2011年9月16日金曜日

核兵器自爆!やはり大量のプルトニウム等が大気中に放出か? - 反原発専門家の見解と整合


核兵器自爆!やはり大量のプルトニウム等が大気中に放出か? - 反原発専門家の見解と整合

以前本ブログで多くの原発被爆患者の被験事例を有する
郷地秀夫医師の警告を取り上げた。
その際同医師は、
政府が認めた放射性物質より化学的に
原子炉内の温度が2400℃以上に上がったことは確認されている。
福島原発4基で広島原発の
600倍のウラン235、
40倍のプルトニウム239
があったと予想されており、
これらが大気中または地下水に放出された可能性が高いと主張する。
その理由は
大気中で観測された放射能物質は
キセノン・
セシウム・
ストロンチウム・
テルル・
ルテチウム・
セリウムそして
ニオブ
である。
これらの沸点や放出放射能などから次の点が指摘される。

①現在までに報道された
   セシウム・ヨウ素・ストロンチウム等は
γ主線で放射能汚染物質中の2%未満

②上記はいずれも半減期が非常に短い

③セリウムが発見されるも、より沸点の低いアメリシウム
    同程度のプルトニウム・ウランは未だ政府は認めず

④核兵器に用いられるプルトニウム・ウランの含有量(大気放出量)は
    マスコミ公表物質より遥かに多い

⑤プルトニウム原子炉ペレットは
    冷却不能になると2800℃以上に達するのが一般的見解

アメリシウム・プルトニウム・ウランはいずれもα主線で、
   β主線のキセノン等をマスコミは報道しない

以上から前回ブログで紹介した郷地氏の見解、
即ちプルトニウム等有害物質が既に気化し
膨大な量が大気に放出されていること、
政府らはこの事実を隠蔽するために恣意的に
β核種・α核種関連する放射性物質を情報開示及び報道させていない
との疑念が生ずるという見解は私の中ではかなり信憑性を帯びてきている。
(wikipedia/郷地医師配付資料より  
なお、同医師が用いたのは各同位体は明確に読みとれないため不正確)
・・・・・・・・・・・・・・・・(沸   点)・・・・・・(放出放射線)・・・・(半減期)・・・・・・(原子炉含有率)・・・・・
キセノン132     -108.1℃      β   線      36日        3.50%
・セシウム134      641.0℃      γ、β線       2年        0.04%

・セシウム137      641.0℃      γ、β線      30年        0.12%

・ヨウ素131       184.3℃      γ、β線       8日        1.72%
・ストロンチウム89  1382.0℃       γ、β線           50日        2.20%

・ストロンチウム90  1382.0℃       γ、β線           29日        0.01%

・テルル122       1390.0℃      β   線          17日        7.44%
・ルテチウム164    3327.0℃      β   線            3分        0.39%
・セリウム144      3470.0℃      γ、β線      285日         0.78% 
・ニオブ 95        2900.0℃      β   線      35日              3.29%
◎アメリシウム241   2600.0℃      α   線      432日       0.00%
◎プルトニウム238   3230.0℃      α、γ線            88年       9.99%
◎プルトニウム239   3230.0℃      α、γ線          241万年      9.99%
◎ウラン235      3745.0℃      α、γ線           7億年            不   明

◎ウラン238      3745.0℃      α、γ線          45億年     不   明
 
郷地医師はより人体に悪影響を及ぼすα線計測を主張するが、
未だγ線主体で
β線すら公的機関レベルでは十分に計測されているとは言い難い状況にある。
因みにα線量を計測する機器も多々存在し、
また次の通り、通常のガイガーカウンターを用いても
α・β線の存在を確認する方法があるようだ。
福島市立北沢又小学校校門前で放射線の種類を調査

Inspector+を使用し、福島市立北沢又小学校の校門前で、
存在する放射線の種類を調査結果

α線 : 約 330 CPM
β線 : 約 2700 CPM
γ線 : 約 650 CPM

※CPMとは、ガイガーカウンターが1分間に捕捉する放射線の数。
アスファルト上では、土の上よりも、β線の捕捉率が際だって高いことが分かった。
つまりセシウムやヨウ素汚染はこれら有害物質の大量放出を隠蔽するための
ダミー報道にすぎないのではないかと推理を以前にも述べたが、
これを裏付ける報道が週刊SPAよりなされた。
その内容とは、
匿名で飯舘村の青年と思しき人物からメールがありその中で次のように述べており

「放射線測定を専門とする大学研究者に直接聞いたのですが、
プルトニウムが核変する前のネプツニウムという核種が、
少なくとも飯舘村や伊達市まで大量に飛んでいたそうです。
今のγ線メインの測定方法では
どんなに頑張ってもセシウムしか検出できないため、
本来の危険性が見逃されてしまう。
α線核種を無視した今のやり方を続けていたら、
飯舘村はまた“見殺し”にされかねない……」


実はそれ以前に同誌に、
環境解析化学を専攻する学者が地元での講演で、
「ネプツニウム239とは、
2~3日でプルトニウム239にβ崩壊(核変)する核種のことで、
つまり、これが大量に見つかったということは、
かなりの確率で
飯舘村において取り返しのつかないほど
深刻な汚染が進んでいるという意味にほかならない。
しかも、このネプツニウムは飯舘村に
何千ベクレル/Kgという量で存在するという……。」
旨の意見を主張したという。

この記事の事実関係は定かではないが、仮に事実であれば、
矢ケ崎教授、郷地医師らの主張が正に正当性を帯びてくる。

だとすれば多数の核爆弾を自国内で自爆させたに等しい状況に福島、
そして日々計り知れない拡散規模で国土を覆い尽くすと形容できよう。

プルトニウム原子炉ペレットは表面は
水で常時冷却し280℃で保持し内部は2000℃だが、
冷却できなくなると直ぐに2800まで上昇し、
圧力容器の筒を形成するジルコニウム(融点1800℃)は溶けだし、
この溶けたジルコニウムが大量の水素を発生させ、
それが燃えて水素爆発を起こしたものと予想されるようだ。

御用学者や政府から繰り返し出された「海水冷却」など後の祭りで
何の事態打開にはなっていなかったことや、
「ベント」と称する大気・海洋への放射能廃棄物の垂れ流しが
事故以前から頻繁になされていた事実を知るに至り、
激しい憤りが再燃する。

前回選挙で不正も疑われた石原が
自民党(最近、悪党顔に変貌している)


「国民に放射線測定をさせるべきではない」旨の発言を行ったことが
批判の的となっているが、
これは異常事態を国民に知られることを恐れ、
馬鹿なりに高圧的抑制を意図した発言ではなかったであろうか。

購読者が激減しカネに困ったマスコミヤクザを
カネの力で利用して世論を誘導しようと画策したものの、
今や日に日にネット等の情報で過去の犯罪や失態が明るみに出ることに、
原発マフィアは内心は恐怖し戦くものと私は想像するのだが、
未だ彼らから反省や後悔の弁が全く聞かれず隠蔽工作に終始し、
被害の実態開示と避難など適切な対応がなされない現実に
苛立ちは募るばかりだ。
飯舘村で大量のプルトニウムを検出
『週刊SPA!』9/13発売号「飯館村で大量のプルトニウムを検出」より
福島第一原発敷地内で
「ごく微量のプルトニウムを検出した」と東京電力が発表した3月28日以来、
「プルトニウム放出」の疑惑をメディアはほとんど報じてこなかった。
だが、ここにきて驚くべき情報が飛び込んできた。
半減期2万4065年と言われるプルトニウムが、
現在計画的避難区域に指定されている福島県の飯舘村に
大量に見つかったというのだ。
今回、“3・11”以降、政府・東電の統合記者会見などで
プロのジャーナリスト顔負けの鋭い質問を繰り出し、
「芸人廃業」覚悟で取材・執筆活動をこなす

婦漫才コンビ・おしどり(♀マコリーヌ&♂ケン)が渾身ルポで迫る――。
「飯舘村のことで至急連絡を取りたい」
ツイッターを通じてそんなリプライが舞い込んできたのは、
8月初めのことだった。
すぐにこちらからもコンタクトを取り、
その日のうちに詳細を送ってもらった。
それを読んだ瞬間、
「やはり……」と思いながらもあまりの衝撃で身体が凍りついた。
メールはこう始まっていた。

放射線測定を専門とする
大学研究者に直接聞いたのですが、
プルトニウムが核変する前の
ネプツニウムという核種が、
少なくとも飯舘村や伊達市まで
大量に飛んでいたそうです。
今のγ線メインの測定方法では
どんなに頑張ってもセシウムしか検出できないため、
本来の危険性が見逃されてしまう。
α線核種を無視した今のやり方を続けていたら、
飯舘村はまた“見殺し”にされかねない……」


なぜ、私たちのところにこのようなメールがきたか。
それは私たちが飯舘村の青年たちとほぼ毎日連絡を取り合うほどの仲で、
彼らの行っている「負げねど飯舘!!」の活動を通じて、
連携して動いていたからだろう。
私たちに最初のメールを送ってくれた人物は、
環境解析化学を専攻する、仮にここでは「A先生」とするが、
このA先生の講義を受けて、
「飯舘村にネプツニウム239という核種が大量にある」という、
まだ世に出ていない論文の存在を知ったとのこと。

ネプツニウム239とは、2~3日でプルトニウム239にβ崩壊(核変)する核種
のことで、
つまり、
これが大量に見つかったということは、
かなりの確率で飯舘村において取り返しのつかないほど深刻な汚染が進んでいる
という意味にほかならない。
しかも、このネプツニウムは飯舘村に
何千ベクレル/Kgという量で存在するという……。

ここで、そのデータをはっきり公表できない理由も
書いておかなければならない。
素直に白状すると、この論文は
今海外の学会に提出されている。
そのため、学会での査読が終わり
オーサライズされるまでの間は
、おおっぴらに公表できない代物なのだ。


論文が公になるのは早くて9月末という話だが、
そもそも、
なぜわざわざ海外の学会で発表するのか
という疑問もあるだろう。
それは、日本でこのデータを発表した場合、
握りつぶされる可能性が高く、
それを恐れてのと……とメールの告発者は
書いている。
ただ、飯舘村の人たちにとっては
一刻を争う事態のため、
この告発者が意を決して私たちに
情報が託したというのだ――。

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