2011年9月17日土曜日

放射能をばらまいた「東京電力」の「逃亡」を許すな!


放射能をばらまいた「東京電力」の「逃亡」を許すな!



作成: Yosuke Yamashiki 日時: 2011年9月13日 7:09

「東京電力」これが全ての元凶。
もっといえば「東京電力」を頂点とするいわゆる「原子力村」すべてが
今回の人類史上最悪の放射能漏出事故の元凶。
しかし原発事故から半年。
その怒るべき悪の中枢がメディアに登場する回数は激減。
その怒りの矛先が被害者である福島県民にむいている。
誰だって放射性物質は怖い。
今問題になっていること
「汚染がれき」「食料汚染」「土壌汚染」「汚染された自動車」
すべて東京電力福島第一原子力発電所から漏れでた放射性物質を含むもの。
本来は所有者である東京電力がすみからすみまで「回収」する「責務」を負う。
ところが東京電力は「管轄外」などとのべ「知らん顔」。
その結果、その地域の人々に怒りの矛先が向く。それによる起こりうる差別。
少し前、陸前高田の松を京都の大文字の送り火に用いる計画があり、
散々ふりまわしたあげく、松からセシウムが出た、ということで見送った事件があった。
京都市の対応もあまりにもお粗末。断るなら1度目だ。
二度目に検出されて断る、この行為が現地の人の感情をずたずたにした。
しかし、これを反対した京都市民。
全国民からは非難の嵐であったが、
もちろん自分の街でセシウム入りの木が燃やされたら嫌だ、というのは素直な感情。
「京都」の市民としては残念だが、一般の「市民」としては非難に値しない。
残念ながら京都の寺院にも神社にもセシウムを無害化する「力」はない。
故に、京都には陸前高田で無くなられた方を追悼するだけの「力」もなかったということだろう。
結果、津波で被害にあわれた陸前高田の方々は
いわれもない放射能汚染にまでダメージを受けさせられた。
元京都市民としては非常に残念な事件であったが、
このとき思ったのは、なぜか事件の「主犯」が一度たりともニュースに登場しなかった現実である。
そもそも陸前高田の松を汚染した犯人は「東京電力」である。
が、本ニュースには一度もその名前を見ることはなかったのである。ところがこの事件は完全に「陸前高田」と「京都」の人々を仲違いさせた。
もちろん京都にも大きな落ち度があるだろう。
しかし言い分もあろう。陸前高田の方は何も悪くない。
悪いのは松の表面に付着していた「東京電力の」放射性セシウム。
今後このような事件が増加するだろう。
東京電力福島第一原発から漏れでた放射性物質。
これに対して東電および行政は、なぜか犯人の責任を追求することなく、
その「被害」を受けた県民の「責任」に仕立て上げようとしている。
これからもそのような「真犯人」がなぜか姿を現さない報道が増える。
今回「死の町」と語ったと言われる経済産業大臣が辞任。
誰も人が住んでいない町を「死の町」と表現したのが間違っているのか?
それ以上に非難されるのは「活気のある生きた街」であった大熊町を
「死の町」にした東京電力のはず。
この事件でも見事東京電力は「犯人像」から隠蔽されている。
食料の放射性物質報道も同じ。福島牛から放射性セシウム。
放射性セシウムは「東京電力」の所有物。
にもかかわらず非難されたのは「福島県の農家」。
農林省はこともあろうに通達で稲藁を使うなといったと「言い訳に徹した」。
原発が爆発し情報が伝わらず通達など聞けるはずのない酪農家を
犯人に仕立て上げ農林水産省は「逃げた」。
客観的にみてどうかんがえても悪いのは「東電」と「農林水産省」。
なのに報道において被害者である「福島県農家」が通達を聞かなかった「加害者」にされた。
このような「真犯人隠蔽報道」がどのようにして起こったかの現場はしらない。

噂によると、
未だに電力会社が広告費用をテレビや新聞社に払っている、
あるいは議員に献金しているという話。


もしそれが事実であれば、テレビ局の「犯罪」は「人類に対する反逆罪」に等しい。

既に「東電」や「原子力村」の悪は世界中のテレビで共通認識として報道されている。
今地球上で悪のTEPCOを知らない地球人はいないほど。
また日本政府の隠蔽体質も広く知れ渡るところである。

もしテレビ局や政府が
「世界的犯罪企業」である「東京電力」から
お金をもらってそれを配慮した「報道」をやっている
(現にやっているが)のであれば、
放射能をまき散らした悪魔の企業TEPCOと
同じ責任を持ち糾弾されるのは明らかである。

我々はこのことをひと時たりとも忘れてはならない。
忘れればどうなるか?被害者同士の同士討ちのはじまり。
すべての「東京電力」の犯罪の責任は、
犯罪被害者の「福島県民」および放射能が降り注いだ
周辺地域の「罪もない」住民に向けられることになる。

また知らぬ間に、我々日本人は
「東京電力の所有物である」放射性物質を大量に体内に摂取し、
種としての存在が危うくなっている。
既に国を半分滅ぼした東京電力。
その東京電力の犯罪性を追求できない日本は亡国の道を歩む。
一刻も早く癌細胞を退治しないと、
日本中、あるいは世界中
「東京電力がばらまいた」放射性物質で同士討ちの末滅ぶ運命にある。
国内で東京電力の犯罪性を追求できない輩は、
結局東京電力が犯した罪の責任を担うことになる。

4年後に迫った太平洋諸国20カ国からの水産被害請求。
噂では1国20兆円。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65759964.html

もし20カ国請求があれば400兆円。
その時点で日本は国家破産かIMF管理下か、
はたまたアメリカか中国の属国になるしか選択肢がなくなる。
そのときに「東京電力」が悪かった、と叫んでも遅いのである。
4年後は東京電力が海にばらまいた
1.6京ベクレル(以上)の放射性物質の責任を国際的にとらされる。
その時点では、
「東京電力」の責任を追求しなかった「日本国民」が世界中から責任をとらされるのだろう。
今の政治家もマスコミもその「加担」を行なっているのである。
わすれてはいけない。
今「東京電力」の責任を追求しないということは、
「東京電力」の悪を許すということ。
もちろんそれを希望するならば自主的にかぶればよいが、
人間としての尊厳まで失ってはいけない。
被害者である福島県の方が破産し、差別に苦しみ、
畜産農家もすべて壊滅的被害を受けているのに
東京電力の役員がボーナスをもらう現実を許して良いのか?
家を追われ戻れば放射能に汚染された福島県の方がいて
勝俣会長が東京の邸宅に住み続けて良いのか?
1号機から4号機の爆発を
史上最悪の無策で防ぐことができなかった清水前社長が役員に就任して良いのか?
彼らは表立っては何もやっていないふりをしながら、
東京電力としてやったことはカダフィー大佐以上。
カダフィー大佐は放射性物質を77万テラベクレルも地上にばらまいていない。
彼らのばらまいた放射能により増加する死者の数は数10万人と見積もられており、
先日100万人との記事が報道されたばかり。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110901-00000008-scn-kr

もちろん、
正しい意思をもって「東電だけの責任ではない」というなら耳を傾けよう。
自民党政権からずうっと続いた原発推進を行なってきた政治家達の責任も免れないだろう。
またそれを支えてきた日本人の責任もあるだろう。
しかし、「東電」の責任を被害者である福島県民になすりつけてはならない。
東電の名前を消すだけで矛先が福島県民にむくのである。
これは絶対に人道的に行なってはならないことである。
悪の中枢への怒りを忘れた
日本人は世界中から非難され馬鹿にされ賠償請求され
国家破産に至る運命にあるだろう。

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