2011年9月17日土曜日

空き缶+携帯でセシウム測定、地図化


空き缶+携帯でセシウム測定、地図化へ 豊橋技科大助教ら

2011年9月16日 10時04分
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 福島第1原子力発電所による放射能汚染の実態を調べようと、愛知県豊橋市の豊橋技術科学大工学部の相田慎助教(36)ら10人が、携帯電話と空き缶で農地の放射性セシウム濃度を測り、地図化するプロジェクトに取り組む。田畑の汚染状況を知りたいという被災農家の願いに、有志の研究者が頭脳を結集させた。福島県南相馬市の農家20戸の協力を得て9月下旬、実証実験を始める。
 500ミリリットルのビール缶の上部を切り、土を採取。次に緯度と経度を正確に測定できるアプリケーション(応用ソフト)をダウンロードした携帯電話のカメラで缶底の製造番号を読み取り、採取場所などを特定できる固有のIDを作る。
 採取した土のセシウム量は、放射線測定ができる一般社団法人(福島市)で測り、ネット上の地図に結果を表示。パスワードを入力すると、参加者が自分の土地のセシウム濃度を携帯電話やパソコンから確認できる仕組みだ。個別の測定料金は2千円程度で、農家が負担する。
 測定を繰り返せば、セシウム濃度の増減を長期的に把握できる。汚染を心配し参加する農家が増えれば、調査地点が増え地図化につながる。
 国は8月末、原発から半径100キロの2200地点で土壌の残留セシウム濃度を調査した地図を公表。相田さんらは調査員と地点の数が限られるため地図の精度が低く、1平方キロに満たない農地のセシウム濃度を計測できない点に着目した。
 賛同した放射線医学、生物学などの研究者らとインターネット上で議論を重ね、作業が容易な携帯電話と空き缶を使った測定法を提案した。
 当初の費用の大半を占めるソフトの開発費やサイトの運営費は、年300万円ほど。当面は参加する研究者の寄付に頼るが、その後は豊橋技科大などが補助する予定。相田さんは「農家の不安を取り除く一助にしたい」と話す。
 プロジェクトのホームページは http://hope-japan.tv/
(中日新聞)
行政の方々、議論も大事ですが、早く、行動を!
様々な、技術の提供がなされてきてます。
時間が大事です。
直ぐやりましょう!
机上の妄想では、放射線はなくなりません。
0.5μsv/h以上の所では、奇形の出産率が上がるそうです。
ほぼ、二本松全域ですよ。



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