2011年9月22日木曜日

福島第1原発周辺にて極めて高い放射線量を観測 ~台風による風雨の影響?~



暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~のブログより


福島第1原発周辺にて極めて高い放射線量を観測 ~台風による風雨の影響?~

2011年09月22日 | Weblog
『全国のリアルタイム放射線量マップ(速報版)』
http://atmc.jp/realtime/
最終更新日時:2011/09/21 22:01(※1時間毎に更新)
ID/ 計測時間/ 都道府県/ 施設名/  平常時/ 放射線量(μSv/h)/ 風力/ 風向き
1 10709 09/21 22:01 福島県 双葉町 山田   0.071    17.92        0    静穏
2 10816 09/21 22:01 茨城県 日立市 久慈   0.056   0.1264        6   西南西
3 11806 09/21 22:01 福井県 敦賀市 白木   0.097   0.0592       1.5   東北東
4 90001 09/21 22:01 東京都 東京都新宿区   0.079   0.059        0   静穏
健康安全研究センター
5 13301 09/21 22:01 岡山県 鏡野町 人形峠  0.104   0.0544       1.4    東
6 11402 09/21 22:01 神奈川県 川崎区 浮島   0.069     0.0504               0     静穏

(詳細)
11/09/21 22:00
福島県 双葉町 山田
17.92μSv/h(超過252.39倍)
平常時 ≦0.071
風向:-(-)



台風15号がまるで”何らかの意図”を持っているかのように日本列島をきれいに縦断し、尋常ではない降雨量にて各地に甚大な被害をもたらしている。

そんな中、福島第1原発周辺にて、極めて高い放射線量が観測されている。
「福島県双葉町・山田」に至っては、通常時の実に250倍強とされる「17.92μSv/h」(11/09/21 22:00現在)もの高い放射線量が観測されている。
その他の福島第1原発周辺地域にて観測されている放射線量については、以下の画像にて確認願いたい。


例えば、同じ「双葉町・山田」では「22μSv/h」という数字になっているが、これは11/09/21 17:00の数字に近いものである。
(※「100 nGy/h」=「0.1 マイクロシーベルト/h」)

それ以外でも「大熊町・大野」の6.4μSv/h、「双葉町・新山」の5.6μSv/hのほか、「富岡町」でも3~4μSv/hといった地域が複数確認されている。

「一体、何が起きているのであろうか?」
まず素直に考えられるのが、「降雨により大気中の放射性物質が降下した」という可能性であろう。
所謂「黒い雨」現象である。
地元の方で、今回の台風にて雨に打たれたという方がいれば、濡れた服をビニル袋に詰めた上で廃棄し、兎に角濡れたからだをよく洗った方がよいであろう。
次に考えられるのが、単なる「計器の故障」という可能性であろう。
高い放射線量が観測される度に、東電・政府により「計器の故障の可能性」を原因とする説明を、マスゴミ報道を通じて何度も聞かされていることから、個人的には、この可能性は低いと感じる次第である。
その他に考えられるのが、「暴風による福島第1原発に漂う放射性物質の攪拌(かくはん)」の可能性である。
即ち、少し前に観測された「10シーベルト/h超」という致死量レベルの放射線が、今回の台風の暴風雨により周辺にばら撒かれているという可能性である。
これはあくまで素人的な想像(妄想)ゆえ、その道に明るい方のコメント・説明を待ちたいところである。
※参考「福島第1原発1・2号機の原子炉建屋の間にて「毎時10シーベルト以上」の放射線量を計測
もう一つ考えられるのが、「台風に便乗した、原発内の放射性物資の意図的な”バラ撒き”」であろうか。
所謂「ドサクサ紛れ」というやつである。
こちらについては、完全に個人的な妄想ゆえ、冗談半分ぐらいに笑い飛ばす感じで読み流して頂ければと思う次第である。
マジメにツッコミをされても、正直、論理的な説明は不可能であるが、これまでの一連の政府・東電の”愚行””蛮行”を考えると「完全にその可能性を否定できないのでは?」と感じる次第である。
いずれにしても、これだけ高い放射線量が観測されたとなると、双葉町・大熊町・浪江町・富岡町は無論のこと、かなり広範に渡る地域の土壌が更に高濃度汚染されたことは疑いようのないところであろう。
かくして原発周辺の「まち」は、”誰も住めない”土地と化していくのであろう。
兎にも角にも、今後、当面の間、福島第1原発周辺の放射線量から目が離せない状況が続きそうである。

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