚染地域からは避難するよう提案する。
100キロ以上のエリアにおいても、空気中の汚染度は、
世界核実験のピーク時に(63年ごろに)汚染に比較して1000倍にもあたる。
我々は、もし現在の人口がそのままこれらの地域に留まった場合、
100キロ圏内で癌の発生率が<今後十年間で33%>*ほど上昇し、
10万人単位のがん患者が出ると思われる。
*ご指摘にしたがってもっぺん訂正(笑)
これらの情報はだいぶ前から存在していたのに、
政府がそれを無視して「安全だ」という無責任さは犯罪的である。
この他にも提案がある。
そのひとつは、健康被害調査を行う独立機関を設置し、
癌の発生率に結びつくデータを集め、証拠を残すことだ。
しかし時間がないので、このぐらいにして皆さんからの質問をお受けしたい。
Q1:
エアーフィルターからプルトとウランが検出したそうだがどこを走っていたのか?
(注・α核種というだけでプルトやウランという核種まではわかっていません)
A:
ひとつは千葉市と東京を100日間往復し続けた車。
セシウムと134と137が核実験ピーク時の300倍。
(空気中汚染は730ミリBq/m3、核実験ピーク時が2.4ミリBq/m3)
もうひとつは福島から100キロ圏外で100キロ
走った結果(四台分)ということしか知らない。
それを郵送してくれた人物がここにいないので詳しいことはわからない。
Q2:
プルトニウムは福島の一台から検出されたのか?
A:
α核種を検出したというだけ。これはほぼウランかプルト。
γ線の分析から見ると一定量のウランが見られる。
現在詳細分析をしており、ウランとプルトの組成分析をしている。
我々は昨日会津若松で、携帯用のγスペクトロメーターを使って
土壌を検査した。結果濃縮ウラン、ウラン235のピークも二箇所で
見られている。
Q3:
今回福島にきた理由の一人に子供の集団疎開の原告のためがあると聞いた。
日本では年20mSvは安全だとして子供を外で運動させたりなんだりしているが
日本政府の行動をどう思う。
A:
政府ぱ犯罪的レベルの無責任さだ。
突然法律を瞬間的な判断によって変更することなどできるわけがない。
ヨーロッパではこんなことは許されない。
今後、子供の死者が多く出ることが予測される。
さらに言うならば、被曝量の基準は内部被曝を一切含んでいない。
もし内部被曝をきちんと考慮するのならば、
会津若松の人々も既に20ミリシーベルト以上被曝していると考えられる。
Q4:
チェルノブイリの疫学調査の結果、イングランド、ギリシャ、ドイツ、ベラルーシにおいて
妊婦の被曝量が増えた。
これらの論文を三回読んだがどうしても
・UKとドイツの場合1万人に補正した場合、白血病が1%しか増えていない。
ギリシャにおいては三倍という数字が出ているというが、
なぜなのかと考えている。
A:
あなたがそう思われるのは、恐らく線量を倍にすれば正比例して
被害も倍だと考えているからだろう。
しかし疫学からの証明を見れば、被曝量と被害の関係は
直線的正比例ではない。
線量が上がるとともに、線は上がり、一度下がり、再び上がる。
この理由は現在においてはかなりよく理解されている。
主な理由は、場所によって細胞の種類・密度が違うからだ。
線量が上がるとまずは敏感な細胞群が死滅する。
胎児の被曝量を上げて行くと、白血病の発生量があがる。
しかし、一定以上に被曝量が上がると胎児が死亡して流産となる。
白血病は減少したことになる。
チェルノブイリ後、ベラルーシではファンタスティックな出産率の激減があった。
現在においても、ベラルーシで生まれる4/5人の子供は病気だ。
これは福島の状況においても重要な要素だろう。
Q:ドイツTV
吸引による内部被曝ではなく、食品による内部被曝のリスクはどうか
A:
食品における重要な内部被曝は乳製品によるもの。
進化の過程によって消化系は腸内の無用物を排出する機能が高い。
しかし呼吸器系には一度吸引したものを排出するする機能が低く、
そのため、呼吸器系を介するダメージ効率は、
消化系被曝の被曝によるダメージ効率より高い。これは今計らせてすらいないが、飲食物の重要な被曝経路としては、
水のトリチウム(H3)、乳製品のストロンチウム90、ウラン、
そして魚介類。ことに海岸線近く、また海底の泥の近くで生息するもの。
Q:ナナオさん
ふくいちから今も毎時10億ベクレル放出されているとされているが、
この現状が健康に与える影響に関する見解を聞きたい。
A:
今あなたたちが目前にしてるのは、
想像を超えた大災害だ。
どうすればいいのか、誰もわからない。
簡単な答えなどない。
私は、これが世界史上最悪の災害になると思っている。
最初の瞬間から、私はそういうことを言ってきた。
なぜ笑っているのか自分でもよくわからない。
とにかく、早急に対策がとられねばならない。
これは日本だけの問題ではない。世界全体の問題だ。
そして高いレベルで、国連などで大きな権力と資金を使って
早急に大きな対策をとらねばならない。
IAEAのような機関が劇的な対策を採る必要があり、
またそれは早急に行われる必要があると考えている。
わたしはいくつか
核分裂が続行し、汚染が広がる。
そうして人々の死亡率が上がる。
現在、我々には何があるか見ることができない。
昨日会津若松に行ったが、全てはふつうだった。
木々は木々であり、犬が歩いていた。
だが、機器を持って行くと辺り中が放射性物質できらめき、
人々が目に見えない蛇に噛まれ続けていることがわかる。
Q:ライブドア
食べ物について。食物安全基準、ヨウ素131で2000Bq/Kg.
これらの基準についてどう思う。
A:
ヨウ素131は半減期が短いので、
食物はヨウ素が分裂しきるまで待てばよろしい。
しかしそれ以外の汚染に関しては、
ことに福島200キロ圏内には外からきれいな食物を輸入すること。
2,000Bq/Kgは高すぎる。本来ならば10、いや0Bq/Kgにすべき。
これならば確実に安全を保障できる。
Q:(bloomberg)
どれぐらいの子供や人々が避難すべきだと考えているのか。
A:
これはプラグマティックな、どうすべきかという質問だ。
まず、強制退避区域を決める。
それにはヘリとγカメラを使って濃度を検査した結果に
基づいて決めるべき。同心円ではなく。
ここは立ち入り禁止にし、警察が立ち入りを管理する。
避難しないで住むほどのところにおいては、
外からきれいな食物を与える必要があり、
また健康被害に関しても補償されるべきと考える。
彼らは暴力を受けているのと同じことだからだ。
Q:木野さん
ICRPの基準ではシーベルトを使っているが、
チェルノではBq/m2で避難基準を使っていた。
空間線量で基準を使うと不安定になる気がするが、
これらの違いはどういう意味か
A:
このシーベルトという被曝量が初めて使われたころ、
ベクレルと並列されて出されていた。
両者の間では容易に換算が可能。
1microSv/h = 300kBq/m2 (セシウム換算)
1.5microSv/h = 500kBq/m2というのが
国連の「放射能汚染区域」の定義。
マイクロシーベルトで測れば、
自然放射線と同様の扱いになる。
そこら中が汚染物質で満ちているというイメージにはならない。
おそらく単位を使ったのはそのため。
追加すると、スウェーデンのトンデル氏は
100kBq/m2ごとに癌の発生率が11%上がると言っている。
Q:おしどりさん
事故後北西に流れたプルームはほとんどI-131だったと言われているが
事故後光線量被曝した作業員はWBCの検査をした結果、ほとんど、
95%以上ヨウ素の被曝だったと言われている。
内部被曝を住民がマスクもせず50マイクロという線量下で露地野菜を食べ、
かなり被曝したと思われる。
もうヨウ素は半減期で消えてしまって過去の被曝量を調べられない。
過去の被曝量を推定する方法はあるのか。
A:
WBCは使えない。γ核種しか見ない。γ核種はあまり問題じゃない。
γ、β、α核種は一緒には移動しない。
だが場所によって核種のスペクトルは確認できるためある程度の推測はできる。
とはいえ核種のスペクトルをどの程度記録しているのかは知らない。
(木村さんがやってるようなヤツで、後にセシウムの被曝量と
空気中・土壌の汚染のスペクトルがあればある程度計算できるということ?)
さらに、WBCの利用は隠蔽の一端に利用されており、
科学のためではなく安心させるために使われているというのが
私の考えだ。
被曝量が小さかったから健康被害とは関係ない、と
後に言うための方策ではないか。
Q:かみでさん
今東京にいる少なくない人たちが政府は本当のことなど言ってない。
関東地方の食べ物は危険だ。2年3年とたっていったら東京で安全な食べ物など
本当はなくなるような状況なのに政府が隠していると思っている人が多い。
本当のところこれから日本はどうなっていくのか、博士の見解と助言を聞きたい。
A:
福島の放射能が東京にきていることは
自分ではかって確認したから間違いない。
東京の人口は多いので、健康被害は多くの人に出る。
今後10年であなたがたはそれを見ることになる。
人々は政府に対してすべての食物および環境における放射能のモニターをし、
ネット等でいつでも全ての人々に公開されるよう
圧力をかける必要があるだろう。
その情報に基づいてどう行動を取るかは個人の選択だ。
たとえば英国では、ほぼ全ての食物、環境媒体などの放射能は
毎年検査され、公開されている。1962年以来。
Q:
水のトリチウム(水素同位体)の検査をしていないという話。
どれぐらいの数値だとどういう被害が予想されるのか。
A:
ECRRはICRPから危険性を無視された重要な要素と考えている。
動物の発育障害を促すことを知られている。特に胎児。
DNAへのダメージ効率が高い。
だがβ線が低いため、被曝量ベースの計算をした場合
そのリスクは相当の過小評価につながる。
だが水を大量に使用している福島からは
大量のトリチウム発生が予測される。
また、トリチウムは集合する性質で知られている。
そうしてトリチウムの霧を発生させたりする。
それを吸引する恐れがある。水蒸気と同じなので体に吸収される。
に一連のバズビーさん関連録画があるはずです。
20年間の研究の結果いえることは
今回の線量による内部被曝は安全などではないということ。
吸収線量と内部被曝は違う。
(この辺聞き逃した)
ECRRのリスクモデルは2003年に内部被曝者の
疫学的調査に基づいて作られた。
原発の近隣地域に住む住民また60年代の
核実験の死の灰にさらされた人々の研究に基づいている。
その後の世界における癌の蔓延は、
これら放射性物質によるものだと考えられる。
このモデルは、チェルノブイリの研究によって実証された。
ことに2004年のスウェーデン北部における研究でさらに確認された。
我々が扱ってきたケースと現在の福島のケースは全く同じだ。
だから私は福島近隣に住む人々にとって
現在の線量は内部被曝的観点から見て脅威であり、
これらの核種からは高い人数の癌等が予想されるため
対策について助言するためにきた。
というのも現在の日本政府はICRPのリスクモデルを採用している。
これによると、毎時1マイクロというような低線量地域では安全だとしている。
しかし、被曝量が自然放射線量より高い場合、
それは周囲が放射性核種によって汚染されていることを意味する。
これに関して重要なニュースがある。
私は東京と福島の100キロ圏から送られた車のエアフィルターを研究している。
車も人間と同様に空気を吸うため、研究するには好材料だ。
車のフィルターにひっかかるものを分析した結果、
高い濃度のセシウム134、137その他を
福島、東京双方のエアフィルターから検出した。
そして特別なプラスチックのフィルムを使った結果、
エアフィルターの中に、α核種のホットパーティクルも発見された。
つまりプルトやウランだ。
しかし、このフィルターは、ガイガーカウンターを持って線量をはかっても
線量は低い。
というわけで私は毎時1マイクロ以上の汚染地域からは避難するよう提案する。
100キロ以上のエリアにおいても、空気中の汚染度は、
世界核実験のピーク時に(63年ごろに)汚染に比較して1000倍にもあたる。
我々は、もし現在の人口がそのままこれらの地域に留まった場合、
100キロ圏内で癌の発生率が<今後十年間で33%>*ほど上昇し、
10万人単位のがん患者が出ると思われる。
*ご指摘にしたがってもっぺん訂正(笑)
これらの情報はだいぶ前から存在していたのに、
政府がそれを無視して「安全だ」という無責任さは犯罪的である。
この他にも提案がある。
そのひとつは、健康被害調査を行う独立機関を設置し、
癌の発生率に結びつくデータを集め、証拠を残すことだ。
しかし時間がないので、このぐらいにして皆さんからの質問をお受けしたい。
Q1:
エアーフィルターからプルトとウランが検出したそうだがどこを走っていたのか?
(注・α核種というだけでプルトやウランという核種まではわかっていません)
A:
ひとつは千葉市と東京を100日間往復し続けた車。
セシウムと134と137が核実験ピーク時の300倍。
(空気中汚染は730ミリBq/m3、核実験ピーク時が2.4ミリBq/m3)
もうひとつは福島から100キロ圏外で100キロ
走った結果(四台分)ということしか知らない。
それを郵送してくれた人物がここにいないので詳しいことはわからない。
Q2:
プルトニウムは福島の一台から検出されたのか?
A:
α核種を検出したというだけ。これはほぼウランかプルト。
γ線の分析から見ると一定量のウランが見られる。
現在詳細分析をしており、ウランとプルトの組成分析をしている。
我々は昨日会津若松で、携帯用のγスペクトロメーターを使って
土壌を検査した。結果濃縮ウラン、ウラン235のピークも二箇所で
見られている。
Q3:
今回福島にきた理由の一人に子供の集団疎開の原告のためがあると聞いた。
日本では年20mSvは安全だとして子供を外で運動させたりなんだりしているが
日本政府の行動をどう思う。
A:
政府ぱ犯罪的レベルの無責任さだ。
突然法律を瞬間的な判断によって変更することなどできるわけがない。
ヨーロッパではこんなことは許されない。
今後、子供の死者が多く出ることが予測される。
さらに言うならば、被曝量の基準は内部被曝を一切含んでいない。
もし内部被曝をきちんと考慮するのならば、
会津若松の人々も既に20ミリシーベルト以上被曝していると考えられる。
Q4:
チェルノブイリの疫学調査の結果、イングランド、ギリシャ、ドイツ、ベラルーシにおいて
妊婦の被曝量が増えた。
これらの論文を三回読んだがどうしても
・UKとドイツの場合1万人に補正した場合、白血病が1%しか増えていない。
ギリシャにおいては三倍という数字が出ているというが、
なぜなのかと考えている。
A:
あなたがそう思われるのは、恐らく線量を倍にすれば正比例して
被害も倍だと考えているからだろう。
しかし疫学からの証明を見れば、被曝量と被害の関係は
直線的正比例ではない。
線量が上がるとともに、線は上がり、一度下がり、再び上がる。
この理由は現在においてはかなりよく理解されている。
主な理由は、場所によって細胞の種類・密度が違うからだ。
線量が上がるとまずは敏感な細胞群が死滅する。
胎児の被曝量を上げて行くと、白血病の発生量があがる。
しかし、一定以上に被曝量が上がると胎児が死亡して流産となる。
白血病は減少したことになる。
チェルノブイリ後、ベラルーシではファンタスティックな出産率の激減があった。
現在においても、ベラルーシで生まれる4/5人の子供は病気だ。
これは福島の状況においても重要な要素だろう。
Q:ドイツTV
吸引による内部被曝ではなく、食品による内部被曝のリスクはどうか
A:
食品における重要な内部被曝は乳製品によるもの。
進化の過程によって消化系は腸内の無用物を排出する機能が高い。
しかし呼吸器系には一度吸引したものを排出するする機能が低く、
そのため、呼吸器系を介するダメージ効率は、
消化系被曝の被曝によるダメージ効率より高い。これは今計らせてすらいないが、飲食物の重要な被曝経路としては、
水のトリチウム(H3)、乳製品のストロンチウム90、ウラン、
そして魚介類。ことに海岸線近く、また海底の泥の近くで生息するもの。
Q:ナナオさん
ふくいちから今も毎時10億ベクレル放出されているとされているが、
この現状が健康に与える影響に関する見解を聞きたい。
A:
今あなたたちが目前にしてるのは、
想像を超えた大災害だ。
どうすればいいのか、誰もわからない。
簡単な答えなどない。
私は、これが世界史上最悪の災害になると思っている。
最初の瞬間から、私はそういうことを言ってきた。
なぜ笑っているのか自分でもよくわからない。
とにかく、早急に対策がとられねばならない。
これは日本だけの問題ではない。世界全体の問題だ。
そして高いレベルで、国連などで大きな権力と資金を使って
早急に大きな対策をとらねばならない。
IAEAのような機関が劇的な対策を採る必要があり、
またそれは早急に行われる必要があると考えている。
わたしはいくつか
核分裂が続行し、汚染が広がる。
そうして人々の死亡率が上がる。
現在、我々には何があるか見ることができない。
昨日会津若松に行ったが、全てはふつうだった。
木々は木々であり、犬が歩いていた。
だが、機器を持って行くと辺り中が放射性物質できらめき、
人々が目に見えない蛇に噛まれ続けていることがわかる。
Q:ライブドア
食べ物について。食物安全基準、ヨウ素131で2000Bq/Kg.
これらの基準についてどう思う。
A:
ヨウ素131は半減期が短いので、
食物はヨウ素が分裂しきるまで待てばよろしい。
しかしそれ以外の汚染に関しては、
ことに福島200キロ圏内には外からきれいな食物を輸入すること。
2,000Bq/Kgは高すぎる。本来ならば10、いや0Bq/Kgにすべき。
これならば確実に安全を保障できる。
Q:(bloomberg)
どれぐらいの子供や人々が避難すべきだと考えているのか。
A:
これはプラグマティックな、どうすべきかという質問だ。
まず、強制退避区域を決める。
それにはヘリとγカメラを使って濃度を検査した結果に
基づいて決めるべき。同心円ではなく。
ここは立ち入り禁止にし、警察が立ち入りを管理する。
避難しないで住むほどのところにおいては、
外からきれいな食物を与える必要があり、
また健康被害に関しても補償されるべきと考える。
彼らは暴力を受けているのと同じことだからだ。
Q:木野さん
ICRPの基準ではシーベルトを使っているが、
チェルノではBq/m2で避難基準を使っていた。
空間線量で基準を使うと不安定になる気がするが、
これらの違いはどういう意味か
A:
このシーベルトという被曝量が初めて使われたころ、
ベクレルと並列されて出されていた。
両者の間では容易に換算が可能。
1microSv/h = 300kBq/m2 (セシウム換算)
1.5microSv/h = 500kBq/m2というのが
国連の「放射能汚染区域」の定義。
マイクロシーベルトで測れば、
自然放射線と同様の扱いになる。
そこら中が汚染物質で満ちているというイメージにはならない。
おそらく単位を使ったのはそのため。
追加すると、スウェーデンのトンデル氏は
100kBq/m2ごとに癌の発生率が11%上がると言っている。
Q:おしどりさん
事故後北西に流れたプルームはほとんどI-131だったと言われているが
事故後光線量被曝した作業員はWBCの検査をした結果、ほとんど、
95%以上ヨウ素の被曝だったと言われている。
内部被曝を住民がマスクもせず50マイクロという線量下で露地野菜を食べ、
かなり被曝したと思われる。
もうヨウ素は半減期で消えてしまって過去の被曝量を調べられない。
過去の被曝量を推定する方法はあるのか。
A:
WBCは使えない。γ核種しか見ない。γ核種はあまり問題じゃない。
γ、β、α核種は一緒には移動しない。
だが場所によって核種のスペクトルは確認できるためある程度の推測はできる。
とはいえ核種のスペクトルをどの程度記録しているのかは知らない。
(木村さんがやってるようなヤツで、後にセシウムの被曝量と
空気中・土壌の汚染のスペクトルがあればある程度計算できるということ?)
さらに、WBCの利用は隠蔽の一端に利用されており、
科学のためではなく安心させるために使われているというのが
私の考えだ。
被曝量が小さかったから健康被害とは関係ない、と
後に言うための方策ではないか。
Q:かみでさん
今東京にいる少なくない人たちが政府は本当のことなど言ってない。
関東地方の食べ物は危険だ。2年3年とたっていったら東京で安全な食べ物など
本当はなくなるような状況なのに政府が隠していると思っている人が多い。
本当のところこれから日本はどうなっていくのか、博士の見解と助言を聞きたい。
A:
福島の放射能が東京にきていることは
自分ではかって確認したから間違いない。
東京の人口は多いので、健康被害は多くの人に出る。
今後10年であなたがたはそれを見ることになる。
人々は政府に対してすべての食物および環境における放射能のモニターをし、
ネット等でいつでも全ての人々に公開されるよう
圧力をかける必要があるだろう。
その情報に基づいてどう行動を取るかは個人の選択だ。
たとえば英国では、ほぼ全ての食物、環境媒体などの放射能は
毎年検査され、公開されている。1962年以来。
Q:
水のトリチウム(水素同位体)の検査をしていないという話。
どれぐらいの数値だとどういう被害が予想されるのか。
A:
ECRRはICRPから危険性を無視された重要な要素と考えている。
動物の発育障害を促すことを知られている。特に胎児。
DNAへのダメージ効率が高い。
だがβ線が低いため、被曝量ベースの計算をした場合
そのリスクは相当の過小評価につながる。
だが水を大量に使用している福島からは
大量のトリチウム発生が予測される。
また、トリチウムは集合する性質で知られている。
そうしてトリチウムの霧を発生させたりする。
それを吸引する恐れがある。水蒸気と同じなので体に吸収される。
2011-08-01
ウォーターサーバーの落とし穴、トリチウム(放射能とアクアクララ、クリクラ)
【アクアクララやクリクラは、トリチウム検査を公表していない?】
家庭用のウォーターサーバー・宅配飲料水で1位と自称しているアクアクララとクリクラ。2011年8月1日現在、HPの測定結果を見てちょっと意外でした。放射能汚染の測定検査で、放射性ヨウ素と放射性セシウムの検査結果しか公表されていないからです。
週刊現代8月6日号(p.68~p.69)には、ECRRのクリス・バズビーさんからのメッセージが掲載されました。それによれば、福島原発事故では、大量の放射性トリチウムが漏れ出た可能性が高いことが指摘されています。
「おそらくここ(東京都内)の水道水にも(トリチウムが)入っているでしょう」
バズビーさんはそう警告しています。
放射性物質は、放射性ヨウ素と放射性セシウムだけではないのです。
【トリチウムの危険性】
トリチウムを摂取すると、内部被曝は通常の2倍。
そうトリチウムの危険性を指摘する研究者もいます。
京都大学の小出助教授も、トリチウムが存在し、水質汚染・放射能汚染を引き起こしている可能性を指摘しています。
・7月21日 海に流れでたトリチウムは雨になって戻ってくる 小出裕章(MBS) « 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
【トリチウムはRO逆浸透膜浄水器ではろ過できない可能性】
トリチウムとは3重水素。つまり水素です。水素ですので、酸化すると水(トリチウム水)になってしまいます。通常の水とトリチウム水は、特性がきわめて似通っていると言われます。もしそれが本当ならば、水とほとんど同じ大きさの放射性トリチウム水は、RO膜を通過してしまう可能性があります。そして、トリチウムの半減期は約12年なのです。いまだ専門家による見解は見当たらないのですが、ネット上では、RO水やRO浄水器への不安の声が、日に日に大きくなってきています。もちろん、西日本や、九州、北海道の飲料水からミネラルウォーターやRO水をつくっているのであれば、ほとんど問題にならないかもしれませんが。
(参考)
・三重水素 - Wikipedia
【トリチウムの検査結果の公表を】
ウォーターサーバー会社だけでなく、国や都道府県、水道局、飲料水販売会社は、トリチウムの検査も行い、結果を公表してほしいです。生活者の安全のためには、まずはきちんとした測定が行われ、詳細なデータが公表されることが前提条件であると思うからです。
【関連記事】
・放射能汚染マップとウォーターサーバー、逆浸透膜浄水器の評判・効果
家庭用のウォーターサーバー・宅配飲料水で1位と自称しているアクアクララとクリクラ。2011年8月1日現在、HPの測定結果を見てちょっと意外でした。放射能汚染の測定検査で、放射性ヨウ素と放射性セシウムの検査結果しか公表されていないからです。
週刊現代8月6日号(p.68~p.69)には、ECRRのクリス・バズビーさんからのメッセージが掲載されました。それによれば、福島原発事故では、大量の放射性トリチウムが漏れ出た可能性が高いことが指摘されています。
「おそらくここ(東京都内)の水道水にも(トリチウムが)入っているでしょう」
バズビーさんはそう警告しています。
放射性物質は、放射性ヨウ素と放射性セシウムだけではないのです。
【トリチウムの危険性】
トリチウムを摂取すると、内部被曝は通常の2倍。
そうトリチウムの危険性を指摘する研究者もいます。
京都大学の小出助教授も、トリチウムが存在し、水質汚染・放射能汚染を引き起こしている可能性を指摘しています。
・7月21日 海に流れでたトリチウムは雨になって戻ってくる 小出裕章(MBS) « 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
【トリチウムはRO逆浸透膜浄水器ではろ過できない可能性】
トリチウムとは3重水素。つまり水素です。水素ですので、酸化すると水(トリチウム水)になってしまいます。通常の水とトリチウム水は、特性がきわめて似通っていると言われます。もしそれが本当ならば、水とほとんど同じ大きさの放射性トリチウム水は、RO膜を通過してしまう可能性があります。そして、トリチウムの半減期は約12年なのです。いまだ専門家による見解は見当たらないのですが、ネット上では、RO水やRO浄水器への不安の声が、日に日に大きくなってきています。もちろん、西日本や、九州、北海道の飲料水からミネラルウォーターやRO水をつくっているのであれば、ほとんど問題にならないかもしれませんが。
(参考)
・三重水素 - Wikipedia
【トリチウムの検査結果の公表を】
ウォーターサーバー会社だけでなく、国や都道府県、水道局、飲料水販売会社は、トリチウムの検査も行い、結果を公表してほしいです。生活者の安全のためには、まずはきちんとした測定が行われ、詳細なデータが公表されることが前提条件であると思うからです。
【関連記事】
・放射能汚染マップとウォーターサーバー、逆浸透膜浄水器の評判・効果
2011-08-04
放射性 トリチウム の半減期と危険性、そしてRO逆浸透膜浄水器
【あなどれない放射性物質、トリチウム】
8月1日の記事でトリチウムの存在可能性と危険性について触れました。
・ウォーターサーバーの落とし穴、トリチウム(放射能とアクアクララ、クリクラ)
今回の記事では少しだけ補足をしておきたいと思います。
半減期ですが、12.32年。比較的長いです。
wikiによれば、日本国内で測定された最高値は、1991年の美浜原発の放射能漏れ事故の際、福井県美浜沖の海水で測定された490Bq/L。また、東海再処理施設の排水の影響により、茨城県東海沖で1990年190Bq/Lのトリチウムが海水から検出、とされています。通常の事故でこの量ですので、今回の福島原発事故においては、比較にならないほど大量の放射性トリチウムが漏れ出している危険があります。
(参考)
・三重水素 - Wikipedia
そして、前の記事でも触れたように、トリチウムは水として存在するために、RO水・逆浸透膜浄水器ではろ過できないのではないか、という意見が存在します。
【母乳をとおして子供に残留する危険】
ネット上では、次のようなレポートをするページがあります。トリチウムの危険性は、毎日新聞によって報道されています。
OBT(有機結合型トリチウム)が自由水型トリチウム(Free Water Tritium,FWT)に較べて大きな人体影響を与える理由は大きく分けて二つある。トリチウムになじみの少ない方のために整理してみよう。
第一に、OBTはFWTよりも長く体内にとどまる。すなわちOBTの生物的半減期はFWTより長い。出生後、乳離れの時(3週間後)まで、トリチウム水を投与された母マウスに育てられた仔マウスの体内では、特に脳にトリチウムが脂質成分として長く残る。この実験は、当時、核融合研究をめぐって、トリチウムの安全性が注目されている折でもあり、毎日新聞夕刊の一面に記事が掲載された。
今はなき、広島大学横路教授が、コメントをして下さった。トリチウムが脂質咸分に長く残ることはそれまでにもわかっていたのだが、母乳という食物連鎖を介して仔マウスの脳脂質に、移行することを初めて示した実験結果であった。
・トリチウム、水、そして環境(2)より。
まだまだわからないことが多いトリチウム。ですが、毒性のある放射性物質である可能性が高いです。そして、福島県周辺や関東地方では、身近に存在する確率が高いというのです。まずは速やかな測定が行われることが重要です。そののち、対処法を速やかに行う必要があるように感じます。
8月1日の記事でトリチウムの存在可能性と危険性について触れました。
・ウォーターサーバーの落とし穴、トリチウム(放射能とアクアクララ、クリクラ)
今回の記事では少しだけ補足をしておきたいと思います。
半減期ですが、12.32年。比較的長いです。
wikiによれば、日本国内で測定された最高値は、1991年の美浜原発の放射能漏れ事故の際、福井県美浜沖の海水で測定された490Bq/L。また、東海再処理施設の排水の影響により、茨城県東海沖で1990年190Bq/Lのトリチウムが海水から検出、とされています。通常の事故でこの量ですので、今回の福島原発事故においては、比較にならないほど大量の放射性トリチウムが漏れ出している危険があります。
(参考)
・三重水素 - Wikipedia
そして、前の記事でも触れたように、トリチウムは水として存在するために、RO水・逆浸透膜浄水器ではろ過できないのではないか、という意見が存在します。
【母乳をとおして子供に残留する危険】
ネット上では、次のようなレポートをするページがあります。トリチウムの危険性は、毎日新聞によって報道されています。
OBT(有機結合型トリチウム)が自由水型トリチウム(Free Water Tritium,FWT)に較べて大きな人体影響を与える理由は大きく分けて二つある。トリチウムになじみの少ない方のために整理してみよう。
第一に、OBTはFWTよりも長く体内にとどまる。すなわちOBTの生物的半減期はFWTより長い。出生後、乳離れの時(3週間後)まで、トリチウム水を投与された母マウスに育てられた仔マウスの体内では、特に脳にトリチウムが脂質成分として長く残る。この実験は、当時、核融合研究をめぐって、トリチウムの安全性が注目されている折でもあり、毎日新聞夕刊の一面に記事が掲載された。
今はなき、広島大学横路教授が、コメントをして下さった。トリチウムが脂質咸分に長く残ることはそれまでにもわかっていたのだが、母乳という食物連鎖を介して仔マウスの脳脂質に、移行することを初めて示した実験結果であった。
・トリチウム、水、そして環境(2)より。
まだまだわからないことが多いトリチウム。ですが、毒性のある放射性物質である可能性が高いです。そして、福島県周辺や関東地方では、身近に存在する確率が高いというのです。まずは速やかな測定が行われることが重要です。そののち、対処法を速やかに行う必要があるように感じます。
まず最初に、同等の量だった場合、影響については同じではありません。
色んな研究結果がありますが、検証されたものについて言えば、ストロンチウム(以下Srと記載)の方が生涯での人体影響については大きいと言うべきでしょう。
影響については、その放射性物質が存在する場所とその時間、その放射性物質が出す放射線のエネルギーが大きく関与します。
まず、場所ですが3Hについては全身に分布することになります。有機物中、水分、あらゆる所に存在することとなり、局所的に多くの放射性物質が集まる場所はほぼないため、人体への影響を考えると、かなり多くの量が必要となります。
Srについては骨に集まりやすいという研究結果があります。
カルシウムと化学的な性質が近く、同じような挙動をするため、同じ場所に集まる傾向があるようです。
こちらについては、骨髄への影響が心配される核種です。
また、そのエネルギーですが大きく違います。
3Hのベータ線は非常にエネルギーが弱く、Srのはるか下であり、その飛ぶ距離もかなり短いものです。
ただ、3Hについて懸念されている方の論文を見ますと、水として細胞内に取り込まれた場合、直接DNAに放射線が当たるため、危険度は高いといってらっしゃいます。
しかしながら、細胞の修復作用や排除作用などを考えると、影響が出るのは相当多い量の3Hが必要だと思われます。
今回の事故以後、放射線について色んな方が色んな発言をされ、それを気にされる方が多くいらっしゃいます。
ただ、必要な防護はありますが、必要以上に気にされると、かえってそれがストレスになりはしないかとも思います。
過度に気にされず、安らかにすごされることをお勧めしますよ。
なお、今回のご質問の件、水道水でもミネラルウォーターにも・・・蒸留水ですら3Hは含まれてます。
ですので、通常からもちろん体の中にも存在します。
ただ、尿や汗などで体から排泄されていくため、水の状態の3Hですと、10日間程度で体の中から半分は出て行きます。
つまり、溜め込むということはありません。
通常、人間が生きている限り、ある程度の量の3Hは体内に存在します。
普通に生活されている分には、もちろん原発の影響も気にされるでしょうけれど、福島第一原発の排水口のすぐそばの水をということであれば、お勧めは出来ませんが、普通の水道であれば、気にされずに普通に使われることをお勧めします。
長文になり、大変申し訳ありません。
ただ、放射線についてはナーバスな問題が多く、十分な説明が必要かと思い書かせていただきました。
情報が必要であれば、仰っていただければ、一応放射線に関わっている者ですので、また書かせていただきます。
それでは、失礼いたします。
投稿日時 - 2011-10-21 15:51:50
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