【地震】北海道大学 地震火山研究観測センター森谷武男氏、2011年12月から2012年01月にかけて再びM9クラスの地震が発生する可能性があると警告
画像はVHF帯電磁波散乱体探査法による地震予報の研究より引用です。
そして先日、北海道大学 地震火山研究観測センター 地下構造研究分野のwebサイトで森谷武男氏が、2011年12月から2012年01月にかけて再びM9クラスの地震が発生する可能性があるとの警告を発表しました。東日本大震災前に観測されていた地震エコーと似たような感じの地震エコーが観測されているそうです。もしもこのまま3月11日の地震の前と同じ経過をたどるとすれば,再びM9クラスの地震が発生すると推定され、震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近であろうと考えられるとのこと。しかし地震エコーの衰弱からだけではピンポイントでの予想は難しいようです。
あくまでも予測ですが、念のために避難グッズや貴重品の管理をしておいた方が良いかもしれません。
以下は北海道大学 地震火山研究観測センターの森谷武男氏のページより引用です。
再びマグニチュード9の地震が発生する確率が高くなってきました
VHF電磁波の地震エコー観測からふたたびM9地震が発生する可能性が高まっていることをお知らせします.2011年3月11日の 東北地方太平洋沖地震の前に8か月ほどさかのぼる2010年6月27日からえりも観測点において89.9MHzのチャンネルに地震エコーが観測 され始めました.この周波数は北海道東部中標津局の周波数ですが他の複数の観測点における監視から中標津局からの地震 エコーではないことが確認されました.同じ周波数の局は葛巻,種市,輪島,神戸などにありますが地震エコーの振幅が小さく (-100~-110dBから3-4dB上昇する)音声信号にならないのでどの局からかは不明ですが,おそらく東北地方の葛巻と種市の 可能性が強いと考えられます. この地震エコーは8ヶ月続き,2011年1月には弱くなりついに3月07日のM7.3の前震が発生後M9.0が発生しました.M7.3が前震 であることは,これに続く余震群のb値が0.5程度で極端に小さいことで判りました.しかし確認作業中にM9は発生しました. 地震エコーの総継続時間は20万分を越えてM8以上の可能性がありました.図は2010年01月01日からの地震エコーの日別継続時間です.横軸は2010年01月01日からの月日,縦軸は1日毎の地震エコーの継続時間(分)です. M9.0の発生後,地震エコーの活動は弱かったのですが,いわきの地震M7.0が発生したころから再び活性化し始めま した.そして現在まで昨年後半に観測された状況と良く似た経過をたどっています.地震エコーの総継続時間は16万分に到 達しました.もしもこのまま3月11日の地震の前と同じ経過をたどるとすれば,再びM9クラスの地震が発生すると推定されます. 震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近であろうと考えられます.震源メカニズムが正断層である場合には 海底地殻上下変動が大きいので津波の振幅が大きく巨大津波になる可能性も考えられます.発生時期は12月から2012年01月にかけて と考えられますが,地震エコーの衰弱からだけではピンポイントでの予想は難しいと思われます.前震の発生や地震をトリガー する自然現象,つまり磁気嵐や地球潮汐の観測などを監視していくことも重要です. これからもVHF地震エコーの観測を欠測しないように継続していき,できるだけ頻繁に更新していくつもりです.2011,Oct.20 北海道大学理学研究院 附属地震火山研究観測センター 森谷武男のページ
地震】千葉東方沖 念のため地震に注意を(気象庁)
気象庁が千葉県東方沖の地震に念のために注意するように呼びかけています。
最近はインド・ペルー・トルコなど世界中で大きな地震が起きていますので、念のためにと言われても怖いですね。30日に北海道大学 地震火山研究観測センター森谷武男氏の予測をご紹介したばかりなので、特に気になってしまいます。
寝る前に避難グッズ・貴重品のチェックなど思いつくことは出来るだけやっておきましょう。
気象庁の予測が外れてくれるといいのですが…。
以下はNHKニュースより引用です。
千葉東方沖 念のため地震に注意を
千葉県東方沖では、今月、小規模な地震が相次ぎ、地下の岩盤の境目がゆっくりとずれ動く現象が観測されています。こうした活動は数年ごとに繰り返され、やや規模の大きな地震が起きることもあるため、気象庁は、念のため揺れに注意するよう呼びかけています。気象庁によりますと、千葉県東方沖やその周辺では、フィリピン海プレートという海底の岩盤が陸側の 岩盤の下に沈み込んでいる影響で地震活動が活発になることがあり、26日ごろから小規模な地震が相次ぎ、千葉県で震度2や1の揺れを観測しています。ま た、国土地理院や防災科学技術研究所の発表によりますと、房総半島に設置している傾斜計やGPSの観測点では、26日以降、地下の岩盤の境目がゆっくりと ずれ動く「スロースリップ」という現象とみられる僅かな地殻変動が観測されています。こうした活動は、平均で6年程度の間隔で繰り返し起きていますが、活動に伴ってマグニチュード4から5程度のやや規模の大きな地震が起きることがあり、前回、4年前の平成19年8月の地震活動では、最大、震度5弱の揺れを 観測しました。気象庁は「今回の地震活動は過去の例よりも低調だが、念のため揺れに注意してほしい。また、3月の巨大地震の余震活動も引き続き活発なの で、引き続き広い範囲で地震に注意してほしい」と話しています。10月31日 20時55分 NHKニュース
以下は読売新聞より引用です。
房総沖でスロースリップ観測…地震発生早める?
防災科学技術研究所は31日、千葉県の房総半島沖で、地下のプレート(板状の岩盤)がゆっくりと滑る「スロースリップ」を観測したと発表した。過去30年間、約6年ごとに確認された現象が、今回は最短の4年2か月間隔で発生した。東日本大震災の影響とみられ、 同研究所の広瀬仁・主任研究員は「大地震の予測に結びつくわけではないが、大震災が関東地方での地震発生を早めている可能性も考えられ、解析を続けたい」 と話している。防災科研が10月26日、地下に埋設した高感度加速度計の観測結果を解析したところ、千葉県勝浦市沖合の海面から深さ約20キロ・メートルにあ る、海側のプレートと陸側のプレートの境界の地盤がゆっくり移動していた。移動した地盤は東西約80キロ南北約20キロの範囲で、31日までに南東方向に 約6センチずれ動いていた。(2011年10月31日19時41分 読売新聞)
以下はウィキペディアより引用です。
スロースリップ
スロースリップ(英: slow slip)とは、地震学の用語で、普通の地震によるプレートのすべり(スリップ)よりもはるかに遅い速度で発生する滑り現象のことである。「スローイベント」「ゆっくりすべり」「ゆっくり地震」などとも呼ばれるが、厳密には「スロースリップ」か「ゆっくりすべり」が最も的確に意味を表している。海溝などの沈み込み帯ではよく見られる現象。また、1つのプレートの中に存在する断層の面でも発生する。
上の記事を読んでも「いつごろ」や「どれくらいの大きさ」などは書かれていません。もちろんそんな予測はできませんので、日頃から気をつけておくことが大事ですね。
311以降日本ではもの凄い数の余震が続いていますので、実際はいつ起きてもおかしくないのかもしれません。そして起きないのかもしれません。それは誰にもわかりませんね。ただ、備えあればですね。
どうだろう、2011年12月から2012年1月が、
ある意味、三者の意見が符合している。
そのため、このブログの左上部に
”をアップしました。避難すべき方角のアドバイスとなります。
尚、予言の女の子の指摘するキーワード
”人口を削減させる”、”人工地震”
については、地震直後から情報が流れていました。
しかし、敢て取り上げませんでした。
今度、特集を組みアップ致します。
(興味のある方は、ご覧ください)
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