2011年9月26日月曜日

風で舞い上がるなどした放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、大気から直接吸入するのに比べて約10倍多い


フランスの原子力防護評価研究所のジャック・ロシャール

原発村の関係者会議の方もこう仰っている
なのになぜ、原発爆発時期のヨウ素被曝を重要視しないのか?




舞い上がりは内部被ばく10倍=放射性セシウム、直接吸入と比較-原子力機構解析

東京電力福島第1原発事故で、
一度地面に降下し風で舞い上がるなどした
放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、
大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果を、
日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)がまとめた。
北九州市で開催中の日本原子力学会で22日、発表される。
同機構安全研究センターの木村仁宣研究員(放射線防護学)は
「地面からの再浮遊を防ぐための除染が重要となる」
と指摘している。
東電や文部科学省などの調査データを基に、
福島県南相馬市の測定地点で、
ヨウ素131、セシウム134、137が
空気から直接体内に入った場合(3月20日~5月19日)と、
地面に降下した分が再び浮遊して取り込まれた場合(4月3日~6月4日)の
内部被ばく量を算出した。
その結果、セシウム134、137は直接吸入で0.0076~0.0099ミリシーベルトだったのに対し、再浮遊では
0.077~0.09ミリシーベルトと約10倍に上った。
一方、半減期の短いヨウ素131は直接吸入0.071ミリシーベルト、
再浮遊0.045ミリシーベルトと大きな差はなかった。
セシウム134の半減期は約2年、137は約30年で、
再浮遊の影響が長く続くとみられる。
木村研究員は「放射性物質の種類によって、被ばく経路に大きな違いがある」としている。(2011/09/20-11:05)

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