フランスの原子力防護評価研究所のジャック・ロシャール
原発村の関係者会議の方もこう仰っている
なのになぜ、原発爆発時期のヨウ素被曝を重要視しないのか?
舞い上がりは内部被ばく10倍=放射性セシウム、直接吸入と比較-原子力機構解析
東京電力福島第1原発事故で、
一度地面に降下し風で舞い上がるなどした
放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、
大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果を、
日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)がまとめた。
北九州市で開催中の日本原子力学会で22日、発表される。
同機構安全研究センターの木村仁宣研究員(放射線防護学)は
「地面からの再浮遊を防ぐための除染が重要となる」
と指摘している。
東電や文部科学省などの調査データを基に、
福島県南相馬市の測定地点で、
ヨウ素131、セシウム134、137が
空気から直接体内に入った場合(3月20日~5月19日)と、
地面に降下した分が再び浮遊して取り込まれた場合(4月3日~6月4日)の
内部被ばく量を算出した。
その結果、セシウム134、137は直接吸入で0.0076~0.0099ミリシーベルトだったのに対し、再浮遊では
0.077~0.09ミリシーベルトと約10倍に上った。
一方、半減期の短いヨウ素131は直接吸入0.071ミリシーベルト、
再浮遊0.045ミリシーベルトと大きな差はなかった。
セシウム134の半減期は約2年、137は約30年で、
再浮遊の影響が長く続くとみられる。
木村研究員は「放射性物質の種類によって、被ばく経路に大きな違いがある」としている。(2011/09/20-11:05)
一度地面に降下し風で舞い上がるなどした
放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、
大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果を、
日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)がまとめた。
北九州市で開催中の日本原子力学会で22日、発表される。
同機構安全研究センターの木村仁宣研究員(放射線防護学)は
「地面からの再浮遊を防ぐための除染が重要となる」
と指摘している。
東電や文部科学省などの調査データを基に、
福島県南相馬市の測定地点で、
ヨウ素131、セシウム134、137が
空気から直接体内に入った場合(3月20日~5月19日)と、
地面に降下した分が再び浮遊して取り込まれた場合(4月3日~6月4日)の
内部被ばく量を算出した。
その結果、セシウム134、137は直接吸入で0.0076~0.0099ミリシーベルトだったのに対し、再浮遊では
0.077~0.09ミリシーベルトと約10倍に上った。
一方、半減期の短いヨウ素131は直接吸入0.071ミリシーベルト、
再浮遊0.045ミリシーベルトと大きな差はなかった。
セシウム134の半減期は約2年、137は約30年で、
再浮遊の影響が長く続くとみられる。
木村研究員は「放射性物質の種類によって、被ばく経路に大きな違いがある」としている。(2011/09/20-11:05)
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