米国・スリーマイル島原子力発電所や旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所における事故もあり、主要国をはじめとしてしばらくの間、原子力発電所建設を見送り・凍結していました。しかし近年、各国ともエネルギー安定供給や地球温暖化対策のために原子力発電を見直しています。アメリカも30年ぶりに原発新設を決定、「脱原発」を掲げていたドイツでも政策を転換し、2020年までに国内の原子力発電所を全廃する予定でしたが、12年間延長することを決定しました。
一方、全世界の成長エンジンである中国やインドなどを筆頭に東南アジアや中東・アフリカといった地域で、増加する電力需要に対応するために原子力の設備容量増強が計画され、全世界レベルでは今後15年間で約2.5倍まで拡大すると予想されています(図1参照)。
日本政府もこの絶好の機会を逃すまいと、原子力発電や鉄道・水道などのインフラ分野の民間企業の取り組みを支援し、国家横断的かつ政治主導で機動的な判断を行うため、パッケージ型インフラ海外展開関係大臣会を開催し、民間企業を支援しています(下記URL参照)。
参考
- パッケージ型インフラ海外展開関係大臣会合(首相官邸のWebサイト内)
原子力発電ビジネスではプレーヤーは図2に示したようにほぼ固まっています。
記憶に残っている方もいるかと思いますが、2006年に東芝は米ウェスチングハウスを約6200億円で買収することを発表しました。これにより原子力発電ビジネスでは、東芝・ウェスチングハウス連合(東芝・WH連合)、日立・GE連合、三菱重工業・アレヴァ連合といったそれぞれの日米欧企業連合が形成されました(アレヴァはFramatomeが母体となり、2001年にシーメンスの原子力部門と事業統合し、2006年に現在の社名となっています)。
参考
- 世界の主要な原子力プラントメーカーの変遷(4ページ目)
日米欧の先進国市場では東芝・WH連合、日立・GE連合、三菱重工業・アレヴァ連合によって市場を寡占化している状況ですが、図1に示した国・地域のうちインドや東南アジアではロシア勢や韓国勢が積極的に参入してきており、受注競争が激化しています。
今回は図2に示したプレーヤーのうち、ロシアのロスアトムを除いた企業および企業連合の動向について分析したいと思います。
日本に次ぐ世界第2位の原子力関連出願大国・中国
図3に原子力発電関連特許(中国では実用新案も含めます)のワールドワイドマップを示しました。各国の件数推移と今回の対象企業別の累積件数分布を示しています。
原子力発電関連特許では日本の出願規模が最も大きかったのですが、ここ10年間で減少の一途をたどっています。米国・欧州では顕著な増加・減少傾向は見られず、出願件数は比較的落ち着いています。
原発を今後急激に増加させていく予定の新興国を見ると、中国を除いてそれほど大きな件数の増減は見られません。中国だけでは2006年ごろから急激に件数が増加し始め、直近2010年では313件となっています。これは米国・欧州を上回る件数であり、日本に次いで2位の原子力関連特許出願規模を誇っています。
企業別に各国への出願状況を見てみると、アレヴァ(および後に事業統合するシーメンス)は日米欧だけにとどまらず、ロシア・南アフリカ・中国などで存在感を示していることが分かります。日本企業の中では三菱重工業がアレヴァ同様、新興国への出願も行っています。
新興国において存在感のあるアレヴァ
次に企業連合別に各国での4連合別シェアを図4に示しました。
上述したとおり、ロシア・南アフリカ・インド・中国では、三菱重工業・アレヴァ連合が出願件数面では優勢に立っています。図3からも読み取れるように、ロシアへは事業統合前のシーメンスが積極的に出願し、南アフリカへはアレヴァの前身であるFramatomeで集中的に出願を行っています。
先進国市場への切り込みが難しい韓国企業連合ですが、特許出願面からも日本・米国へはほとんど特許出願を行っていないことが分かります。件数シェアとして一定の存在感を示しているのは中国・ロシアなど一部に限られています。
政府による積極的な取り組みが必要
特許出願面だけ見ると日米欧の各企業連合が原発新規導入国に対し、(図1に掲載した地域・国のすべてについて分析を行ったわけではありませんが)インフラ獲得競争を非常に優位に進められそうだと考えられます。
しかし、実際のところ2009年アラブ首長国連邦(UAE)の原子力発電事業は韓国企業連合が受注、ベトナムの原発第1期工事はロシア・ロスアトムが受注、と日米欧企業連合は苦戦を強いられています。
図5に2国間原子力協定締結状況を示しました。こちらの表を見ると、日本は原子力発電の新規導入国に対して1カ国も発行している原子力協定がありません。一方、米国はインドや東南アジア諸国ときっちりと原子力協定を締結しています。
今回取り上げた原子力発電の場合、各国の政治とも密接に関連してきます。当然、技術力とその裏付けとなる知財力が前提にあることはいうまでもありませんが、技術力・知財力だけがあってもインフラ獲得競争に勝つことはできません。
日本企業が長年培ってきた原子力技術を世界各国へ展開し生かすためにも、まずは政府が原子力協定締結を積極的に推進することを望みます。
備考
本稿では、下記の分析条件で各社の動向を考察しました。特許データベースの使い方が分かれば、下記の条件検索パラメータを活用してご自身でも確認できます。調査方法は連載記事「自社事業を強化する! 知財マネジメントの基礎知識」で解説していますので、こちらも参照ください。
項目 | 分類 | 内容 |
---|---|---|
データベース | 日本・米国 | Patent Integration |
EP | DEPATIS | |
ブラジル・ロシア | esp@cenet | |
インド | インド特許庁データベースIPRIS | |
南アフリカ | WIPO Patent Scope | |
中国 | Soopat | |
分析条件 | 下記のIPC(国際特許分類)を含む特許(中国は実用新案を含む) | |
G21C | 原子炉 | |
G21D | 原子力プラント | |
企業名について | アレヴァ | AREVA、Framatomeを含むが、シーメンスは含めていない。ただし「三菱・アレヴァ連合」にはシーメンスも含めた |
フランス原子力マフィアの脅し
今日、2011年9月22日付のフランスの新聞、ル・フィガロの記事2つ。
① La sortie du nucléaire coûterait 750 milliards = 「脱原発に掛かる費用 750,000,000,000ユーロ」
② «Sans le nucléaire, la facture énergétique de la France exploserait» = 「原発無しだと、フランスのエネルギー費用(請求書)は爆発的に上がるだろう」
というもの。
①の記事では、ドイツが脱原発を決断して、原発エネルギーから身を引きだしている中、フランスは、どうすんのか?っていう問題、そして、次期選挙においても、この「原発問題」が注目され、非常に「敏感」な話題で、各政治家達も、自分達の「原発感」が国民からも注目をされていることを意識していることが、ヒシヒシと感じられる状況だと伝わってくる。
フランス原子力庁のボス、ベルナール・ビゴ(Bernard Bigot)氏は、具体的な数値を発表していないものの、ドイツの状況と比較し、いろいろ含めて計算して、フランスが脱原発するには、最低でも、750,000,000,000ユーロは掛かるだろうって言ってるわけ。
試しに、750,000,000,000ユーロを、バンッてグーグルにブチ込んでみたら、日本円で、76.9453769 兆円って出てきた、ま、約77兆円よね。
で、フィガロ紙の記事には、「実際には、費用はもっとかさむだろう、何と言っても、フランスは隣圏の国々に比べると、3倍も原子力エネルギーに頼っているんだから。」っとある。
そして、この記事の終わりには、こんな事が書かれてある。
つまり、これらの人々の「職」、これらの「経済」が、「脱原発」すると、揺れに揺れて、ドえらい影響が出るよって分けか?
● 原発関連職の人々 = 12万5000人 (産業職の4%)
● 原発で直に、もしくは間接的に働く人々 = 41万人
● 450企業が原発専門企業 = 12,300,000,000ユーロ = 国内総生産の0.71%
②の記事(インタビュー)は、もう出だしから、あはは、「あ、この顔よぉぉおおおお覚えとるぞぉぉおおおおっ!!!! おまえええええええええっ!!!!」っと、思いながら読んだよ。
え?誰?
①の記事にも名前が出てきた、フランス原子力庁のボス、ベルナール・ビゴ(Bernard Bigot)氏だよ、はい、これがフィガロ紙に載ってる写真ね。
ビゴ氏は、ドイツが脱原発宣言して、いよいよ電機・金融大手シーメンスからも、具体的に「チュース」(ドイツ語で、別れ際に、「じゃぁあね、ばいばぁあい☆」って感じで使われる。)されて、「とても残念で、悔やまれる。」って言ってる。
ドイツの脱原発費用は、とりあえず250,000,000,000ユーロ(25から26兆円)が見込まれていて、このビゴ氏は、ハッキリとした言及は避けるものの、同じくフランスが「脱原発」をすることになった場合は、もっともっと大きな費用が掛かるだろうと言ってる。
ビゴ氏によると、「2003年、フランスが原発エネルギー輸入した(外から買った)のは、23,000,000,000ユーロ分 = 輸出収入の10%にあたり、2010年には、それが、48,000,000,000ユーロ分 = 輸出収入の25%にあたる。今年は、60,000,000,000ユーロ分になるだろうと、見込まれている。」、「原発なしでは、電力の請求書は、過去にない程の爆発的な数値になる。」っと言ってる。
そして、こんな提案をしていると発表している。「原子力エネルギー庁は、この5年内に、予算を2倍にし、300,000,000,000ユーロを投資し、1800人の職員を上乗せする。」・・・だとさ。
また、フランス政府は、原子力エネルギー庁に、「原発エネルギー」と同じように、「持続可能なエネルギー」にも力を入れていくように要請をされているのだとか。
ビゴ氏は、こんな事も言ってる。
「石油の値段は高い。」 = 石油のない貧しい国には、非常に高つくエネルギーだ。
「石油の値段は、変化が激しい。」
「環境のためには原発が必要。」 = CO2問題など。
「福島原発事故後、どこもかしこも原発のある国々は、安全テストを行っている、その原発安全性を確保するために動いている、安全性が確保されれば原発は推進続行される。」
フィガロ紙の 「最近出されたストレステストの結果によると、殆ど全ての原発は『安全』だということですか?」の質問への答え。
「2点について言える事があります。① まず、原発の設置状況は、殆どの原発において安全が確保されているでしょう。② しかし、例えば原発作業員、労働者が、どのように組織されているか、また国民の意見などを聞くという点に関しては、見直しが必要だと思われます。」
最後に、「日本の原発事故処理の場合には、時間のロスがありました。事故直後に、毎時100立方メートル、つまり、消防車が要する4分の1の水が送り込まれ、冷却作業が行われていれば、空間への放射能放出が避けられたとはず。」っとも言ってる。
先日、「御用学者フランス編」で書いた、ブルノー・テートレ(Bruno Tertrais)氏って人と同じく、この、ベルナール・ビゴ氏の名前は、あたしの大好きな、らくがき帳に汚ったねぇ字でデカく書いてる。
それは、「原発 : 廃棄物 – 原子力の悪夢」(2009年) というドキュメンタリー映画の最後、一番纏めに入る段階、1時間31分過ぎから登場するんだよね、このビゴ氏を見て、「なんだコノ、人間の姿をした悪魔めええええええっ!!!!」、「うんわ、死神ってコンナ顔?」って思った瞬間だった。
で、もぉ、これまた驚くような光を眼から放って、スゲぇ顔で、「安全」、「確実」、「信頼」、「信用」・・・云々かんぬんと、話しておる姿が、あたしの体温をスゲぇえええええ勢いで奪っていったから。
「あんなに大きな大聖堂だって、壊して灰にするために、大勢の人間が力をあわせて造るわけではないでしょ?」、「科学や政府のいう事が信用できない、信頼できない、信頼できないっと言うのでは、何も出来ないないでしょ?」っと、こう眼をギラギラぁさせて言ってらっしゃるんだよね。
興味あったら、是非、見に行ってくだされ。→ 廃棄物 – 原子力の悪夢 – Déchets : Le cauchemar du nucléaire
じゃぁぁああああねっ☆
追記
日本語に吹き替えされてる映像あったので、ここで見てみてぇぇえええっ、ベルナール・ビゴ氏の顔と発言!!
6分過ぎからぁ。
① La sortie du nucléaire coûterait 750 milliards = 「脱原発に掛かる費用 750,000,000,000ユーロ」
② «Sans le nucléaire, la facture énergétique de la France exploserait» = 「原発無しだと、フランスのエネルギー費用(請求書)は爆発的に上がるだろう」
というもの。
①の記事では、ドイツが脱原発を決断して、原発エネルギーから身を引きだしている中、フランスは、どうすんのか?っていう問題、そして、次期選挙においても、この「原発問題」が注目され、非常に「敏感」な話題で、各政治家達も、自分達の「原発感」が国民からも注目をされていることを意識していることが、ヒシヒシと感じられる状況だと伝わってくる。
フランス原子力庁のボス、ベルナール・ビゴ(Bernard Bigot)氏は、具体的な数値を発表していないものの、ドイツの状況と比較し、いろいろ含めて計算して、フランスが脱原発するには、最低でも、750,000,000,000ユーロは掛かるだろうって言ってるわけ。
試しに、750,000,000,000ユーロを、バンッてグーグルにブチ込んでみたら、日本円で、76.9453769 兆円って出てきた、ま、約77兆円よね。
で、フィガロ紙の記事には、「実際には、費用はもっとかさむだろう、何と言っても、フランスは隣圏の国々に比べると、3倍も原子力エネルギーに頼っているんだから。」っとある。
そして、この記事の終わりには、こんな事が書かれてある。
つまり、これらの人々の「職」、これらの「経済」が、「脱原発」すると、揺れに揺れて、ドえらい影響が出るよって分けか?
● 原発関連職の人々 = 12万5000人 (産業職の4%)
● 原発で直に、もしくは間接的に働く人々 = 41万人
● 450企業が原発専門企業 = 12,300,000,000ユーロ = 国内総生産の0.71%
②の記事(インタビュー)は、もう出だしから、あはは、「あ、この顔よぉぉおおおお覚えとるぞぉぉおおおおっ!!!! おまえええええええええっ!!!!」っと、思いながら読んだよ。
え?誰?
①の記事にも名前が出てきた、フランス原子力庁のボス、ベルナール・ビゴ(Bernard Bigot)氏だよ、はい、これがフィガロ紙に載ってる写真ね。
ビゴ氏は、ドイツが脱原発宣言して、いよいよ電機・金融大手シーメンスからも、具体的に「チュース」(ドイツ語で、別れ際に、「じゃぁあね、ばいばぁあい☆」って感じで使われる。)されて、「とても残念で、悔やまれる。」って言ってる。
ドイツの脱原発費用は、とりあえず250,000,000,000ユーロ(25から26兆円)が見込まれていて、このビゴ氏は、ハッキリとした言及は避けるものの、同じくフランスが「脱原発」をすることになった場合は、もっともっと大きな費用が掛かるだろうと言ってる。
ビゴ氏によると、「2003年、フランスが原発エネルギー輸入した(外から買った)のは、23,000,000,000ユーロ分 = 輸出収入の10%にあたり、2010年には、それが、48,000,000,000ユーロ分 = 輸出収入の25%にあたる。今年は、60,000,000,000ユーロ分になるだろうと、見込まれている。」、「原発なしでは、電力の請求書は、過去にない程の爆発的な数値になる。」っと言ってる。
そして、こんな提案をしていると発表している。「原子力エネルギー庁は、この5年内に、予算を2倍にし、300,000,000,000ユーロを投資し、1800人の職員を上乗せする。」・・・だとさ。
また、フランス政府は、原子力エネルギー庁に、「原発エネルギー」と同じように、「持続可能なエネルギー」にも力を入れていくように要請をされているのだとか。
ビゴ氏は、こんな事も言ってる。
「石油の値段は高い。」 = 石油のない貧しい国には、非常に高つくエネルギーだ。
「石油の値段は、変化が激しい。」
「環境のためには原発が必要。」 = CO2問題など。
「福島原発事故後、どこもかしこも原発のある国々は、安全テストを行っている、その原発安全性を確保するために動いている、安全性が確保されれば原発は推進続行される。」
フィガロ紙の 「最近出されたストレステストの結果によると、殆ど全ての原発は『安全』だということですか?」の質問への答え。
「2点について言える事があります。① まず、原発の設置状況は、殆どの原発において安全が確保されているでしょう。② しかし、例えば原発作業員、労働者が、どのように組織されているか、また国民の意見などを聞くという点に関しては、見直しが必要だと思われます。」
最後に、「日本の原発事故処理の場合には、時間のロスがありました。事故直後に、毎時100立方メートル、つまり、消防車が要する4分の1の水が送り込まれ、冷却作業が行われていれば、空間への放射能放出が避けられたとはず。」っとも言ってる。
先日、「御用学者フランス編」で書いた、ブルノー・テートレ(Bruno Tertrais)氏って人と同じく、この、ベルナール・ビゴ氏の名前は、あたしの大好きな、らくがき帳に汚ったねぇ字でデカく書いてる。
それは、「原発 : 廃棄物 – 原子力の悪夢」(2009年) というドキュメンタリー映画の最後、一番纏めに入る段階、1時間31分過ぎから登場するんだよね、このビゴ氏を見て、「なんだコノ、人間の姿をした悪魔めええええええっ!!!!」、「うんわ、死神ってコンナ顔?」って思った瞬間だった。
で、もぉ、これまた驚くような光を眼から放って、スゲぇ顔で、「安全」、「確実」、「信頼」、「信用」・・・云々かんぬんと、話しておる姿が、あたしの体温をスゲぇえええええ勢いで奪っていったから。
「あんなに大きな大聖堂だって、壊して灰にするために、大勢の人間が力をあわせて造るわけではないでしょ?」、「科学や政府のいう事が信用できない、信頼できない、信頼できないっと言うのでは、何も出来ないないでしょ?」っと、こう眼をギラギラぁさせて言ってらっしゃるんだよね。
興味あったら、是非、見に行ってくだされ。→ 廃棄物 – 原子力の悪夢 – Déchets : Le cauchemar du nucléaire
じゃぁぁああああねっ☆
追記
日本語に吹き替えされてる映像あったので、ここで見てみてぇぇえええっ、ベルナール・ビゴ氏の顔と発言!!
6分過ぎからぁ。
カレイドスコープさんのブログより
県民健康管理調査検討委員会は、間もなく200万の県民を対象に、放射線被曝の検査を実施します。
その検査は血液検査を行わず、単なるエコー検査だけなので、ガンの予防や早期発見にはつながらないものなのです。
そもそも、県民健康管理調査検討委員会の要綱に、
「被曝実態に関する調査はするが、治療はしない」と明記しているのですから、
200万人を総なめする一次検査は簡単なものになるでしょう。
はっきり言えば、どれくらいの確率でガンになったり、
内蔵の機能障害、脳神経障害になるのか、
ということを知りたいだけだ、ということです。
本調査に先がけて、
すでに飯館村や川俣町のような特に著しく線量が高い地域の住民を対象にした
尿検査(先行調査)をやって結果が出たのですが、
予想したとおり、「問題なし」。
ここでも
原発推進新聞の産経(フジテレビと同じメディア・グループ)がプロパガンダを張っています。
この先行調査の
尿検査のND値は13ベクレル/リットルに設定されているので、
ほとんどの住民は「不検出」となってしまうのです。つまり「問題なし」。
もうザルの目が粗すぎて、果たして検査を受けて「不検出」でも喜べません。
こちらに詳しい→尿からセシウムが検出された子供たちのその後
ストレートに書きましょうか。
実質、陰でこの調査を進めている「日本のABCC」=放射線影響研究所の目的は、
ガンなどの放射線による障害が発症する人々をたくさん見つけることなのです。
だから、ND値を高くして、「問題なし」の人々をたくさん出して、ガンになるのを待っているのです。
そして、そうした人たちに対して、
さまざまな製薬メーカー(ほとんどがユダヤ資本のはず)が開発した新薬を投与したり、
放射線治療をしたり、それを他の医療機関に割り振っていき、
そこからも情報を吸い上げるのです。
福島県の人たちはカルテを握られて、
福島県から他の県に、よほど決心しないと移転ができないようになってしまいます。
その後は…、恐ろしいので書くことを控えたいと思います。
藍原氏は、
「県民の協力が欲しいなら、オープンな開かれた場で会議などを行い、
住民も参加できるようにすべきだ」と言っています。
その通りですが、それは常識が通用する場合に限ってのことで、
国際原子力マフィアにはそんな話は通用しません。
考えているほど生易しい連中ではないと思います。
(管理人:
9月10日の日付で、住民たちから公開質問状が出ています。
この国際会議の前日ですから、
情報はオープンにされていなかったのでしょう。
直前まで出席者の面々については知らされなかった。
「開催される会議の出席者のなかに、
低線量被ばくの健康への影響は
国際放射線防護委員会の評価よりも大きいと報告する研究者たちの参加が見受けられません。
国際専門家会議として、放射線被ばくによる健康への影響を検討するならば、
異なる見解を持つ専門家、研究者同士が議論してこそ意味があるものです。
そうした研究者を排除して行われる理由をお答えください」。
このようにいくつかの質問を書面でぶつけています。
出席者は、
すべてIAEAの原発推進側、
ICRPのリスクモデルを採用している人たち、
つまり内部被爆をないことにしている人たちです。
ECRR(欧州放射線リスク委員会)や、
ドイツ放射線防護委員会のような内部被爆を重視する団体は、ひとつも入っていないのです。
これでは国際会議とは名ばかりで、その実、「国際原子力ムラの集会」に過ぎません)
彼らは、まるでスッポンのように一生、くっついて離れないでしょう。
しかし、治療はしないし、有効な治療ができるよう医療機関に情報も出さないはずです。
この会場に集まった国際原子力マフィアたちは、
放射線被曝の検査情報を独占することによって、
世界の原子力に対する支配力をさらに強化しようとしているのです。
この点は、藍原氏はとても甘く見ています。
神保氏が、ヒントを出して藍原氏の取材活動のベクトルを引き出そうとしているのですが残念です。
もっと深層部分を抉り出すような取材を期待しましょう。
それを全国、世界にネットを通じて配信していかなければ、
彼らの狂った暴走にブレーキをかけることはできません。
反原発の学者たちは、全国に散って囲炉裏端放言をやっているのですが、
この福島で行われようとしている人体実験には関心がないのでしょうか。
一番重大なことなのに、このことには触れないのです。
子供を救わなければならないと年中言っておきながら、
福島児童が人体実験されていることに
烈火のごとく抗議して当然なのに、
遠くから聞こえるか聞こえないか、
か細い声で吼えているだけです。
どうも、彼らは、どこかおかしい。
そして、日本のテレビ、新聞もこのことに何も触れない。
彼らは、まったく役に立ちません。
こうした人たちも、結局は“子殺し”の仲間なのです。
まさか、彼らは、
国際原子力ムラの初代村長の誕生を
待ちわびているのでしょうか。
その人の名前は佐藤雄平といいます。
飛ばないはずの プルトニウムの排泄の新薬開発を厚労省が地震当日の3/11に 日本メジフィジックスに 依頼
2010年11月4日
日本メジフィジックス
日本メジフィジックス株式会社
放射性セシウム体内除去剤
「ラディオガルダーゼ®カプセル500mg」承認取得のお知らせ
~体内汚染の軽減を効能・効果とする国際的標準薬剤の国内初導入~
http://www.nmp.co.jp/member/note/main247.html
~体内汚染の軽減を効能・効果とする国際的標準薬剤の国内初導入~
http://www.nmp.co.jp/member/note/main247.html
震災の4カ月前に国内初導入
厚労省が地震当日の3/11に
日本メジフィジックス(株)という会社に
放射性物質(プルトニウム)排泄の新薬開発を依頼しています。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/05/s0521-5.html
日本メジフィジックス(株)という会社に
放射性物質(プルトニウム)排泄の新薬開発を依頼しています。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/05/s0521-5.html
放射能汚染された食品のウランやプルトニウム許容量まで設定
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
ヨウ素剤は配らないけれど、
こういう新薬の手配が異様に早かったのは何故でしょうか・・。
こういう新薬の手配が異様に早かったのは何故でしょうか・・。
Commented by 読者 at 2011-03-28 08:46
http://satehate.exblog.jp/16105321/
プルトニウム関連
医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議での検討結果を受けて
http://satehate.exblog.jp/16105321/
プルトニウム関連
医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議での検討結果を受けて
開発企業の募集又は開発要請を行った医薬品のリスト
日本メジフィジックス
放射性セシウム体内除去剤を無償提供 日刊薬業 2011年3月14日
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/kigyo/article/1226555571525.html?pageKind=outline
放射性セシウム体内除去剤を緊急輸入
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/kigyo/article/1226555571525.html?pageKind=outline
放射性セシウム体内除去剤を緊急輸入
年間広告費300億円「東京電力」がスポンサーになっているテレビ番組
2011.04の記事
年間広告費300億円の「東京電力」がスポンサーになっているテレビ番組
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TEPCO天気情報(テレビ東京)
ザ・サイエンス(東京MXテレビ)
所さんの目がテン!(日本テレビ、山梨放送、静岡第一テレビ)
★東北電力と共同でスポンサーになっている主な番組
青森県
Eメッセージ(青森放送テレビ、ただし提供クレジットのみでCMは無し)
清水圭のええで~!あおもり(同上、不定期特番)
海の気象ニュース(月~金曜日)・ウェザーリポート(土曜日『サタデー夢ラジオ』内)(青森放送ラジオ)
かい決!ふしぎ捜査隊(青森テレビ、不定期特番)
新潟県
スーパーJチャンネルにいがた・お天気コーナー(新潟テレビ21、月~金)
★東電スポンサー ラジオ番組
○TBSラジオ
TEPCOプレゼンツ
「荻原次晴のトップ・オブ・エナジー」
○優香 明日へSwitch!
★文化放送
○安藤和津 TEPCO トークマルシェ
★ラジオ日本
○TEPCOとっておきの話
★InterFM
○GREEN STATION
★TOKYO FM
○エレクトリカルサタデーナイト
「中村正人の夜は庭イヂリ」
★J-WAVE
○宮本絢子 I A.M.
「TEPCO SIGN OF THE TIMES」
○ジョン・カビラ TOKYO UNITED
「TEPCO WEEKEND RADAR」
○冨永愛 HAPPINESS
「TEPCO EARTH HUMMING」
●電事連スポンサー レディオ番組
○「嶌信彦のエネルギッシュトーク」(TBSラジオ&コミュニケーションズ)
○「エレクトリカルサタデーナイト「中村正人の夜は庭イヂリ」」(TOKYO FM)
○「JRNナイター」(2009年まで土曜日だったが、週末ナイター休止のため2010年から火曜日。ABC・HBCは土曜時代はデーゲームも提供)
* TBSラジオ エキサイトベースボール
* ABCフレッシュアップベースボール
* CBCドラゴンズナイター
* HBCファイターズナイター
* TBCイーグルスナイター
* RCCカープナイター
* RKBエキサイトナイター等
誰かも言っていたけど
「ACのテレビ広告に文句を言うのではなく、
東京電力のお詫びCMが流れたら、テレビ局に抗議しましょう。
今、東京電力から金をもらって、原発問題をきちんと報道できるのか。」
と、テレビ局と東電のスポンサー関係について言及しましょう。
連絡先は
放送局 電話番号
NHK 0570-066-066
日本テレビ 03-5275-1111
フジテレビ 03-5500-8888
テレビ朝日 03-3587-5111
TBS 03-3746-6666
テレビ東京 03-3432-1212
ACジャパンの理事に電力会社の人がいっぱいいるから。
理事数67名の中に電力系の人が7名も入ってるし。名誉顧問も元電力系。
東京電力株式会社 常務取締役
中部電力株式会社 常務執行役員
関西電力株式会社 取締役副社長
中国電力株式会社 取締役社長
四国電力株式会社 取締役社長
九州電力株式会社 代表取締役副社長
沖縄電力株式会社 代表取締役会長
名誉顧問:沖縄電力株式会社 元会長
主要電力系はずらり。
ちなみに、北海道電力、東北電力、北陸電力などは入ってません。
ACへの抗議先
ACジャパン 東京事務局
〒104-0061 東京都中央区銀座7-4-17 電通銀座ビル
電話:03(3571)5195/FAX:03(3571)7562
受付時間 月~金、午前10時 ~ 12時/午後1時 ~ 5時
※抗議のサンプル
「○○の件に関してなぜ報道しないのですか?
詳細を報道してくれないと国民が、内容も状況も全く把握できません。
ネットでは問題提起のHPや掲示板の書き込みが多くありますよ。・・・国民の声は無視ですか?」
「○○の件で事実と全く違う報道でしたが、これは情報操作ですか?
偏った報道では、問題の全体が見えず特定の人たちに有利な印象を与える為、
ジャーナリストとしての公正さを欠くのではないですか?
もし、意図的に世論操作してるのであれば国民は何らかの罰則を求めるという動きも予想されます。
私は○○テレビさんが大好きなので、そんな事態に陥る前に公正な報道をして下さい。」
●ポイント
・必ず番号非通知で
・怒らずに冷静な態度で
(感情的な抗議は「威力業務妨害」として逆ギレされますw。)
・会話は出来れば録音する (いざって時の備えなのですが)
このような感じです。
自分も「クレームなんて暇人がすること」なんて馬鹿にしていました。
でも、本当にやばい状況になってきたので、やらざるを得ません。
まずは自分のために・・
・担当者の名前、番組名を聞く (ちゃんと相手に言わそう!!)
あからさまに放送法に触れるような返答や、脅してんの?
と感じるような発言をされた場合は
即公的機関に録音テープを証拠として提出しましょう!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上、2011.04の記事
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