2012年2月4日土曜日

アイツらのウソ③:国債は借金?

アイツらのウソ③:国債は借金?
まず耳慣れない「国債」という言葉で、ほとんどの人が経済学か何かだろうとして、引き下がってしまう。今のニッポン国は、毎年毎年お金が足りないから、借金をしてまかなっているのだという。その借金の利息も払えないくらい借金しているから、その利息分も借金しておって、この国の借金を『国債』と呼ぶのだと、説明している。途中解約(一括精算)が出来ない借金というわけだ。そしてその借金(国債残高)は800兆とも1000兆とも言っている。一人平均に直すと7~800万の借金だと脅しをかけている。

借金というなら、金を借りた人がいれば、その金を貸す人間もいるわけだ。しかしここでお金を貸す側は、国に金を貸したとは思っていない。国債の債券(まあ引換券と思えばいい)というチケットを買うのだ。曰く国債を買っている、国債を保有している・・・というわけだ。このチケット10年後には確実に買ったときの値段以上で現金化できる。だから、使わないでいいお金が余っている人たちは、定期預金感覚で国債を買うのである。

この国債は、もちろん海外の金持ちも参加できるが、ほとんどが国内で循環している。この際、海外か国内かは問題ではなく、それだけのカネを貸す人間がいるということである。国民は誰も700万円の借用書は持っていない。

金持ちたちが国(政府)に1000兆円を貸しているだけであり、

国民は連帯保証人ではない。

要は


国は金持ちの財産を膨らませるために

利息を払う約束をしただけのこと。

その金持ちをさらに太らせるためのエサ(利息)を
国民から満遍なく税金で集めるというだけの行為である。

銀行の金庫に眠っているだけのお金を
債券という名前のチケットに替えてややこしくしているが、
金持ちどもにその額に応じて、
お金持ち報奨金を差し上げようというもの。

その報奨金は全国民から巻き上げるというだけのこと。

こんなねずみ講方式がいつまでも続くわけはなく、
どこかで破綻するのは見えているようだが、
何せ日本国が保証人だから、
そうそう簡単にはつぶれないだろうと、
アイツラは多寡をくくっている。

要は国債発行は貧乏国家が借金をすることではなく

金持ち国家が、
その国民の中の特定の者たちだけに利殖の機会を与え、

多くの国民は生かさず殺さず、

搾り取って、暴動を起こす気力も奪って、

(一部のものだけで)贅沢三昧しようという政策のことである。

ニッポンに金がないというのは嘘である。

金儲けに
明け暮れるアイツラはまだまだ日本は支払能力ありと判断して、今日も国債を買い続けているのである。

例えば、

普天間の米軍基地をヘノコに移そうがグワムに移そうが、
はたまたハワイ・アラスカ・海上艦隊に引っ越そうが
その費用は全額日本もちですよという思いやりというか、
みかじめ料をせびる暴力団に、
無条件で
その倍額も払っちまおうという方針を持っている日本政府
(これがブラフだったらたいしたものだが)。

まだまだ充分金を持っていると思うのが自然である。

知らぬは、日本は借金漬けで大変だと脅され、

倹約に努め、ひたすら税金を納め続ける日本国民だけである。

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