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市は、公共下水道施設のうち市が管理している前沢下水浄化センターから発生する汚泥等について、放射性物質濃度測定を実施しました。 試料名:脱水汚泥ケーキ 単位:Bq(ベクレル)/kg
試料名:処理水 単位:Bq(ベクレル)/kg
注1)I:ヨウ素 Cs:セシウム 注2)測定機器:ゲルマニウム半導体検出器 注3)測定業者:(株)理研分析センター 前沢下水浄化センターから発生する汚泥については、現在肥料原料として利用しております。 また、現在肥料原料として認められる放射性セシウム濃度は200Bq(ベクレル)/kg以下であり、今までの測定結果セシウム濃度は、基準値以内です。 ただし、平成23年8月25日の測定において、放射性ヨウ素の値が2,300Bqと高い値を検出したので現在は脱水汚泥ケーキの搬出を停止しています。 処理水については、検出されていません。 今後も、定期的に放射性物質濃度測定を行なう予定です。 日々雑感 さんのブログより 東京でも試料採取日8月15日~16日の試料からヨウ素出てる!!
関連記事 ☛岩手県盛岡市内の保育園で2.80μSv/h検出。他の小学校でも1.0μSv/h以上6施設15カ所 追記8/9 16:00 長野でも3ヶ月未検出だったのに8/16からいきなりヨウ素が検出され始めています。 http://www.pref.nagano.jp/kankyo/seihai/ryuiki/sludge/rsludge.htm#1 新潟でも2ヶ月間未検出なのに8/5から検出されています。 http://www.city.niigata.jp/info/geki/attention/chousakekka.html さらに、長崎市でも8月4日にヨウ素が563Bq/kg検出されました。 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/water/pdf/sokuteikekka_20110829.pdf 長崎市は医療用のヨウ素が原因と推測。 これで、全国から検出されているヨウ素も医療用ヨウ素が原因という考え方も否定できなくなったのかなと思います。 ただ、1日に数トン~数十トンも出る汚泥から、キログラムあたり2000ベクレルのヨウ素を検出させるには、どれだけのヨウ素を廃棄するんでしょうか・・・ あと同時期に急に出始めたのは何故かしら!? 追記 武田教授は、福一原因説をとってる。 岩手県奥州市、東京都の一部などで高い放射性ヨウ素が検出されています。 8月上旬から中旬にかけて福島原発から排出されたものと考えられ、当然、 原発側は把握していると思います。 http://takedanet.com/2011/09/post_4362.html ※武田先生なので参考程度に 岩手県奥州市、東京都の一部などで高い放射性ヨウ素が検出されています。8月上旬から中旬にかけて福島原発から排出されたものと考えられ、当然、原発側は把握していると思います。 今のところ、検出値は低い(1キロあたり3000ベクレル以下)なので、急な行動は不要ですが、このことについて政府、東電、マスコミが黙っていることに注意をしなければなりません。 とりあえず速報まで (平成23年9月10日) 1 下水汚泥等の放射能濃度測定結果 千曲川流域下水道下・上流処理区終末処理場の焼却灰について行っている放射能濃度測定結果は以下のとおりです。上流処理区終末処理場の焼却灰については、セメント会社が工場毎に設けている受入基準を下回っているため、放射能濃度の測定を継続しながら工場への搬出を再開していますが、受入基準を上回った場合は再度下回るまで排出を停止します。なお、その他の放射能の検出された焼却灰は、これまでと同様、飛散流出しないよう場内で適正に保管しています。 (色違いセルが最新測定値)
http://www.city.niigata.jp/info/geki/attention/chousakekka.html ●採取日 平成23年9月1日 単位:Bq(ベクレル)/kg(キログラム)
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#1 これは誤解を招きやすいことなので、別の所でコメントしたことをこちらにも書きます。
否定する形になって申し訳ありませんが、これが福島第一原発由来のものである確率は非常に低いです。
別に東電や政府の肩を持っているわけではありません。
否定する根拠は、
・ヨウ素の検出量が大幅に上がったのに、セシウム等はそれほど変化がないこと
・他の自治体で同時期に急激にヨウ素が増えたという話を聞かないこと
以上2点です。
ではなぜかといえば、医療用由来のものと考えるのが蓋然性が高いです。
(下記資料はpdfファイルです)
oncology.jsnm.org/files/pdf/thyroid-guideline09.pdf
放射性ヨウ素131は甲状腺ガン等の治療に使われていて、投与量は1人当たり実に37億~74億ベクレルにも上りますので、その患者さんの排泄物にはしばらく高濃度のヨウ素131が出ます。
というわけで、この手のものは今後もあちこちで同様に検出される可能性はありますが、ろくに検証もせず、何でもかんでも福島第一原発に結びつけるのは、ほどほどにしていただきたいと願っております。
追記
福島第1原発から約180キロ離れた岩手県奥州市で、同市が管理する前沢下水浄化センターの汚泥から、食品の暫定基準値を大きく上回る高濃度の放射性物質「ヨウ素131」が検出されていたことが9日、分かった。ヨウ素131はウランの核分裂で生まれ、半減期が8日と短いことから、検出日の直前に何かが起きた可能性があり、動揺が広がっている。
奥州市下水道課によると、7月から8月11日まで汚泥採取を計5回行い、5回ともヨウ素131は「不検出」だった。だが、8月25日の採取分で、2300ベクレルを検出。31日は590ベクレル、9月6日も480ベクレルを検出した。厚生労働省が示す食品、飲用水などの暫定規制値は、乳児で1キロ当たり100ベクレル、成人は2000ベクレルで、それをはるかに超える数値が出たことになる。
同市下水道課では「原発関係とは思いますが、原因は分かりません。いまは数値が下がるのを待つしかない状況です。市民から不安の声も寄せられ、取り急ぎ、肥料原料の出荷をストップし、最新の調査結果を待っています」と話す。次回は12日に採取し、14~15日に結果を公表するという。
実は、同原発から200キロ以上離れた東京都でも数値が急上昇した。8月15日~16日にかけて、各地の下水処理施設で採取された汚泥に含まれるヨウ素131の濃度が上がり、東部スラッジプラント(江東区新砂)や清瀬水再生センター(清瀬市下宿)では150ベクレルを記録した。直近では不検出か微量の検出にとどまっていた。
都下水道局では「原因は分からない。2週に1回のペースで調査を続けており、数値の推移を注視している」(広報サービス課)。8月下旬に採取した汚泥の調査結果は、9月9日に公表するという。
原発事故から半年近くたったいま、なぜこのような現象が起きたのか。元立正大学長で水環境科学が専門の高村弘毅氏は「ヨウ素131はウラン235の核分裂反応で生じ、半減期が短い。それが検出されたということは、その時期に新たに生成されたと考えるのが自然」と説明する。
福島第1原発から排出された放射性物質が、ピンポイントで降り注いだ可能性も「ゼロではない」としながらも、「そうした事実が東電から発表されていない以上、明確な説明はつかない」と語る。
夕刊フジの取材に対し、東京電力では「(原発敷地内の)モニタリングポストの値が排出限界値を超えた記録はなく、新たに放射性物質を排出した事実はありません」(広報部)とコメントしている。
【ヨウ素131】ウランの核分裂で生成され、半減期は約8日。ヨウ素133(半減期約20時間)とともに原子力発電所の事故でもっとも注目される放射性物質。甲状腺に集まる特徴があるため、甲状腺がんなどを引き起こしやすい。チェルノブイリ原子力発電所の爆発事故では大気中に大量に放出され、幼児に甲状腺がんなどの機能障害を発生させた。
否定する形になって申し訳ありませんが、これが福島第一原発由来のものである確率は非常に低いです。
別に東電や政府の肩を持っているわけではありません。
否定する根拠は、
・ヨウ素の検出量が大幅に上がったのに、セシウム等はそれほど変化がないこと
・他の自治体で同時期に急激にヨウ素が増えたという話を聞かないこと
以上2点です。
ではなぜかといえば、医療用由来のものと考えるのが蓋然性が高いです。
(下記資料はpdfファイルです)
oncology.jsnm.org/files/pdf/thyroid-guideline09.pdf
放射性ヨウ素131は甲状腺ガン等の治療に使われていて、投与量は1人当たり実に37億~74億ベクレルにも上りますので、その患者さんの排泄物にはしばらく高濃度のヨウ素131が出ます。
というわけで、この手のものは今後もあちこちで同様に検出される可能性はありますが、ろくに検証もせず、何でもかんでも福島第一原発に結びつけるのは、ほどほどにしていただきたいと願っております。
追記
福島第1原発から約180キロ離れた岩手県奥州市で、同市が管理する前沢下水浄化センターの汚泥から、食品の暫定基準値を大きく上回る高濃度の放射性物質「ヨウ素131」が検出されていたことが9日、分かった。ヨウ素131はウランの核分裂で生まれ、半減期が8日と短いことから、検出日の直前に何かが起きた可能性があり、動揺が広がっている。
奥州市下水道課によると、7月から8月11日まで汚泥採取を計5回行い、5回ともヨウ素131は「不検出」だった。だが、8月25日の採取分で、2300ベクレルを検出。31日は590ベクレル、9月6日も480ベクレルを検出した。厚生労働省が示す食品、飲用水などの暫定規制値は、乳児で1キロ当たり100ベクレル、成人は2000ベクレルで、それをはるかに超える数値が出たことになる。
同市下水道課では「原発関係とは思いますが、原因は分かりません。いまは数値が下がるのを待つしかない状況です。市民から不安の声も寄せられ、取り急ぎ、肥料原料の出荷をストップし、最新の調査結果を待っています」と話す。次回は12日に採取し、14~15日に結果を公表するという。
実は、同原発から200キロ以上離れた東京都でも数値が急上昇した。8月15日~16日にかけて、各地の下水処理施設で採取された汚泥に含まれるヨウ素131の濃度が上がり、東部スラッジプラント(江東区新砂)や清瀬水再生センター(清瀬市下宿)では150ベクレルを記録した。直近では不検出か微量の検出にとどまっていた。
都下水道局では「原因は分からない。2週に1回のペースで調査を続けており、数値の推移を注視している」(広報サービス課)。8月下旬に採取した汚泥の調査結果は、9月9日に公表するという。
原発事故から半年近くたったいま、なぜこのような現象が起きたのか。元立正大学長で水環境科学が専門の高村弘毅氏は「ヨウ素131はウラン235の核分裂反応で生じ、半減期が短い。それが検出されたということは、その時期に新たに生成されたと考えるのが自然」と説明する。
福島第1原発から排出された放射性物質が、ピンポイントで降り注いだ可能性も「ゼロではない」としながらも、「そうした事実が東電から発表されていない以上、明確な説明はつかない」と語る。
夕刊フジの取材に対し、東京電力では「(原発敷地内の)モニタリングポストの値が排出限界値を超えた記録はなく、新たに放射性物質を排出した事実はありません」(広報部)とコメントしている。
【ヨウ素131】ウランの核分裂で生成され、半減期は約8日。ヨウ素133(半減期約20時間)とともに原子力発電所の事故でもっとも注目される放射性物質。甲状腺に集まる特徴があるため、甲状腺がんなどを引き起こしやすい。チェルノブイリ原子力発電所の爆発事故では大気中に大量に放出され、幼児に甲状腺がんなどの機能障害を発生させた。
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