「明治ステップ(850g缶)」のお取り替えに関するお詫びとお知らせ
2011/12/06
平素は当社製品をご愛用賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、当社製品「明治ステップ(850g缶)」の一部の製品から、
わずかながら放射性物質が検出されました。
同物質の値は、
食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定規制値
(牛乳・乳製品で放射性セシウム134及び137の合計値200Bq/kg)以下で、
22から31Bq/kgであり、
毎日飲用されましても
健康への影響はないレベルとされております。
しかしながら、当社としては、
調製粉乳(粉ミルク)は乳児にとって極めて重要な栄養源であることから、
乳児を持つお客様に安心してご愛用いただくことを最優先し、
すでに対象製品をご購入のお客様で、
お取り替えをご希望のお客様におかれましては、
新たな製品と取り替えさせていただきます。
また、「明治ほほえみ」、「明治ステップ」については、
また、「明治ほほえみ」、「明治ステップ」については、
今後すべての製造日の製品で放射性物質の検査を行い、
その結果を順次当社ホームページで掲載してまいります。
このたびは、お客様およびお取引先様をはじめ、
関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
今回、検出された製品は、賞味期限が2012年10月4日、10月21日、10月22日、 10月24日の上記4製造日分ですが、万全を期すために、賞味期限が、2012年10月の下記の製品をお取替えの対象とさせていただきます。
なお、「明治ステップ らくらくキューブ」「明治ほほえみ(850g缶)」「明治ほほえみ らくらくキューブ」については、これまで検査したすべての 製造日の製品で不検出(検出限界値未満)でしたので、引き続き安心してご愛用いただけます。
当社といたしましては、引き続きお客様に安全な製品をお届けできますよう品質管理体制の向上に努めてまいります。
株式会社 明治
記
1.お取り替え対象製品
製品名 | 「明治ステップ(850g缶)」 |
賞味期限 | 賞味期限が2012年10月の製品 |
「2012.10.03」「2012.10.04」「2012.10.05」 「2012.10.06」「2012.10.21」「2012.10.22」 「2012.10.23」「2012.10.24」 | |
製造者 | 株式会社 明治 埼玉工場(春日部市) |
販売地域 | 全国 |
2.対象製品のご送付先
株式会社 明治 埼玉工場
〒344-0057 埼玉県春日部市南栄町1−5
お問い合わせ先 0120-077-369
〒344-0057 埼玉県春日部市南栄町1−5
お問い合わせ先 0120-077-369
※後日、新たな同製品をお送りさせていただきますので、上記送付先まで着払いにてお送りください。対象製品のご送付にあたりましては、お客様のお名前、郵便番号、ご住所、電話番号をお書き添えいただきますようお願い申し上げます。
※お客様からご連絡いただきました個人情報は本件の目的以外には一切使用いたしません。
※お客様からご連絡いただきました個人情報は本件の目的以外には一切使用いたしません。
3.お問い合わせ先
株式会社 明治 お客様相談センター
フリーダイヤル 0120-077-369
受付時間:平日午前9時~午後5時まで
なお、12月18日までは、土日も含めて午後8時まで受付させていただきます。
株式会社 明治 お客様相談センター
フリーダイヤル 0120-077-369
受付時間:平日午前9時~午後5時まで
なお、12月18日までは、土日も含めて午後8時まで受付させていただきます。
「明治ステップ(850g缶)」
Q1 お取り替え対象製品はどれですか。
製品名 | 「明治ステップ(850g缶)」 |
賞味期限 | 賞味期限が2012年10月の製品 |
「2012.10.03」 「2012.10.04」 「2012.10.05」 「2012.10.06」 「2012.10.21」 「2012.10.22」 「2012.10.23」 「2012.10.24」 | |
製造者 | 株式会社 明治 埼玉工場(春日部市) |
販売地域 | 全国 |
Q2 お取り替え対象製品以外の乳児用粉ミルクから放射性物質は検出されていますか。
「明治ステップ らくらくキューブ」「明治ほほえみ(850g缶)」「明治ほほえみ らくらくキューブ」などの
乳児用粉ミルクからは検出されておりません。安心してお使いいただけます。
乳児用粉ミルクからは検出されておりません。安心してお使いいただけます。
Q3 お取り替え対象製品以外の粉ミルクは安心ですか。
安心してお使いいただけます。
原因となった期間に製造した原料粉は、お取り替え対象製品以外には使用しておりません。
(原因についての詳細はQ7をご覧ください)
原因となった期間に製造した原料粉は、お取り替え対象製品以外には使用しておりません。
(原因についての詳細はQ7をご覧ください)
Q4 すでにお取り替え対象製品を飲ませてしまいましたが、赤ちゃんへの影響はどれくらいですか。
今回「明治ステップ(850g缶)」で検出された数値は牛乳・乳製品における厚生労働省の暫定規制値、1kgあたり200ベクレルを下回っており、健康に影響はないとされています。
また、実際に「明治ステップ」を使用するときは、お湯に溶くため、約7分の1に希釈されます。今回、
最も高い値が検出された製品でも、実際に飲むときは、約4ベクレル/kgとなります。
最も高い値が検出された製品でも、実際に飲むときは、約4ベクレル/kgとなります。
お取り替え対象製品を使用した場合の赤ちゃんへの影響
ご使用量 | シーベルト |
1缶(850g) | 0.00062mSv |
1ヶ月間(3.8缶) | 0.0023mSv |
2ヶ月間(7.5缶) | 0.0046mSv |
3ヶ月間(11.3缶) | 0.0069mSv |
4ヶ月間(15.0缶) | 0.0092mSv |
普通の生活で1年に受ける自然放射線量との比率 |
1/2400 |
1/650 |
1/320 |
1/200 |
1/160 |
(注)月齢9~12ヶ月の1日当りの最大目安量(760ml)を基に計算。
(注)通常の生活の中で、1年間に受ける自然放射線量(シーベルト)は日本の平均で年間1.5mSVです。
(注)通常の生活の中で、1年間に受ける自然放射線量(シーベルト)は日本の平均で年間1.5mSVです。
〈ベクレルとシーベルトに関して〉
・ベクレルとは放射能の強さを表す単位
・シーベルトとは人間が放射線を浴びた時の影響度を示す単位
・ベクレルとは放射能の強さを表す単位
・シーベルトとは人間が放射線を浴びた時の影響度を示す単位
Q5 お取り替え対象製品も安全ということですが、なぜ取り替えを行うのですか。
粉ミルクは、乳児にとって食事に占める割合が高い特別な食品です。今回検出された数値は、健康に影響の無いレベルとされていますが、乳児を持つお客様に安心してご愛用いただきたいと思い、製品のお取り替えを行うことにしました。
Q6 「明治ステップ(850g缶)」はどうやってつくっていますか。
最初に乳原料などを水で溶かします。その液体を大型の乾燥機を使って、大量の加熱空気で水分を蒸発させて「原料粉」を作ります。この「原料粉」をいったん取り置いて、栄養成分などの検査を行います。最後に「原料粉」を缶に詰めて製品が出来上がります。
Q7 検出した製品に放射性物質が混入した原因は何ですか。
乳原料などを水で溶かした液体を、乾燥させるときに用いた空気(大気)から放射性物質が混入した
ものと考えております。
ものと考えております。
粉ミルクに放射性物質が混入する経路としては、
1.乳原料などの原料
2.製造時に使用する水
3.乾燥時に大量に使用する空気(大気)
の3つが考えられます。
1.乳原料などの原料
2.製造時に使用する水
3.乾燥時に大量に使用する空気(大気)
の3つが考えられます。
乳原料は、日本(北海道)、アメリカ、オセアニアおよびヨーロッパで震災前に生産されたものを使用
しておりました。
しておりました。
粉ミルクを製造するときに使用する水は地下水です。放射性セシウムは地面表層に降下した後、土壌などに吸着し、地下に容易には浸透せず土壌表層にとどまると考えられております
(厚生労働省 水道水における放射性物質対策検討会)。さらに、当社が行っている水のモニタリング検査にて、その安全性は確認ができております。
お取り替え対象製品は、すべて埼玉工場で製造しておりますが、現時点では、2011年3月14日から20日までに製造の原料粉を使用した一部の製品からのみ検出されていることから、同期間に大気中に飛来した放射性物質が影響を及ぼしたものと考えております。
(厚生労働省 水道水における放射性物質対策検討会)。さらに、当社が行っている水のモニタリング検査にて、その安全性は確認ができております。
お取り替え対象製品は、すべて埼玉工場で製造しておりますが、現時点では、2011年3月14日から20日までに製造の原料粉を使用した一部の製品からのみ検出されていることから、同期間に大気中に飛来した放射性物質が影響を及ぼしたものと考えております。
粉ミルクの製法 [編集]
主に乳牛から取った生乳を、ろ過、脱脂、加熱殺菌、成分調整、濃縮、噴霧乾燥、包装、検査などの工程を経て作る。なお、噴霧乾燥工程で出来上がった粉乳は粒子径が小さく、水和性が低いため溶けにくい。この欠点を補い消費者の利便性を高めるため、噴霧乾燥の後、粉乳に僅かな水分を与え粉末同士を顆粒状に結合させることで溶け易くするための造粒(アグロメレーション)という工程が付加される場合も多い。
(下記は、明治乳業ではないので、誤解されないで下さい。)
幅広い用途に利用されている粉乳 牛乳を乾燥させ粉末にしたものを『粉乳』といいます。 粉乳はソフトクリームやチョコレートなどのお菓子類、缶コーヒーや紅茶などの飲料類のほか、入浴剤などにも広く使われています。 粉乳は、牛乳そのものを乾燥させるので、カルシウム、ビタミンB、良質な動物性たん白質といった牛乳本来の栄養価が大きく損なわれることはありません。 ちなみに、牛乳をそのまま乾燥させたものを『全粉乳』、脂肪分を取り除いて乾燥させたものを『脱脂粉乳』といいます。 牛乳の水分を蒸発させる よつ葉乳業宗谷工場では、おもに牛乳そのままを粉にした『全粉乳』を製造しています。 搾乳されたばかりの新鮮な生乳(殺菌処理する前の牛乳)は、工場に到着すると、まず受入れ検査を行います。検査をパスした生乳は、貯乳タンクに入れられた後、ラインに送り出して殺菌します。生乳はそのままにしておくと、物理的、化学的、あるいは微生物学的な原因によって、さまざまな変化を起こしてしまいます。そのため、「加熱殺菌」はとても大切な工程なのです。 殺菌された牛乳は、大きな筒状の機械の中で水分を抜き取ります。減圧した機械の中で、低温で牛乳を沸騰させ、固形分47%になるまで、水分を蒸発させます。 霧状にした濃縮牛乳を乾燥させる 濃縮した牛乳を、今度はスプレードライヤーという機械で乾燥させます。130~160度の熱風が吹くなかに、濃縮した牛乳を霧状にして噴霧するのです。霧状にすることによって、牛乳は一瞬のうちに粉末状になります。この製造方法を噴霧乾燥法といいます。 できあがった粉乳は、水分4%。サラサラした白い粉末です。 製品は厳しく品質検査が行われます。 オートメーションの工程で製造されるので、工場内では牛乳の変化の様子を直接見ることはできませんが、製造過程はしっかり管理されています。 製品化された全粉乳は業務用として出荷され、おもにお菓子や飲み物などさまざまな食品の原料として利用されているので、私たちが直接目にすることはほとんどありません。いわば、栄養豊かでおいしい食生活をささえる、縁の下の力持ちなのです。 (引用は、以上) | 工場3階から見たスプレードライヤー スプレードライヤーの最上部 袋詰めされる粉乳 |
(こちらは、ある方のツイッター情報)
・粉ミルクを作るドライヤーは
1kgの粉ミルク作るために約30㎥立米の空気を使うので、ちょっと特殊
・大気中の放射性物質が影響してるのであれば、関東でパッキンされた22年度産の米もダメじゃん。煎餅も飴玉もダメじゃん…
・原料ホエーは9割近くが輸入品とのこと。RT @MagicTheater ストロンチウム、セシウムの80%は脱脂乳に移り精製したバターへの移行は1〜4%、放射線核種の大部分はホエイ(乳清)に残ると聞きました。粉ミルクメーカー意識低過ぎ。 RT @hideoharada粉ミルク…
明治の粉ミルクの件:10月4日にはセシウム混入を承知し、NPO二本松・市民放射能測定室に指摘され、12月3日に社内検査でそれを確認、今日になって回収交換を公表。一方政府は乳幼児に関する基準値を今月末までに見直す作業中だった。偶然かな?
posted at 21:31:58
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-
- HACCPとは、
- 「Hazard_Analysis_Critical_Control_Points」の頭文字をとったもので、日本語では、「危害分析重要管理点」と訳されています。
- 「エイチエーシーシーピー」または「ハサップ」と呼ばれています。
- このHACCPの概念は、元々、NASA(アメリカ航空宇宙局)で、宇宙開発計画の一環として考えられたもので、ロケット部品の品質管理などの宇宙開発で採用されている手法です。
- 同様に、「宇宙食」にもこの方式を採用しました。
- ・宇宙飛行士たちの食事はすべて地球で作り、ロケットに積み込まれますが、宇宙飛行中に食中毒になったとしたら大変です。莫大な投資による計画が無駄なものになってしまいます。ですから宇宙飛行士の食事は絶対に安全でなくてはなりません。
- このように宇宙食の衛生管理に採用したのが、そもそもの始まりです。
- ・昔と変わって、食品の流通が地球規模になってきた現在では、衛生管理方法も国際的に通用するものが必要となり、その救世主として脚光を浴びたのが、この米国で開発された「HACCPシステム」なのです。
- (2) HACCPとは、どのようなものか
-
- ・HACCP(危害分析重要管理点)とは、危害を分析して、その危害を制御することのできる場所(工程)や処置方法を決めて、それぞれに対応した基準をつくり、「いつ」、「どこで」、「だれが」、「何の目的で」、「どの基準にしたがって」、「どのような作業を行ったのか」を記録し、証拠書類として残しておくシステムを確立しなさい、という「衛生管理手法」です。
- 従来のでき上がったものを「製品検査」するのではなく、製造工程を含めた「工程管理」へ管理方法を移行しようとするものです。
- ・HACCP方式とは、従来から行われてきた最終製品(食品)の検査に重点を置く衛生管理方法とは異なり、食品の安全性をより高めるために、製造における重要な各工程毎に管理(危害の分析、予測)することによって、その予測される危害を排除、あるいは許容できる範囲にまで減少、減弱することのできる工程あるいは処置方法を見つけ、それを「重要管理点」(CCP)とし、それに対し、「管理基準(許容基準値)」を設定するものです。
- ・そして、重要管理点に対する基準に合っているかどうかの管理状態をチェックする方法を確立し、重点的な管理を行い、悪い結果が見られそうになった段階から素早い対策を講ずることによって、「危害の発生を未然に防止しようとする」システムです。
- (3) HACCP導入の効果
-
- ・食べ物に由来する危害は、可能な限り除去されなければなりません。しかし、食の国際化等により原材料、製品等が国際的規模で流通し、また、環境汚染、微生物による汚染などの中で、従来行われていた「最終製品を検査する方式」では、危害を十分に防止することは困難です。
- そこで、もっと効果的な手段として、食品製造工程中に危害防止につながる「重要管理点」をリアルタイムで監視、記録していく「HACCP方式」が必要となっています。
- ・HACCPシステムでは、各重要管理点の管理結果を記録、保管することになっていますので、製品の履歴、工程管理の状況を確認することができます。
- したがって、万一事故が発生した場合でも、その原因が製造者側に責任があるのか、製造以降の流通、陳列、販売の取扱いに原因があるのかなど、記録をもとに立証することによって責任体制を明確にできます。
- ・また、製造者側に原因があった場合、記録をたどることにより原因究明が容易となり、無実の製品まで回収、廃棄をすることなく、製品の回収や製造ラインの改善措置などの対策を素早く行うことが可能となります。
- さらに、製品の事故発生に絡んだ「PL法」における責任の軽重でもHACCPシステムを導入している施設があって、事故の原因や責任を究明する手段として利用されています。
-
- *PL法 :「製造物責任法」のこと。わが国では平成6年6月に公布、平成7年7月より施行された。
- 消費者が製造物の欠陥によって生命や身体、財産に損害を受けた場合、その製品を供給した企業は治療費、慰謝料、休業補償、修理費用などの「損害賠償責任」を負わなければならないという法律。
- PLとはProduct_Liabilityの略である。
噴霧乾燥(ふんむかんそう)は、
液体または液体・固体の混合物(泥漿/スラリー)を気体中に噴霧して急速に乾燥させ、乾燥粉体を製造する手法である。乾燥に用いる気体は一般に高温のものを用いる。
噴霧乾燥は
スプレードライまたは
スプレードライングとも呼ばれる。
安定した粒径分布(粒度分布, particle size distribution)となるので、触媒のような製品の乾燥に用いられる。
また、製品によっては比較的低温の気体を用いる場合や減圧環境で行うこともある[2]。
制御された液滴の霧として液体や泥漿を分散させるために、噴霧乾燥器は数種類の噴霧器(アトマイザー)またはスプレーノズルを使っている。これらで一般のものは、回転円盤ノズルと single-fluid pressure swirl nozzle(仮訳:単流体圧力渦ノズル)である。あるいはいくつかのアプリケーションにおいては、二流体ノズルまたは超音波ノズルが使われる場合もある。工程上の必要に応じて10-500μmの適切な液滴サイズが選ばれる。一般のアプリケーションの多くは、直径100-200μmの範囲にある。
加熱乾燥気体は、アトマイザーの噴霧方向と同方向あるいは逆方向に流される。順方向の流れはシステムの内での粒子の滞留時間を短くすることができ、粉体分離器(一般的にサイクロン装置)がより効率的に動く。逆方向流の方式はチャンバー内の粒子滞留時間を長くし、通常は流動床式システムと一対で使用される。
技術の基本特許についてはインスタントコーヒーの発明された1900年代初頭には開発されていたとみられ、現在では特許にかかる論点はすべて応用特許の部類となり基本技術の使用については制限はない。
研究所規模での噴霧乾燥機(同調流式)の模式図
A:乾燥させる液体またはスラリー,
A:乾燥させる液体またはスラリー,
B:噴霧気体,
1:気体流路, 2:気体の加熱,
3:液体・スラリーの噴霧, 4:乾燥チャンバー,
5:乾燥チャンバーとサイクロンの連絡部,
6:サイクロン, 7:気体排出部, 8:製品収集容器
対象製品 [編集]
食品:
スプレードライヤは多くの分野で使われています。 ミルク・コーヒー・醤油・味噌・卵などの食品・セラミックスや化成品・ビタミン剤・抗生物質などの医薬品・・・等など スプレードライヤはその他各種原液の粉末化に実績があります。 |
|
chocovanillaのページ
(ちょこばの原子力ブログ)さんのブログより
2011年12月07日
食品工場の現場と熱風乾燥機
【なんてこったを否定してみる】
■食品工場に入ったことのある人は
そうそういないでしょう?見学じゃなくて、
操業中の改造工事とか
食品工場で働いていても
、
どうなっているか、と言うのは分からないと思います。
どうなっているか、と言うのは分からないと思います。
■とは言っても、明治の埼玉工場で
働いていた訳ではないので
ある程度、しか分かりませんが、
■コラム:粉ミルクの生産再開:
本格的な工業化始まる(1951(昭和26)年頃)
日本の粉ミルク第一号は、和光堂が1917(大正6)年3月に
発売した「キノミール」で、当時は牛乳に糖分を加えて
乾燥させたものであった。
やがて1924年には大日本製乳が輸入した噴霧乾燥機で
「オシドリコナミルク」を、森永製菓がドラム乾燥機で
「森永ドライミルク」を製造し、1950年以降、粉ミルク生産は本格的
に工業化されるようになった。
粉ミルクの製造技術は、
混合、ろ過、分離、乳化、殺菌、濃縮、噴霧乾燥、粉体処理、包装
と食品加工に必要な過程がほとんどすべて含まれている。
そのため、粉ミルクの製造技術・装置は
インスタント食品の基本技術となっている。
と言う訳でスプレーノズルを吹きかけて、
それに高温の乾燥空気をぶち当てる噴霧乾燥機
が生産の主流のようです。
■ガスで熱しながらブロアで吹くタイプでしょうね。
ああ、薬品でも使われるスプレードライヤーですね。
スプレードライヤー
スプレードライヤーは、主に液体の原料をスプレーしながら
瞬時に乾燥させて粉状の製品を作る時に
有効に使われる機械です。
スプレードライヤーの応用分野としては、
① 乳製品・コーヒー・お茶・香料・果物・穀物など
インスタント食品や健康食品の製造、
② プラスチック樹脂・セラミックス・洗剤パウダー・農薬の製造など
科学製品の製造、
③酵素・抗生剤・ビタミン製造など医薬分野まで
幅広く応用されている。
あの辺りのインスタント工場はどうなんでしょ(苦笑)
■スプレードライヤーも一杯種類があるんですけど・・・
風量で乾かすので、ちなみに加熱空気なので、
殺菌がなんて心配無用。
に噴霧して、熱い空気と、真空吸引で、
サイクロンのような動きを作って
るのかなあと想像。
ミルク用は見たことないので。
■当然異物混入には最大限注意だし、
粉塵爆発の恐れもあるので電気的にもがちがちです。
埃は静電気があるので出来るだけカット。
■と、言うところで
そういえば、本物の塩化セシウムの安全シートの英語
がメルクに転がってた。
やっぱり、一応無害のようだ。(実は別ネタもありますけどね)。
塩化セシウムガスかなんかということだろう
。
でもセシウム族のガスは気化の温度が非常に高い。
でもセシウム族のガスは気化の温度が非常に高い。
普通じゃありえんのだよね・・・
ただ、一度フィルターを通れば、気化してミルクに結合して
、
そのまま、塩化セシウム粉かなんかになって紛れ込むわけで、
そのまま、塩化セシウム粉かなんかになって紛れ込むわけで、
やっぱり明治の品質管理になんか問題あったんじゃないの?
と言うのが普通の見方
■業務用(HEPAは元々業務用)の
フィルターを潜り抜けるセシウムって??
あるいは、セシウムまみれの社員がそこらじゅうにいたか
(実は顔とか服についたままだと、幾ら清浄服を着ても限度があって
でも、それでも機械のろ過機を潜り抜けた事になります。)
■そっちかもしれない・・・
物凄いCPSをまとった社員たちが、3月15日朝に出勤
清浄服を着るときに付着、隙間から漏出
閉鎖環境があだとなって、セシウム粉まるけ。
更に夜勤の人たちも、CPSをまとって出勤・・・
派遣さんなんて使っていたら、時間びっちりだから、
裏口進入とかしてたら・・・
■エアシャワーのインターロック切っていたなんて言ったら笑
う。
(これもまた出勤時は可能性がある)
始業時間だからこそ、エアシャワー省略、とかね。
■と、言う訳で明治は自爆した説もある。
その説に従えば
もちろんある意味明治本社は被害者でもある。
きちんとしている明治工場は泣きたい話。
自爆だと心からうれしい・・・
これもまた世も末なんだけどね・・・
それ位、不思議な話です。
■しかし、セシウムガスなんて湧くんだろうか・・・?
幾らダーティーボムでも・・・
(沸いていたらなんてこったです。
湧いてなかったら人為ミス!)
(以上転用)
以上、これまでの事を考えると、
いくつかの疑問が・・・。
HEPAフィルタ (High Efficiency Particulate Air Filter) とは、空気中からゴミ、塵埃などを取り除き、清浄空気にする目的で使用するエアフィルタの一種である。空気清浄機やクリーンルームのメインフィルタとして用いられる。
JIS Z 8122 によって、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と規定されている。
ULPAフィルタ (ウルパフィルタ、Ultra Low Penetration Air Filter) とは、空気中からゴミ、塵埃などを取り除き、清浄空気にする目的で使用するエアフィルタの一種である。空気清浄機やクリーンルームのメインフィルタとして用いられる。
JIS Z 8122 によって、「定格風量で粒径が0.15μmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と規定されている。
ULPAフィルタはHEPAフィルタの粒子捕集効率を上げるために濾材密度を高め、空気抵抗を減らすために厚みを薄くさせたものである。そのため、強度が弱いという欠点を持つ。
原子力施設排気フィルタ [編集]
原子力施設では、換気後の空気は気体廃棄物として排気設備から排出する際に、排気中の放射性微粒子を除去するためにHEPAフィルタが使用されている。
2.原料ホエーは9割近くが輸入品とのこと
別な意味での安全性を危惧する
こうなると、日常生活にかかわる物が
ウクライナでは、製品検査で
食器、おもちゃ、炭等
放射能規定値370Bq/kg以上
は販売禁止
建築資材やオフィス用は、
更に厳しい放射能規定値
食器、おもちゃ、炭等
放射能規定値370Bq/kg以上
は販売禁止
建築資材やオフィス用は、
更に厳しい放射能規定値
粉ミルクの検査結果: 明治ステップ850g(缶)
2011/12/08更新
【賞味期限】
2012年 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|
2013年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
5月 |
2012年9月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2012.09.04 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2012.09.05 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2012.09.06 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.09.07 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.09.21 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.09.22 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.09.23 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012年10月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2012.10.03 | 2011.12.03 | 検出せず | 検出せず |
2012.10.04 | 2011.12.03 | 8.3 | 13.2 |
2012.10.05 | 2011.12.03 | 検出せず | 検出せず |
2012.10.06 | 2011.12.03 | 検出せず | 検出せず |
2012.10.21 | 2011.12.04 | 15.2 | 13.8 |
2012.10.22 | 2011.12.03 | 14.3 | 16.5 |
2012.10.23 | 2011.12.04 | 検出せず | 検出せず |
2012.10.24 | 2011.12.03 | 9.2 | 13.3 |
2012年11月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2012.11.06 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.11.07 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.11.14 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.11.18 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.11.19 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.11.20 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.11.21 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.11.22 | 2011.12.05 | 検出せず | 検出せず |
2012.11.29 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2012年12月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2012.12.08 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2012.12.09 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2012.12.10 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2012.12.19 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2012.12.20 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2013年1月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2013.01.05 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2013.01.06 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2013.01.07 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2013.01.23 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2013.01.24 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2013年2月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2013.02.04 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2013.02.05 | 2011.12.06 | 検出せず | 検出せず |
2013.02.06 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.02.07 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.02.08 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013年3月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2013.03.03 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.03.04 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.03.05 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.03.06 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013年4月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2013.04.10 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.04.11 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.04.12 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013年5月
賞味期限 | 検査日 | Cs134 | Cs137 |
---|---|---|---|
2013.05.04 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.05.05 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.05.08 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
2013.05.09 | 2011.12.07 | 検出せず | 検出せず |
※検出せず : 5Bq/kg未満
※当検査は自社調べ
※検査法はゲルマニウム半導体検出器による
※当検査は自社調べ
※検査法はゲルマニウム半導体検出器による
放射性ヨウ素131やセシウム137の微細粒の直径は
約0.01~10[μm、ミクロン]の大きさです。
一般的には約0.1[μm]のサブミクロン単位の粒子です。
煙の粒の大きさもほぼこれと同じです。
大気浮遊放射性物質の参考ページ大気浮遊塵
ヨウ素は水には溶けにくい性質があります。しかし、セシウムは水溶性であり水によく溶けます。この為、セシウムの除去はできないかも知れませんが、ヨウ素131は逆浸透膜浄水器を使って濾過(ろ過)して取り除くことは可能だと思います。
2.大気浮遊塵
大気からのエアロゾルの除去過程の現象について大気浮遊塵中の人工放射能の観測結果から直接得られた知見としては、チェルノブイリ由来のものについての研究があげられる。
アンダーセンサンプラーを用いて
平均粒径分布(空気動力学的放射能中央径:AMAD)を求めた。
その結果、
チェルノブイリ由来の放射性核種を含むエアロゾルの平均粒径は
131I<137Cs,103Ru<<90Sr<239,240Pu
という順序で大きくなることが分かった。この内、
131I、137Cs及び103Ru
の平均粒径はサブミクロンであった。
また、
131I、137Cs及び103Ru
の3核種の場合、
0.43μm以下に
全体の放射能の50%が存在し、
粒径の増加とともに急速に放射能が減少する分布を示した。
また、
1.1μm以下の画分には
131Iの場合83%、
137Csの場合90%及び
103Ruの場合94%の放射能が
含まれていることがわかった。
事故発生から
5月末までの観測によると、
粒径分布は時間とともに変化し、
平均粒径は
137Csの場合
0.4μmから0.7~0.8μmと増し、
103Ruにおいても
同様な傾向がみられた。
日本の大気・降水中で観測されたチェルノブイリ由来の放射性核種の核種組成を放出源の報告値と比較すると、
放出過程の組成の変化を考慮に入れても大きく異なっている核種があることが分かってきた。
134Cs/137Csや131I/137Cs放射能比は
観測期間中殆ど一定であった。
ただし、
放出源の放射能比を比較すると、
つくばの大気中の
131I/137Cs比はやや高いことが分かった。
つくばのエアロゾル中の
103Ru/137Cs比は
5月の上旬は当初の放出時の
放射能比と同じであったが、
下旬に増加の傾向を示した。
この変化は、放出過程による変動
(後半でより多くの103Ruが放出されている)を反映しているものと考えられる。
一方、
90Srやプルトニウムについては、
少なからぬ量
(90Srの放出量の場合137
Csの22%、
プルトニウムの場合、
137Csの0.17%)
の放出があったにもかかわらず、
日本の大気・降水で観測された
放射能はかなり低い値であった。
90Srは137Csに比べて
約1/100しか日本には輸送されてこなかったことを意味する。
言い換えれば、
輸送中に放射性核種間で分別が起こったことを示唆している。
つくばの大気・降水中のチェルノブイリ由来の放射能の結果によると、
全体の降下量に対する
ドライデポジションの寄与は
9(103Ru)~12(137Cs)%であり、
大気中の放射能の大部分が
降水によって
除去されていることが分かった。
ドライデポジション(乾性沈着)
によるチェルノブイリ由来の
放射性核種の大気からの
除去の様子を知るための指標として、
各核種に付いて
ドライデポジションベロシティー
(乾性沈着速度)
を計算したところ、
131I<137Cs, 103Ru<<90Sr<239,240Pu
という順序で大きくなることが分かった。即ち、
放射能を帯びたエアロゾルの
長距離輸送の間で、
ドライデポジションを
主に支配している過程である
重力沈降等により、
チェルノブイリ由来の
放射性核種の中では
プルトニウムが最も
除去され易かったことを
意味している。
計算された
ドライデポジションベロシティーは
0.023cm s-1 から2.0cm s-1
の範囲にあり、時間変動と核種依存性が明瞭であった。
降下する機構は
核種の化学的性状に依存せず
物理的な粒径のみに依存するという仮定のみで計算したにもかかわらず、
1μm 以上の粒子では
重力沈降の速度と同じオーダーと
勾配を持つという結果が得られた。
1μm以下の粒径に対する
ドライデポジションベロシティーは、
重力沈降によるものからは
大きく異なっており、
粒径1μm付近でドライデポジションベロシティーは極小となったのち、
粒径が小さくなるにしたがって、
ドライデポジションベロシティーが
大きくなる傾向を示す。
これには、
Brown運動の効果の寄与が示唆される。
降水による大気中のエアロゾルの除去には様々な要素が関係しており極めて複雑である。
気象要素としては,
降水の性質や降水強度が
重要な因子となる。
降水による
大気中のエアロゾルの除去を表わす
指標として
washout ratioが使われてきた。
つくばの個別降水で観測された
チェルノブイリ由来の放射能についてwashout ratioを計算したところ、
137Cs,103Ru <90Sr
の順序で大きくなることが分かった。
即ち、これらの核種の中では
平均粒径の大きい90Srが
最も降水により除去され易いことを意味している。
131I、137Cs及び103Ruの平均粒径は
サブミクロンであり、
ドライデポジションや降水による
エアロゾルの除去のされ易さの順序は平均粒径の順序と良く対応していることが分かる。
この結果は
従来研究されてきた降水や
ドライデポジションによる
エアロゾルの除去が
エアロゾルの粒径と密接に関連しているという機構と良く一致している。
即ち、
ガス状で放出された放射性核種は、
凝縮や付着等の過程によって
サブミクロンのエアロゾルとなり、
粒径が大きなエアロゾルに比較して大きな除去作用を受けなかったために、
数10日の時間スケールで
北半球の中緯度から北側に輸送され、北半球の広域を汚染した。
一方、不揮発性の放射性核種は
放出時に生成した
1μm以上のエアロゾルに
含まれていたために、
輸送過程で優先的に大気中から除去されたと考えられる。
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