被曝リスク計算プログラム:何Bqなら食べますか?

膵臓がんサバイバーへの挑戦さんのブログより

Excelによる「被曝リスク計算」Ver 1.0:使用方法
ダウンロードしますと、上記のようにエクセルへ表示されます。↑

このVBAマクロを作成した目的:
3.11以後は放射能で汚染されていない食物を食べることは不可能です。少ない被曝線量でもそれなりのリスクがあるとすれば、私たち一人ひとりが「自分ならどこまで許容できるか」を決定しなければなりません。そのためには、入力が簡単で、ICRPとECRRのリスク比較ができることが望ましいでしょう。
放射線による影響を計算するためには、たくさんの仮定を設けなければなりません。測定器にも校正誤差・エネルギー依存性・線量率依存性など種々の誤差があります。JISでは20%までの誤差を認めているくらいです。食べる食事量も人それぞれです。年齢・性別で異なります。ですから、計算結果の細かな数字を気にすることには意味がありません。せいぜい「何桁違うか」という程度の受け止め方がベターです。本来放射線やその影響を計算するとは、そうしたものだからです。

とは言っても、内部のマクロによる計算は厳密におこなっています。1年間の被曝線量も、核種毎に減衰を考慮するために、指数関数を定積分して1日単位で減衰後の放射能値を計算しています。使用した実効線量係数などはそれぞれICRP、ECRRの原典に当たって確認しています。
特徴:
  • 内部被曝と外部被曝を足して評価
  • ストロンチウム90による預託実効線量とリスクを評価
  • ICRPとECRRのモデルによるリスクを比較できる
  • 最低限の入力項目で計算が可能
  • 食品の平均Bq数でここまでなら許容できる汚染度を計算(「計算」シート)
  • 特定の一品だけの評価も可能(「一品」シートを使う)
使用方法:
ExcelのVBAマクロを使っているので、Excelの設定で「マクロを有効」にする必要があります。Excel2010では「セキュリティの警告 マクロが無効にされました。」と表示が出たら、「コンテンツの有効化」をクリックします。97~2007ではこちらのサイトをご覧ください。
入力:
入力するのは、水色に色づけした10このセルです。これらのセル以外はマウスで選択ができません。計算結果は、黄色のセルに表示されます。
計算基準日:この日から1年間の被曝線量を計算します。初期値は今日の日付になっています。
年齢:あなた又はお子さんの年齢です。
性別:プルダウンメニューになっているので選択します。
●外部被曝
Ws0036_2文部科学省放射線量等分布マップ」のデータを使います。「電子国土版」に入り、地域別のチェックマークを選択「茨城県測定(平成23年8月2日)など」。セシウム134、137のそれぞれで居住地付近の沈着量(kBq/㎡)を見ます。国土版は拡大表示ができるので、居住地付近を拡大して調べます。
それぞれの沈着量はkBq/㎡で表示されているので、Excelのセルには「300k-600k」とあれば「600」と範囲の最大値を入力します。この方が安全側です。理由はあればその中間の値を入力することもOKです。
「補正日」セルには「()内の日付時点に換算」された日付、「茨城県測定(平成23年8月2日)」の地図を選んだ場合ならプルダウンメニューから「H23.8.2」を選びます。
空間線量率のデータはセシウム134と137の合計ですから、このプログラムでは使いません。
「屋外にいた時間」の平均と「建物遮蔽係数」を入力します。「建物遮蔽係数」は表E4を参照してください。ただし、ドアや窓の開閉によって室内が汚染されていることも考えられます。遮蔽係数は0.5としておくのが安全側でしょう。
セシウム塵の再浮遊に伴う吸入による預託実効線量を含んだ実効線量が計算されて表示されます。外部被曝についてはICRPとECRRでは意見の不一致はほとんどなく、実効線量係数がわずかに違うだけですので、ICRPモデルによる実効線量を計算しています。
●内部被曝
あなたが許容できる稼働か知りたい食品の汚染度(Bq/kg)と飲料水の汚染度を入力します。1日の食品と飲料水の摂取量は年齢と性別を判断して自動表示されます。
計算結果は、ICRPモデルとECRRモデル別に、Sr-89、Sr-90、Cs-134、Cs-137の核種毎に計算表示されます。
ECRRモデルではSr-90の寄与分がずいぶん大きいことに気付くでしょう。ICRPモデルではSr-90のベータ線による危険性を過小評価しているのです。(どちらが正しいとも決着はついていませんが、私はECRRモデルを支持します。)
●リスク計算
外部被曝と内部被曝の合計による発病リスクを、10万人当りの人数として計算表示しています。参照したリスク係数は右の図に表示しています。計算基準日から1年間の被曝による、今後50年(子どもの場合は70歳まで)での預託実効線量です。ただし生物学的半減期を考慮すれば、数年内に被曝のほとんどを受けることになります。当然ながら来年、再来年と食物からの被曝が続きますから、毎年このリスクが累積され、加算されることになります。リスクを10倍にして、10年内にその人数の発症が予想されると考えても大きな違いはないと思われます。
思い違いやミスがあるかもしれません。お気付の際にはコメントをお願いします。計算式の書き換えを防ぐために、シートには「保護」をかけてありますが、パスワードは設定していません。簡単に保護を解除して計算式やマクロを検証することができます。
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