2011年11月6日日曜日

福島の母らにほっこり通信

避難先の情報を紹介 福島の母らにほっこり通信

京都への避難情報などを集めたフリーペーパーの第2弾について、編集メンバーと話し合う南さん(左)
京都への避難情報などを集めたフリーペーパーの第2弾について、編集メンバーと話し合う南さん(左)
 福島第1原発事故による放射線の不安を抱える被災地に向け、京都に住む母親たちが、京都での避難情報などを集めたフリーペーパー「ほっこり通信 from Kyoto」を作った。子育て中の被災者を意識し、一時避難の受け入れ先や子ども向けの催しを紹介している。「これから避難を考えている人がいれば力になりたい」と話している。
 茨城県出身の南見奈子さん(43)=京都市左京区=が原発事故を受け、「子どもを持つ親として何かしたい。避難先としての京都の情報を被災地に届けられないか」と発案した。知人の母親3人とともに編集を始めた。
 自治体の相談窓口や一時避難を受け入れている民間団体の活動をはじめ、実際に京都を訪れた際に親子で参加できる催しやグループの情報を紹介した。「不安や迷いはありましたが、京都の方々に支えられて過ごしています。娘もたくさん友達ができました」など、福島から避難している母親のメッセージも添えた。冊子はB5判で8ページ。2600部作製し、福島市の「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」に送った。
 南さんは「避難を考えている人は見知らぬ避難先での孤立を恐れている。避難先でどんな取り組みが行われているか分かれば、安心してもらえるはず。被災地と支援者を結びつける役割を続けていきたい」と意気込み、第2弾の発行準備を進めている。問い合わせは南さんのメールa.plus.mina2@gmail.com。京都のお母さんから~福島のお母さんへ  ほっこり通信
http://ameblo.jp/ima29/entry-10965014972.html

0 件のコメント:

読書会に爆破予告? 多様性をめぐり分断深まるアメリカの今 2023年6月27日 LGBTQ アメリカ

  読書会に爆破予告? 多様性をめぐり分断深まるアメリカの今 アメリカ各地で広がっている、ある読書会。 子どもたちに多様性への理解を深めてもらいたい。そんな思いから始まりました。 しかし今、こうした読書会が爆破予告や反対デモで、中止に追い込まれる事態が相次いでいるといいます。 い...