劣化ウラン 沖縄 1

このファイルには、2004年6、7,8月分の

「Re:メールにお返事
」を保管しています
メールが届いた日
届 い た メ ー ル と お返事  
 カナダのモントリオールで大量の爆薬が見つかりました。(8月29日)
届いたメール
0000  0000(モントリオール在住)
拝啓、いつも最新の情報を有難う御座います。
忙しい上に、新聞などによって細部の数字などが違うので、細かい数字はあまり当てにはならないのをお断りしておきます。
ローカルな話題で、ロシアの飛行機事故と同じ日だったので、あまり大きく取り上げられていないのですが、25日 に、モントリオール市警に20個の爆弾を仕掛けたと言う通報がありました。当局が調べたところ、3個(記事によっては5個)の爆弾と、15丁の銃器(種類などは 書いてはいませんでしたが、新聞の写真に写っているプラスチックのガンケースは明らかにライフル用でした。)が見つかりました。いずれもダウンタウンのど 真ん中で、車に仕掛けられていた物の爆薬は200パウンド(135キロ)で直径100メートルを吹き飛ばすもので、爆薬の総押収量は300パウンド以上と か。
どの爆弾にも信管は取り付けられておらず、「コソボ」と書かれていたそうです。バックグラウンドは分からず、誰も逮捕されていません。
私見を言わせてもらえれば、新聞に書かれていた「幸運にも信管は取り付けられておらず・・・・」というのはわざと やったような気がします。そして、何かのデモンストレーションか、示威活動のような気がしますが、それならばこれほどの高価な資材を、景気よく無駄にするの は無駄な気もします。何しろ本気になったら一時的にモントリオール市をハイジャックできる量ですので。それとも本気で、機材、資金が豊富なところを見せた いのでしょうか?
それよりもこれだけのことをやってのけた連中が、いまだに市内に潜伏しているかもしれないと思うと気味が悪いです。モントリオール子は「バイカーギャングだよ」なんていって、市内も特に変わったところは無いんですが。
所長コメント
この種のタイプは自分の存在感を誇示する特徴があります。そのためなら市中で爆発させることも平気で行う危険性があります。放火犯のような愉快犯とも違います。政治的なメッシージを発するテロリストとは異質な連中です。
そこで彼らが自己を誇示したいという性質を狙って捜査を行います。市民軍事組織(ミシリア)などに属している場合が多く、意外と早く犯人を逮捕できるような気がします。
でもまだ危険が存在しますから、繁華街で爆発が起きたときは近寄らないようにしてください。2回目の爆発で集まった多くの野次馬を殺傷する仕掛けを多用します。
 いわゆる市民運動家を「プロ市民」と呼んで批判しているようです。(8月27日)届いたメール
 はじめまして。いつも楽しみに拝見させていただいております。
ところで「Re:メールにお返事」におきまして「プロ市民」についての 話題がありましたが、以下のリンクに関連情報が記載されております。
ご参考までに。
プロ市民 - Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E5%B8%82%E6%B0%91
はてなダイアリー - プロ市民http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D7%A5%ED%BB%D4%CC%B1
「プロ市民」って、元々は良い意味だったんだよhttp://hp1.cyberstation.ne.jp/negi/DEMO/topic/t044.htm
当初「プロ市民」という言葉が世の中に登場した時代と異なり、 現在の日本のインターネットにおいてこの言葉が登場する場合は誹謗中傷的な 言葉として認識される場合が多いと思われます。
神浦さん 自身はあまりこの言葉を使用しない方がいいかと思います。 また、この言葉に過度に敏感に反応するのもいかがなものかと思います。
以上。
届いたメール
「プロ市民」という言葉について指摘のメールがあったようなので、 自分も以前から気になっていた部分につき少し言及させて頂きます。
メールにあったように、ネット上の掲示板などでこの言葉は極めて ネガテイブなニュアンスで多用されています。 カタカナにした「サヨク」或いは「サヨ」といった言葉とセットにして 論拠もあまり示さずに非難じみたトーンを含ませたい場合などによく 使用されています。
「善意を装ったお金儲け活動という誹謗・中傷の意味」という訳です。 ただ、単純に差別用語というよりは、こういうレッテルを創造して貼ることで、差別的な感情の無かったところに差別を創るといった意味合いが 強く、個人的には「差別目的語」とでも呼びたいところです。
既に定着した言葉で「オタク」というものがありますが、あれも発生 当初にはそういう性格で、使用され方も非常に似ていると思います。 元来は極端で質の悪い一握りを指す言葉で、それ故に非難も当然という トーンを内包するのですが、一端広まると少しでもそれらしい人間には 手当たり次第適用され、新しい被差別階級を創造する結果となります。
「質の悪いマンガやアニメファンはオタク」だったのが、「マンガやア ニメ好きは全てオタクだから質が悪い」に摩り替わるのです。 (現状では拡散・変質してだいぶ意味合いが変わっていますけど)
「プロ市民」という言葉も、リベラル的な活動をする人間は皆、非難に値するかのような印象を広げている最中でしょう。 前々から思っていますが、日本人はともかく弱い者いじめが好きです。 異常犯罪なども、欧米と違って無差別でなく動物・ホームレス・幼児など 取り立てて弱者を攻撃するケースが目立ちます。 これらは「一億中流」などと言われ、社会的に平等・平均化を金科玉条と し単為的に推し進めた結果、当り前に発生する日常の不満に対して「自分は 人並みか?」という疑義を発生させ、自らがアベレージであることを確認 するため「平均以下」を攻撃するという行為に至っているのでは?
何につけ差別できる対象を創造したがるという傾向も、このあたりの心理 に基づいているように思われます。 他人を差別するということは「自分は被差別側でない」確認のように感じ られますから。
届いたメール
(神浦・・・・このメールはスパイク通信員です。今回はこのコーナーに掲示します)
私も「プロ市民」という言葉が最近登場するようになったのは気になっていま した。北海道には「アイヌ」という言葉が、「人」という意味でありながら、差 別語として使われた歴史があります。「プロ市民」も同様の使われ方をしている と考えています。
日本で市民運動をやっている人には、元々は市民運動にまったく無理解だった 人もいます。そういう人が、行政の怠慢や不作為に直面したことで、問題を解決 する過程で周囲から市民運動家と呼ばれるようになることがあるのを知ってほし いと思います。イラクで人質になった高遠さんのお兄さんは、保守的で知られる 人だったのに、妹の命が危ないと分かると意見を変えました。その結果、彼は左 翼だとみなされてしまいました。いわゆる拉致家族の方々も、活動の過程で市民 運動家のようになってしまっただけで、それを商売にしているわけではありませ ん。
活動を商売にするというのは、補助金が出る分野に寄生して市民運動をかたる 連中のことを指します。ホームレスの宿泊・支援施設の運営に補助金を出してい る自治体があると、そこにこの種のNGOが集まり、低レベルの宿泊・職業斡旋 サービスしかせず、補助金による収入で利益を上げるというセコい商売です。批判されるべきはこういう連中でしょう。
アメリカでは、普通の市民が日本でいわれるプロ市民と同等かそれ以上の活動 をしているのを見ることがあります。日本の市民運動は全体的にはまだまだ低調といえ、さらに盛んにならないと先進国から評価は受けられない状態です。それ に水を差すような「プロ市民」という言葉は、好ましくないと思います。
所長コメント
そうですか。だいたいの意味がわかりました。うちのカミさん聞くと、「プロレタリアート市民」の略と思ってそうです。昔、「プチブル」という言葉が流行ったことがありますから。スパイクさんの言うように自治体の補助金目当てに質の劣るNGO連中のことと、熱心な市民運動を混同することは確かに危険ですね。ちゃんと分離されていないのではないですか。それだけ社会参加の市民運動が市民権を得ていない証拠でしょうね。
 ここで登場する「プロ市民」という言葉の意味を知っていますか。 (8月27日)届いたメール
劣化ウラン弾のメール情報で使われている、「プロ市民」という言葉は差別語ではないでしょうか。市民運動や弱者救援のNGO活動をやっている人を、まるでお金儲けの手段にしているような印象を与える言葉と思います。このホームページにはふさわしくない言葉と思います。
おそらく2チャンネルあたりで使われ、ある種の人を誹謗・中傷するために生まれた言葉と理解しています。神浦さんはそのことを承知して、この言葉を掲載されているのでしょうか。お答え下さい。
所長コメント
「プロ市民」という言葉は、先日のメールで初めて聞きました。私は2チャンネルは見ませんから、「プロ市民」という言葉を初めて知りました。私の印象ではプロ並みの知識や経験を持ちながら、それとは別の市民生活をしている人のことだろうというものでした。特に悪意のある言葉とは知りませんでした。おそらく多くの人が同じように考えていると思います。
もし市民活動や社会活動に熱心な人に対して、「プロ市民」は善意を装ったお金儲け活動という誹謗・中傷の意味なら、決して許せない言葉と思います。「プロ市民」にはそのような差別的な意味があるのでしょうか。
 劣化ウラン弾に毒性を高める加工はしていないか。 (8月26日)届いたメール
いつもページを見ています、00と申します。
劣化ウランの毒性ですが、前の読者の方のメールにもありましたように、 もし100%ウラン238、またはほんの少しの235だけが成分なら、 報道されるような畸形を産んだり癌発生させる毒性はありません。
しかし、もしそのウランが、一度原子炉で使用され、再処理を受けた ウランなら、話は別です。再処理されてウラン99.99%になったとしても、 残り0.01%に半減期100年~数万年の核分裂物質が含まれているなら、 重金属でもあり、とんでもない毒性があり得ます。 飛行機やヘリ用の民生品は生ウランから作った純正ウラン238なのでしょうが、 軍用の劣化ウランは、再処理ウランなのではないでしょうか?
ナパーム弾にはガソリンに、わざと有害なPCB等混ぜておくと聞いたこともあり ます。
考察の参考になれば幸いです。
所長コメント
劣化ウラン弾の第一目的は敵の装甲をぶち抜く威力です。そのために固くて重い物質を使います。そして貫通後に激しく燃焼して、車内の砲弾などを誘爆させます。これが劣化ウラン弾です。駆逐艦などの近接対空機関砲ファランクスは、飛来するミサイルの前方で劣化ウランの機関砲弾が爆発し、その破片で弾幕を作り、それで飛来するミサイルを破損させて迎撃します。
劣化ウラン弾で敵の装甲車や戦車を撃破した際、毒ガス(神経剤)のVXガスのように、長期間、散布した現場を汚染させ、敵の通過を拒んだり、その地域の使用を拒否するような目的は劣化ウラン弾にありません。むしろ破壊した敵戦車や装甲車が通行の邪魔になるので、それを道路などから排除する作業が必要になります。そのことを考えると、あえて劣化ウラン弾に強い毒性を持たせることなしないと思います。米軍が劣化ウラン弾の使用を控えるような通達を出したのは、そのような毒性が懸念されてきたからではないでしょうか。すなわち重金属としての汚染です。
そのように考えると、劣化ウラン弾にPCBのような毒性は期待しないと思います。
そういえば古代ローマの時代から、敵に攻められて陣地(城壁都市など)を撤退する際、井戸に動物の死骸や伝染病で死んだ者の死体を投げ込んだそうです。これは一種の生物兵器のルーツということになると思います。 
 核の専門家の立場から劣化ウランの説明をします。(8月26日)届いたメール
神浦さんのホームページをよく見させていただいております。
私は原子力発電所で働いています。(ちなみに今の担当は電気設備の保守で、燃料 ・放射線は専門ではありません) 劣化ウランについて、みなさん若干誤解がある様な ので、私の知っている限りのことをメールさせていただきます。
劣化ウランはウラン濃縮の過程で生成されるウラン235の同位体組成比が、天然ウランより小さいウランのことをいいます。放射能を弱めたウランというのはすこし違います。また、ウランは半減期の小さいα核種なので、外部被曝は問題にならず、内部被曝に若干の懸念があると考えられます。
しかしながら、ウランは放射能が微弱なこと、劣化ウランの拡散の仕方がわかっていない(劣化ウランを使用した場所において、劣化ウランの分布状況を調査した報告はないのでは?)ことから劣化ウランに関する放射線障害についてはよくわかっていないと思います。
ウランは自然界ではウラン238が約99.3%、ウラン235が約0.7%の同位体組成比です。ところが、一般に用いられている軽水減速の原子炉においてはウラン235の比率にして約3~5%に高めてやらないと、核分裂反応は続きません。そこで、ウラン濃縮というやつをするわけです。(ウラン濃縮は原爆用のウランを作る のも、軽水炉用のウランを作るのも同じ技術とおもっています。ちなみに日本はウラン濃縮技術を持っており、当然、軽水炉用ですが、日本原燃㈱及び核燃料サイクル開発技術機構にてウラン濃縮を行っています。)
ウラン235とウラン238は化学的な性質は同じであり、質量もそれほど違いがない為、分離するのは非常に難しいのです。現在、実用化されているウラン濃縮技術は、いずれもウランを気体状の6フッ化ウランにしてやり、それを遠心分離あるいは 拡散によって同位体分離を行う、それも1回のプロセスでは所定の濃縮度は得られな いため、何回もそれを繰り返して濃縮ウランを手に入れるという手法をとっています。(日本では遠心分離法を行っていますが、数百段の遠心分離機をカスケードに接続し、やっと所定の濃度が得られると聞きました。)
このウラン濃縮の過程で、残りかすとしてウラン235の同位体組成比が天然ウランより小さいウランが得られますが、それが劣化ウランです。ウラン235もウラン 238もともにα崩壊しますので、単純に放射能を弱めたウランとはいえないと思います。また、ウラン235の組成比が小さいので当然核分裂といった観点からは使え ません。
ちなみにウラン235、ウラン238ともにα核種ですが、ともに半減期が数から 数十億年のオーダーであることを思えば放射能としては小さいといえます。また、α 線は空気中では数センチメートルしか飛びませんし、紙1枚程度で十分遮蔽できます。したがて、外部被曝としては問題になりません。ちなみに、ウランの飛散が心配されない原子力発電所の新燃料は割と簡単な入れ物で、普通のトラックで運搬します。問題は、肺等の体内に取り込んだ内部被曝で、ウラン、あるいはウランの娘核種 であるラドン、ラドンのさらに娘核種からの被曝によりガン等の発生確率が高くなる 可能性は否定できないと思えます。事実、ウランの含有率が高い鉱山の労働者にガンの発生確率が多いとういう報告が1920年頃されたという放射線防護上の歴史もあ ります。
ただし、ウランも当然代謝によって対外に排出されます(ただ、詳しくはI CRP(国際放射線防護委員会)の報告に生物学的半減期をまとめたレポートがあっ たと思いますが、それを見ないとどれくらいの生物学的半減期かはわかりません)。
また、放射線計測については学習したことをかなり忘れてしまいましたが、確かα 線はかなり特殊なα線用GM管、シンチレーションカウンタ等、α線が飛ばないが故に特殊な検出器を用いたと思いました。通常のGM管(ガイガーミューラカウンター といいます)あるいは半導体検出器(自衛隊の方がサマワで身に付けていた電子体温計みたいなやつ)を空中にかざしても劣化ウランが飛散した土地かどうかはわからな いと思います。ウランの検出にごくありふれたGM管の針をテレビに見せ付けたとしても、それはいわゆるプロ市民のパフォーマンスに過ぎないように思えます。国も必 要ならば今回のヘリの墜落現場に日本原子力研究所(文教科学省所管の特殊法人で す)または自衛隊の放射線計測のプロを派遣し、よくも悪くも結果を公表すればよい のではないでしょうか。
放射線はランダムに発生しますし、通常のGM管ではどこで測定してもバックグラ ウンドとして数十から百cps程度は放射線は検出され、その指示も時間や場所によって変動するので、GM管の指示が出てその指示が変動したとしてもそのレベルが問題です。劣化ウランに限りませんが、報道は科学的な裏づけもないのに、そのレベ ル等を度外視し、計測器の針が触れるだけで騒いでいるような面が見受けられ、やたら放射線・放射能の恐怖をあおっているように思えます。
イラクで奇形児が多いと いって、特に科学的な調査もしないでそれがさも放射線影響と断定しているかのよう な報道も見受けるように思います。放射線・放射能に対する危機をいうならば、科学的な根拠に基づくべきですが、ただ情緒的に白血病が増えているとか、計測器の針が動いているとか危険かのように見せかけ、科学的なデータ・根拠を説明しないという のが報道のスタイルのように思えます(特に民放テレビはひどい・・・なお、北朝鮮 ・中国の軍備についても放射線・放射能と同じような根拠もなく危機感をあおるだけの報道がなされていると思います)。
また、こういったことについてプロ市民を平気で専門家の弁とし、本来の専門家(大学または放射線医学研究所等の研究者)を登場 させない報道を見て危機感を覚えます。 それでは。
所長コメント
やはり私の知識は間違っていなかったと思いました。ありがとうございます。今まで劣化ウラン弾のことを話すと、まるで私が劣化ウラン弾を無理矢理正当化したり、核兵器を弁護している悪者と思われることが多くありました。アフガンやイラクに劣化ウラン弾を調査しに行った大学の先生は、私が劣化ウラン弾の不発弾はそれほど危険ではないと話すと、露骨に嫌な顔をされ、劣化ウラン弾の勉強が足りないと私に注意しました。
テレビの生放送でも、私が劣化ウラン弾の説明をすると、スタジオにいたイラクで劣化ウラン弾を取材した日本人ジャーナリストが、「今でもイラク南部では湾岸戦争の劣化ウラン弾被害で多くの子供が犠牲になっている」と声を荒げました。怒りを感じるというより、悲しくなりましたね。
そういえばこんなことがありました。劣化ウラン弾ではないのですが、92年頃にカンボジアの取材をやったとき、ウドンという遺跡を見に行ったことがあります。するとウドンの遺跡の一部が爆破・破壊されていました。私が付近の住民に誰が破壊したのかと聞くと、「ポルポト、ポルポト」と一斉に話しだします。しかしウドンの遺跡は米軍の爆撃で破壊されたことは歴史の事実です。そこで住民に「なぜポルポト派がやったと言ったのか」と聞くと、そのほうが外国人(観光客)が喜ぶと話しました。
まあ、今回の沖縄のヘリ墜落事件で、劣化ウラン弾に関する正しい知識が広がったと思います。ところで最近は9・11でペンタゴンに墜落した旅客機が、じつは旅客機ではなくて米軍のバンカーバスター(深々度貫通爆弾)だという話が出ているそうです。すなわち9・11米国防省謀略説です。もうこんな話はやめたいですね。
 話題の劣化ウラン弾に関する化学的な論証です。(8月25日)届いたメール
 ご無沙汰しております、00です。先日はWeb上にてお返事を頂き、ありがとう ございました。
さて表題の件、「やっぱり危険なのでは?」というご意見がありましたので、まずはたたき台としての情報をご紹介します。
このWebページは文部科学省の委託 を受けた「科学技術振興機構」という独立行政法人が作成しています。ほぼ政府 の公式見解とイコールと見てよいと思います。http://www-atm.jst.go.jp/atomica/04020111_1.html もちろん、この文中の「湾岸戦争においてこれらの劣化ウランが兵士の健康に影 響を与えるという有意差は現れていない」という文章を100%そのまま信じるほど お子様ではありませんが、「劣化ウランの放射線障害は主として透過力の小さい α線によるものであり、外部被ばくはほとんど問題にならない」の部分は特に否 定する材料はないものと思っています。
ウランは、国際原子力機関(IAEA) の放射線防護基準では(原子爆弾の原料/核燃料となるU-235ですら)危険度の 最も低い第4群に属しているそうです。 ※日本の放射線障害防止法でもかなり規制のゆるいグループに属しているよう  です。時間があればもう少し調べてみます。 また「武力紛争における劣化ウラン兵器の使用」という題で、以下のようなレポー トも公開されています。この方は劣化ウラン使用兵器には否定的な立場を取って おられるようですので、バランス上もよい資料でしょう。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/heiwa/Pub/29.html
上記のWebサイトや、根拠ある資料を読んで私の調べた限りでは、以下のような 要約になります。  
(1)短期的な外部被曝に関しては、劣化ウランで放射線障害が起きるはずが無い。現時点ではイラク戦争における放射線障害被害は無いはず。  
(2)ただし、重金属に類することによる化学毒性による健康被害が発生している事は十分に考えられる。
※上記URLによると「化学毒性は砒素と同程度、鉛や水銀よりも低い」となっています。  
(3)加えて、体内に蓄積されることによる内部被曝に関しては100%否定は出来ない。癌の発生率が僅かに上昇しているとの報告もあるが、いずれにしろ10年単位の長期的な追跡調査が必要である。 ということで、前回のようなE-Mailをお出ししたような次第なのです。
繰り返しになりますが、問題は「ウラン」という言葉をどうしても核兵器や核開発と結び付けたい、所謂「プロ市民」や一部マスコミが、あたかも今、目の前の もっとも重大な危険として放射能汚染の恐れがあるように喧伝している点にあり ます。
最悪の場合、実際に劣化ウランによって健康被害を受けている人々が、彼 らの「為にする」主張の為に適切な治療を受けられない、という事態に陥ることをもっとも懸念しています。
※最近流行の「プロ市民」という言葉ですが、アメリカにも「ボランティアヒッピー」  という言葉があるそうですね。「ボランティア名目で寄付を募り、その金で  バックパッカー生活を楽しむ。 帰国後はそれをネタに旅行記や講演会で一儲  けする人」だそうで……人間って、昔からやること変わってないんですね。
以上、とりあえずのたたき台としての資料をお知らせしました。ご参考になれば幸いです。
追伸  ご指摘を受けましたので、「放射能」「放射線」「放射性物質」や「被爆」と  「被曝」の違いについては気をつけて書いてみました。まだミスがありました  らご指摘頂ければ幸いです。
所長コメント
「本当に劣化ウラン弾に危険はないのか」というメールをくれた方から、確かに納得しました。ありがとうというメールの返事が届いています。
ですから問題は解消したと思っています。しかし一部の文化人が劣化ウラン弾の不勉強を反省しないで、あくまで核兵器として解説を続けるかという問題が残っています。
私は母が被爆者で反核意識は強いと思っています。この軍事の道に入ったのも、核兵器を廃絶したいという気持ちがありました。しかし間違った論理は許せません。劣化ウラン弾を勉強しないで、単純に反核で反対する姿勢に怒りを感じています。
フセイン時代のイラクでは、全国から白血病患者の子供をバスラに集め、劣化ウラン弾の犠牲者として海外のメディアに公開したことがあります。いわゆるプロパガンダ(政治宣伝)です。そのようなプロパガンダを見抜く力をつけないと、善意のジャーナリストが政治宣伝に利用されます。
 米軍関係者がヘリの墜落現場で放射能測定をしている写真が見つかりました。(8月25日)届いたメール
沖縄国際大学の写真部の方が、米軍ヘリ墜落現場を何日間か撮影しているHPがあ りました。
この中で、あきらかに米軍関係者らしき人物が、ガイガーカウンターで計測し ている画像があります。 http://d.hatena.ne.jp/porque/
「沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故写真集」
http://www37.tok2.com/home2/tokuda/okiu_048.html * 
http://www37.tok2.com/home2/tokuda/ 13~14日撮影分  
下から三段目の真ん中 「赤いおっちゃんが持ってる箱と、それから垂れてる聴診器のようなものが気に なる。地面を探るように使っていた。」  タイトルどおり、ガイガーカウンターで計測している画像です。
http://www37.tok2.com/home2/tokuda/okiu_135.html * http://www37.tok2.com/home2/tokuda/index3.html
18日撮影分 上から三段目の左から2番目 「人海戦術」  右端にヘルメットを被った、幾何学模様のシャツを着たおじさんがガイガーで 計測しています。
所長コメント
この件で多くのマスコミから問い合わせが多くきています。どうやらこのホームページが重要な情報源になっているようです。
米軍から文句や圧力はありません。あれば大々的に報道します。
 本当に使用前の劣化ウラン弾は危険はないのか。(8月25日)届いたメール
神浦さん、初めまして。いつも読ませて頂いております。

私は000と言います。元海上自衛隊員です。曹候0期で、3年ほどお世話に成りました。

さて、今回は、「届いたメールとお返事」の中に、気になる部分が有りましたのでメールいたします。


>>  劣化ウランの『劣化』とは、放射能を出さない(出さなくなった)こと を指しているのであり、兵器やカウンターウェイトとして用いられている劣化ウ ランはただ単に「硬くて重い」金属として使っているに過ぎない、ということで 承知しております。 >>という「届いたメール」と

>>劣化ウラン弾なら素手で触っても問題はないと思います。
という所長コメントは、全くの誤りではないでしょうか?

劣化ウランとは、「劣化」という言葉でなんだか絞りカス、出涸らし、の様なイメージが有りますが、天然ウランに含まれるウランのうち、より不安定なU-235の含有率が0.7%から0.2%程度まで減っただけの存在であり、相変わらず放射能を有する物質には変わり無く、素手で触るなどとんでもない代物ではないかと思うのです。

ところで、「放射能」という言葉は、「放射線を出す能力」といいう意味なので、出た入ったりする「物」ではありません。ですから、「放射能を出さない」という文はオカシイと言う事に成ります。正しくは「放射能が無くなったので、放射線による被曝の危険は無い」と書くべきでしょう。

アメリカ合衆国の「ある部分」の人は、引用したメールに書かれているように、劣化ウラン弾は安全であるというような事を、何のデータも示さず(或いは都合の悪いデータは無視して)公言していますが、私には信じる事は出来ません。

とはいえ、私は原子力に関する本を数冊読んだだけの素人ですので、間違った知識しか持っていなくて、間違った事を信じているだけかも知れません。

そこでお願いですが、「劣化ウランは安全だと思われる」という内容の文章を掲載した以上、専門家の意見を聞いていただいて、事の真偽(神浦さんの劣化ウランに対する公式見解?)を早めに示して欲いと思います。

不躾で申し訳ありませんが、ひとつ宜しくお願いします。


所長コメント
劣化ウランは長い間、いろいろな場所で使われていました。民間の航空機に使われていたことは先日のメールでご存じだと思います。しかし旅客機の機体整備で整備士が特別の放射能防護服を着用したという話は聞いたことがありません。
私が始めて劣化ウラン弾を知ったのは、海自がアメリカからファランクスを導入したときです。このときの弾が劣化ウランだったのです。しかし日本は核の軍事利用になると、劣化ウラン弾をやめてタングステン弾に変えました。しかしその時も米軍は劣化ウラン弾の運搬や貯蔵、それに装填時に防護服を着ているという話は聞きませんでした。
劣化ウラン弾が問題になり出したのは湾岸戦争です。イラク軍の戦車や装甲車を米軍の戦車や攻撃ヘリやA-10攻撃機が劣化ウラン弾で攻撃しました。その戦場の後に残された残留放射能が、呼吸や飲食で体内に入り、骨などに蓄積されることで放射能傷害を受けるのです。
日本では劣化ウラン弾の知識が曖昧で、劣化ウラン弾の不発弾で放射能被害を受けるとか、劣化ウランを液状化して散布する方法があるといった話も出ているようです。おそらくダーティーボブ(汚い爆弾)と混同しているのではないでしょうか。日本では劣化ウラン弾に関する本が多く出ましたが、専門的に疑問を感じるものが少なくありませんでした。特にイラク戦争中にばらまかれた米軍の劣化ウラン弾で、イラクの人口が10年間で1/10になるという話に唖然としたことがあります。
米軍も最近になってやっと、劣化ウラン弾の燃えかすが、長期間の内に体内に蓄積されて、放射能傷害を受ける危険があると気が付いたようです。
私のところには劣化ウラン弾に関する情報が集まります。しかし誤った認識されているものが少なくありません。例えば、沖縄で米軍が劣化ウラン弾を使った射爆場(島)付近で漁獲し、放射能汚染されたものが市場に運び込まれているといったものです。このようなことは絶対にありません。
原子力の専門家の意見については、すでにイラクでの劣化ウラン弾の調査報告など、公正で科学的なものをこのホームぺージに掲載しています。
 先日の飲み会の感想です。(8月25日)
届いたメール
一昨日の飲み会に参加させて頂いた00です(終わりの頃、右隣に座っていました)。10月の「討論会」もぜひ参加させて下さい。

あの日の写真展では、殺したパレスチナ人の前で記念撮影するイスラエル兵や、アフガンで家宅捜索するアメリカ兵などを見て、このままいけば何年か後には自衛隊員たちがこうした写真に納まるのかと、腹が立ってしかたありませんでした。
「武装行使」なんてスマートな言いかえが流行っていますが、要は米軍の下でこうした「MOOTV」を行える戦力へと自衛隊を脱皮させたい人たちが少なからずいるわけですよね。

20代のころ、バイトを転々としていて、たくさんの元自衛官の人たちと一緒に働きました。彼らにベトナム帰還兵のような苦しみをあじあわせるのは、たまりません。村人を追い立て、殺すような行為を、日本の旗の下でやって欲しくない。

そうした方向に進めようとしている連中に一矢報いる力をつけたいというのが、軍事を勉強するぼくの動機です。そういう気持ちで、毎朝HPを拝見しております。

長くなりました。今後とも何卒よろしくお願い致します。
届いたメール
神浦さんこんにちは。 一昨日の写真展後のオフ会は非常に楽しかったです。
様々な業界の人と直接話ができて、普段人に言えないこともここではオフレコなしで大放談できて爽快でした。
飲み会中の話で出てきた話なのですが、今アメリカでも急成長の業種の民間軍事会社(PMC)は日本で実現できないか?と考えました。
様々な法律でがんじがらめにさ れることも、党利党略の駆け引き材料にされることも官公庁同士、もしくは組織内部の派閥抗争や縄張り争いにも巻き込まれることもなく、任務を遂行する「実力装置」 になることでしょう。
日本法人でも現地法人でも形は何でも良いのです。国内での基礎訓練は形や重さが同じ模擬銃や模擬砲で行い、最終段階の実働訓練をグアムやサイパンで実銃実弾ですればいいのです。
こう書いていて我ながら非常に嫌な案だとある意味思います。不快感を催す人の方が多いでしょう。でも嫌でも必要になります。
自衛隊はどうしても交戦法規との矛盾が多い国内法、防大や幹部学校での席次などによりなかなか実現できない適材適所の人事、部隊編成。将来的に戦えない自衛隊をPMCが守る時代がくるかもしれません。
考えたのですが、現憲法は「国」の交戦権を否定しています。ここに抜け道的な解釈 を与えるとしたら、「個人」「私企業」「地方」の交戦権は存在するということでしょうか。「株式会社強行突入班」「東京都軍第2対戦車隊」などが公然と存在し、それ らが防衛を担うのはグロテスクな風景ですがありうると感じます。
本人は優秀でも家が経済的に苦しいという若者がPMCや都軍、県軍で働きながら夜学に通うというスタイルは「健気」であってもあまり実現してほしくはない未来図と私は考えます。
所長コメント  過去に、東京に原発を誘致する話がありました。電力会社が言うほど原発が安全なら、いっそ東京のお台場あたりに原発を誘致するという提案です。しかしさすがにこれは実現しませんでした。日本に民間軍事会社を設立するという案はこれに似ています。
しかし飲み会でも説明しましたが、日本人(自衛隊員)の軍事技術では民間の軍事会社を作れる水準にありません。アメリカやイギリスの場合ですが、民間の軍事会社に雇用される人は、普通の部隊で3~4年程度の部隊経験、さらに空挺部隊やレインジャー部隊に2~3年程度の勤務実績、さらに選抜されて特殊部隊で3年~4年程度の経験を持っています。その間に、海外で数度にわたる実戦経験を体験し、あらゆる想定の戦争を体験していることが重要な選考基準になります。
日本の自衛隊でこれだけの経験を積むのは無理です。また日本の空挺部隊やレインジャー訓練といっても、外国の特殊部隊の訓練と比べれば格段の差があります。特殊部隊なら無線通信にしても、衛星電話を使って通話やFAXのやり取りを行います。負傷した者の治療も特殊部隊なら簡単な手術を行える医療水準を必要とします。ちょっと武器を使えるという程度では使い物になりません。
イラクで民衆に捕まった民間軍事会社の者が写った映像を見たことがありますが、乗用車のトランクから機関銃やロケット弾など各種の武器、衛星電話を含む5台の無線機、爆破用の火薬など、凄いものが続々と出てきました。傭兵のスタイルはティーシャツにジーパンですが、とても自衛隊員がやれるような仕事ではないと思いました。
それに民間軍事会社は明らかに傭兵の一種です。政府が兵士の死者数をカウントしたくない場合に使います。これは一種の捨て駒です。民間軍事会社が募集するキャッチフレーズは「スリルと高収入」です。英国のSASやグ米国のグリーンベレークラスなら、一日、10万円以上の日当です。アメリカや英国では特殊部隊を辞めたが、仕事がなくて生活に困っている者が募集に応じているようです。
 中国の毒ガス被害者(旧日本軍が遺棄した毒ガス)が来日しています。(8月24日)届いたメール
こんにちわ。 いつも拝読させて頂いております。
今回中国から来日した被害者は、僅か11歳の少女であり、子供達は何も知りません。旧日本軍が遺棄した毒ガスで被害にあったことは事実であり、これは、消すことが出来ない事実なのです。
毒ガス問題では、政府が3年前から協議を行なってきているとされていますが、いつまで協議を行なうのでしょうか?
その間に被害が拡大していっており、これ以上、放置すれば、日本=悪、というイメージが世界中に広まってしまい、取り返しのつかない事態にならないでしょうか?
関連のリンク先です。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20040823k0000m040069000c.html
所長コメント
私が中国(吉林省・ハルパ嶺)に旧日本軍の毒ガス調査に行ったとき、同行した中国の社会科学院の関係者に、「日中国交正常化交渉の時、中国は日本に戦争中の被害を賠償請求しないという密約があったのか」と質問すると、曖昧な返事しか返ってこなかったことがあります。
ちょっと不自然な対応をしたので、日本と中国に密約があったと感じました。中国では強制連行問題や慰安婦問題が起きていないから「密約があったのか?」と質問しました。
しかし化学兵器禁止条約が改正されたとき、中国の強い要求で「外国に遺棄した毒ガス兵器は、遺棄した国が責任を持って処理する」という1項目が書き加えられました。これで日本は中国に遺棄した毒ガス兵器を処理する責任が発生しました。
だが被害者の救済は化学兵器禁止条約では扱っていません。しかし私自身も、中国で何人かの被害者を取材しましたが、彼らが日本に謝罪と損害賠償を求める気持ちは理解できます。しかし、もし日中政府の密約があれば、被害者の救済は中国政府に1次的な責任があります。原爆被爆者を日本政府が医療援助を行っている様にです。
いつも言うように、中国は極めて老獪な外交手段を使います。中国政府としては被害者の補償を求めていないというスタンスをとりながら、しかし被害者が日本に賠償を求めて行くことを認めています。いかにも中国政府らしいやり方です。この問題で日本政府の対応が鈍いのは、これが日中間で政治問題化しないという安心感(密約)があるのではないでしょうか。
しかし実際に日本軍の毒ガスで被害を受けた方は実在するのですから、政府間交渉ではなく、民間で被害者の救済を行えるように行動する必要があります。
 沖縄のヘリ墜落に関する関連情報です。(8月24日)届いたメール
ご無沙汰しております、00です。一年ほど前にE-mailを差し上げましたが、あ れからずっとWebページは拝見させていただいておりました。
さて表題の件、沖縄におけるヘリ墜落事故に関連して、劣化ウランの危険性が Webページで話題になっておりますが、そもそも劣化ウランはそれほど危険なも のなのでしょうか?
劣化ウランの『劣化』とは、放射能を出さない(出さなくなった)こと を指しているのであり、兵器やカウンターウェイトとして用いられている劣化ウ ランはただ単に「硬くて重い」金属として使っているに過ぎない、ということで 承知しております。
※対戦車徹甲弾として使用する場合、浸徹後の焼夷効果も狙っているという話は  もちろん存じていますが、とりあえずここでは省略します。
大体において、天然ウランを濃縮するためにあれほど大掛かりな濃縮施設が必要なのは、「核分裂に使える」ウランが自然界にごくわずかしか存在しないからであり、その意味では「核分裂に使えない」残りかすである劣化ウランは、自然界 (に存在する天然ウラン鉱脈に比して、という意味ですが)に存在するより安全 な状態になっている、とすら言うことが出来るかもしれません。
翻ってWebページを拝見すると、「ガイガーカウンター」とか「放射能被害」と いう言葉を拝見します。これはもしかしたら神浦さんも少々誤解されているのでは ないかと考え、老婆心ながらお便りを差し上げた次第です。
一般に劣化ウランと称されるU238の半減期は45億年であり、これは放射性物質と しては極めて長い=100年や200年では健康被害が出るような放射能が出るわけが無い、ということを指しています。劣化ウランに携帯式のガイガーカウンターを くっつけても、あまり意味のあるデータが取れるとは思えません。
もっとも、劣化ウランがまったく無害だというつもりはありません。ウランは重金属に分類されますから、体内に入った場合、鉛や水銀、カドミウムといった重金属中毒と同じ健康被害をもたらす可能性は十分にあります。一度骨や肝臓に溜 まってしまうと、その体内に一度蓄積されたウランが半分になるまでには20年か ら50年はかかるとのことですので、製造や使用の現場においては厳重な管理が必要な物質である事には変わりないのです。
また、上記の「健康被害が出るような放射能が出るわけが無い」というのは、あくまで外部被爆に関してであり、このように骨や肝臓に蓄積してしまった劣化ウ ランの放射能が体内から与える健康被害については(あまりにも放射能が微量でありすぎるので)まだ詳しいことは解っていません。 正直、イラクその他の一般市民に与える健康被害という点に関してはちょっと心 配です。
何せ劣化ウランは固体の形に限らずエアロゾルの形でもイラクのそこら 中にバラまかれ、その総量は300トンにも達するという資料もあります。日本全土にカドミウムが300tばら撒かれたら……と思うと、確かにゾッとしない話では あります。
※余談   あくまでヨタ話のレベルではありますが、中国では劣化ウラン弾頭徹甲弾の  製造に(もちろん安全措置など一切取らないで)死刑囚を使っているとの噂を  聞いたことがありますが、本当でしょうか?
問題は、「ウラン」という言葉をどうしても核兵器や核開発と結び付けたい、所謂「プロ市民」や一部マスコミが、あたかも放射能汚染の恐れがあるように喧伝 している点にあります。最悪の場合、実際に劣化ウランによって健康被害を受けている人々が、彼らの「為にする」主張の為に適切な治療を受けられない恐れす らあります。この点について、神浦さんにも今一度、上記のような点についてご調 査をお願いできればと存じます。
また、もしこちらで不勉強な点などありました ら、ご指摘頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。 それでは、今回はこの辺で失礼致します。
届いたメール
沖縄のヘリ墜落現場で撮影された写真を送ります。









所長コメント
下の写真は砲弾のような気がしますが、素手で触っていますね。劣化ウラン弾なら素手で触っても問題はないと思います。怖いのは劣化ウランが燃焼した後の煤煙(ほこり)で、呼吸などによって体内に蓄積されて、ガンなどの放射能傷害を起こす危険があります。(しかし米軍はこのことを正式に認めていません) また上の写真の赤い箱と、下の砲弾は関連しないことも考えられます。いずれの写真も解説は出来ませんので、安易に断定しないでください。
 ヘリの部品に劣化ウランが使われていた可能性があります。しかし貨物では説明がつきません。。(8月23日)届いたメール
00と申します。いつもHP更新を楽しみにしています。

割と一般的な話の様ですし、日航機墜落事件にも精通しておられるので、ご存じかも しれませんが、ヘリを含め、航空機にはカウンターウェイトとして劣化ウランが使われていることが多いようです。
ちょっとネットで調べただけの情報なので、もう少し調べてみます。
・航空機、ヘリコプターなど飛行物体のカウンターウェイト、バランサー
http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub040427uran.htm 

・・・1985年に起きた日航ジャンボ機墜落事件では、ボーイング747に取り付けてい た劣化ウランが相模湾上で尾翼の破壊が起きたことで、海中に落下、さらに墜落現場 でも散乱した。全量回収は結局出来なかった。
この事故の後、日本の航空会社は劣化ウランをタングステンに変えた。しかし世界の航空機ではまだ劣化ウランを使っているところがある。特に軍用機では、どの程度使われているか正確にわからない。・・・
http://www.jca.apc.org/DUCJ/DUwatch/DUW2-1.html 

・・・例えば、ボーイング747ジャンボ・ジェット機は約1500ポンド(約680kg)のカ ウンターウェイトを必要とし、このために 15,000 の劣化ウランのおもりが製造されている。
・・・1992年にアムステルダムでアパートに突っ込んだ飛行機は劣化ウランのバラス トを282キログラム積んでおり、2000年にイギリスで墜落したボーイング747は1,500 キログラムの劣化ウランを積んでいた。[1, pg. 26]
アムステルダムの墜落事故では、152キログラムの劣化ウランが回収できず・・・
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/rachel/rachel_04/rehw_788.html
米軍のヘリの部品として相当な頻度で使用されているとすれば、今回の様に機体が派手に燃焼したような事故を隠したくなるのも分かります。

追加情報をお送りします。

結論として、劣化ウランが墜落したヘリの部品として使われていたかどうか、よく分かりませんでした。ただ、ヘリの部品として使われることがあるのは確かなようです。 ですが何の情報もない今、例のオレンジ色の箱は、やはり運搬していた危険物と考えるべきだと思います。

というわけで、下記の情報は的はずれかもしれません。もしご興味があればお読み下さい。


航空機等における劣化ウランの用途はいくつかあるようです。
1) Control Surface(舵面:昇降舵、エルロンなど)
2) ヘリコプターのロータ(ブレード)
3) ジャイロ
4) その他 操縦桿のカウンタウェイトなど

アメリカ大使館のコメント
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20030404d2.html 

米国CDCの有毒物質資料
Depleted uranium is used in the manufacture of armor-piercing
ammunition for the military, in inertial guidance devices and gyro compasses, as counterbalances for helicopter rotors, as counterweights for aircraft control surfaces, as radiation shielding material, and as x ray targets (EPA 1985b; USDI 1980).
http://www.atsdr.cdc.gov/toxprofiles/tp150-c4.pdf 

劣化ウランが部品として使われるのは、(強くて)非常に密度が高いという特性がよ っぽど必要な部分です。単なるカウンターウェイト(バランスをとるためのおもり) として使うなら、回転軸から遠いところにつければよいし、大きなおもりをつければ よいことですから、よほどスペース的な制限がある部分です。

1)は飛行機の翼の可動部分です。飛行機で翼の近くに座ったときに動くのが見えます よね。あれがだらーんと垂れ下がってしまわないために、回転軸の反対側にカウンター ウェイトが必要だということらしいです(参考資料1)。ボーイング747に使われて いる(いた)というのはこの用途ですね。
CH-53にも尾翼のようなものがありますが、可動部分はないようですね(普通ヘリに はないですよね)。そういうわけで関係なさそうです。
http://www.photovault.com/Link/Military/Marines/show.asp?tg=MYMVolume02/MYMV02P04_08

2)はヘリコプターのブレードに埋め込まれるおもりですが、2種類の役目があるよう です。一つはブレードの風を切る側のエッジ(前縁、leading edge)に沿って埋め込むもので、揚力と翼の重心のバランスを取るため(空力的な安 定性をえるため)、もう一つは遠心力によってブレードに張力をあたえるため、とい うことらしいです(参考資料2)。

3)4)についてはよく調べていません。4)は前のメールでお送りした記事に書いてあっ たもの(参考資料3)ですが、劣化ウランをどうしても使用しなければならない用途 とは思えません。相当気軽に使っている(いた)ようですね。

まとめ
軍用機ですので、部品として劣化ウランが使用されている可能性はあって、防護服を着て回収することもあり得るわけですが、あくまで可能性の話に過ぎません。
燃焼中で煙がでているならともかく、固形の劣化ウランであれば、米軍は防護服など着ずに扱うかもしれませんね。
結局例のオレンジ色の箱が何なのかという話題には、あまり貢献できませんでした。

以上です。

<参考資料1>
"Counterweights are used in aerodynamic control devices of airplanes, missiles, and helicopters to maintain the center of gravity when such devices are moved. Counterweights frequently are complex in shape to fit control surface contours. High density is important in order to keep the counterweight small compared to the control surface. Depleted Uranium is well suited for this application, and uranium counterweights have been used in many civilian and military aircraft. For example, 1,500 kg of uranium counterweights are used in each Boeing 747."
http://www.animatedsoftware.com/cassini/nltrs/nltr0051.htm 
高空を飛ぶ大きな飛行機以外では劣化ウランを使わない方法がありそうです。
http://www.fly-imaa.org/imaa/hfarticles/howto/v6-1-36.html 
http://www.mail-archive.com/lancair.list@olsusa.com/msg08320.html 

<参考資料2>
ボーイングでは1979年まで劣化ウランを使用したヘリコプターを製造していた
he Boeing Company produced helicopters utilizing DU as a rotor tip weight prior to 1979.
http://www.antenna.nl/wise/uranium/ruxcw.html 
ブレードに劣化ウランを使用した民間機?
The centrifugal force from 55-pounds of depleted uranium in each blade tip keeps the rotor rigid and stable at the reduced rotor rpm and high forward speeds.
http://www.cartercopters.com/High%20Technology%20Gyroplane.htm 
アパッチではステンレス製?
http://www.tpub.com/content/ahapache/TM-1-1520-238-T-4/css/TM-1-1520-238-T-4 _244.htm
ブレードにカウンターバランスが必要な理由
by the addition of a leading-edge weight, the Centre of Gyration is ahead of the centre of lift. The twist on the blade is now reversed and acts to reduce the angle of attack of the blade.
http://www.w3mh.co.uk/articles/html/csm9-11.htm 
「増えた揚力が重心にとって頭下げモーメント」として働くには、「重心は空力中心より前にあること(図2-1)」になるのです。
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~FlyWing/WhatFlyingWing(2).html

<参考資料3>
岡山県玉野市のスクラップ置き場で発見された劣化ウランは、A-7コルセアという 米国製戦闘攻撃機の操縦桿のカウンターウェイトに使用されていたことが、NHK広 島の調査で判明している。
http://www.jca.apc.org/DUCJ/DUwatch/DUW2-1.html
所長コメント
このメールのほかに墜落した米軍ヘリCH-53Dの部品に、劣化ウランや放射性物質が使われていたのではというメールが2通届いています。しかし情報が確証ではないようなので掲載していません。
このメールから推察すると、あの赤色のシートに包まれた箱は劣化ウランを使ったヘリの部品で、ヘリの修理・交換用にイラクに持って行くものでしょうか。どうも確かなことがわかりません。
日航機墜落事件の時は、貨物に医療用や実験用(大学など研究所)として、関西に空輸するラジオアイソトープが積まれていました。それが墜落現場に散乱し、ガイガーカウンターで計測して回収した事実があります。でも、あの墜落事故の時、航空機の部品として劣化ウランが使われていたという記憶がありません。そのような報道もなかったと思います。それとも当時は劣化ウランのことが問題視されていなかったのかも知れません。
 昨日は墜落現場から放射能は検出されませんでした。(8月22日)届いたメール
神浦さん。 昨日、市民団体がガイガーカウンターでヘリの墜落事故現場を調べたところ、何も出なかった そうです。ただし、大学への立ち入りができなかったため、外からの観測で、今日は大学当局から許可を得たので、墜落した場所を調べるそうです。
市民グループの中にガイガーカウンターを持っている人がいたそうです。
所長コメント
おそらく墜落時に燃焼していないと思われます。読売新聞にオレンジ色のシートに包まれた箱のようなものが写っていました。おそらくあの箱ですね。
そこで米軍に聞きたいことは、
①、今回のヘリが飛行した目的はなにか。搭載物、行く先などです。
② 今回の事故で劣化ウラン弾が関係した事実はあるのか。なぜ現場で放射線を測定したのか。
③ 劣化ウラン弾を沖縄の近海に海洋投棄したことはあるのか。
④ 沖縄に今も劣化ウラン弾を貯蔵したり、訓練に使用しているのか。
⑤ 墜落したヘリから荷物を回収する際、兵士が防護服を着用した理由はなぜか。
⑥ 現場から放射能は測定されたのか。劣化ウラン弾が燃焼した事実はあるのか。
この問題を絶対にムヤムヤにしてはいけません。今回は不幸中の幸いで、市民に放射能被害がでなくても、その危険性はあったわけですから徹底的に追求してください。
 沖縄のヘリ墜落事故が深刻な事故との認識が広がっています。(8月22日)届いたメール
こんにちわ。 いつも拝読させて頂いております。 さて、先日の「メールにお返事」コーナーで、 ガイガーカウンター云々というのがありましたが、
http://www.okiu.ac.jp/u-pic.html の写真
http://www.okiu.ac.jp/a004.jpg に日本の消防署か保健所?の職員らしき人物が それらしい計測器?を持っているのがありました。
放射線の異常データ等の報道はないので、 特段の異常は検出されなかったのではないでしょうか。 それでは、失礼致します。
届いたメール
神浦さん 沖縄国際大学でのヘリ墜落事故のことではいろいろとありがとうございます。
実は18日付け読売新聞写真の意味についてはうちでもいろいろと話をし、宜野湾市役所や県庁の関係者などにも注意を呼びかけてきたところですが、このホームページでのコメントや本日の東京新聞でのコメントなど大変時機と的 を射たご指摘に敬服します。
本日付けの琉球新報34・35面では「放射能汚染を懸 念」との大見出しでついにこのことがスクープされました。
大学からの要請により県庁が独自調査をはじめたようです。同じことを他社の記者にも言ってきたのですが、琉球新報はいつもながら良い判断をしています。詳しくは是非本日の紙面をご参照くださ い。(神浦・・・・8月20日付け)
ps。
私も事故直後に現地に行って参りましたが、神浦さんご指摘の劣化 ウランか何か、軍事機密を隠しているがゆえにあそこまで徹底して米軍の行動があった と勘付いていました。日本政府の初動対応は話しにならないくらい遅すぎますが、疑惑が解明されるまでは「最悪の事態」を想定して調査を徹底すべきことは本当です ね。
届いたメール
海自のヘリMH53Eが海に墜落したときも、放射性物質(コバルト?測定用? よく分からない) が同時に海没したなどのことを考えると、同列の危険物ではないでしょうか?

劣化ウラン弾よりこちらの方が確率高いかもしれませんね。 ヘリに詳しい方誰かいませんかね?
所長コメント
昨夜、遅く帰京しました。東北を家族旅行中にも携帯でいろいろな情報が入ってきました。その情報の中でも最も驚いたのは、米兵がヘリの墜落現場の床や壁や天井の埃や煤などを、すべてきれいに拭き取っていったそうです。(沖縄の新聞関係者の話)。
ここでちょっと劣化ウラン弾の基本的な知識を整理します。劣化ウラン弾は運搬や貯蔵ではそれほど危険な放射線は放出しません。ですから劣化ウラン弾の不発弾が戦場で散乱して放射線障害というのは誤りです。
怖いのは劣化ウラン弾が戦車や装甲車の装甲を貫通したときです。この際、劣化ウラン弾は摩擦熱で激しく燃焼して、戦車内の兵士を焼き殺すだけではなく、車内にある砲弾などを高温で誘爆させます。また劣化ウラン弾は燃焼の際に、煤の中に大量の放射能を周辺にばらまきます。それを長期間にわたって吸い込むと、体内に有害な放射能が蓄積されて、白血病や甲状腺ガンなどを発病させます。
ですから劣化ウラン弾を使用した戦場を整理(後かたづけ)した兵士や、付近の住民が劣化ウラン弾の放射線障害を受ける危険性があるのです。
今回の米軍はまず劣化ウラン弾が燃焼したことを疑ったのではありませんか。つぎに焼けなかった劣化ウラン弾を現場から運び出した様な気がします。黄色の防護服を着た兵士の後ろに、マスクだけをつけた兵士が写っています。劣化ウラン弾は粉塵を吸い込まなければそれほど危険はないと米兵が認識しています。
米軍内でも劣化ウラン弾の問題性に気が付き、使用を控えるように通達が出ていると聞いたことがあります。昨年3月のイラク戦争では劣化ウラン弾が使用されました。しかし私はそれが使用すた最後だと思っていました。劣化ウラン弾の特性(燃えなければ比較的安全)からCH-53Dで海洋投棄を行っていた可能性もあります。しかし沖縄近海で海洋投棄は政治問題になりますね。
とにかくこの問題はまだまだ重要な部分が未解明です。米軍、外務省、防衛庁が真相を明らかにする必要があります。
 EPSONでマイクロ飛行ロボットが公表されました。(8月19日)届いたメール
00と申します。 本日(2004/08/18)の産経新聞のサイトに EPSON のマイクロ飛行ロボットの記事 が載っていました。 産経新聞のサイトは、日付が変わるとリンクが切れてしまうので、EPSON のサ イトへのリンクをお送りします。
和文: <http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040818.htm>
英文(ビデオファイルあり):<http://www.epson.co.jp/e/newsroom/news_2004_08_18.htm>
以前μFR(旧機種)の情報 <http://www.epson.co.jp/osirase/2003/031117.htm> をお送りしましたが(まだリンクは生きてました)、そのときは外部からの電源 ケーブル付きでした。 今回はロータの効率アップと軽量化の努力により電池搭載で自律飛行が可能に なっています。 単に強力な動力源を搭載することでは飛躍的な性能向上を図れないことが(エンジンは強力であるにこしたことはないのですが)、航空機の設計の難しさ(全体の バランスのとり方)を示しているのではないかと思います。
先日(2004/08/15)の「What's New」でITを利用した小型センサーネットワーク の話題を見て「産業界もRMA絡みの武器輸出に食指を動かし始めたのかな」と感 じましたが、このニュースを見ると一足飛びに移動体による戦場情報収集が実現 されてしまうような気がします(依然として動力源に関する問題はあるのですが)。
草々
所長コメント
この記事を今朝の朝刊で見ました。今月末に国際見本市会場で公開されるようなので見に行きたいと思っています。それにしても日本の産業は兵器転用が可能になれば、無限の可能性を秘めていることに改めて気が付きました。
 ドキュメンタリー映画「東京裁判」にプロパガンダ映画が使われています。(8月19日)届いたメール
  率爾ながら申し上げます。軍事通信委員のページにあるスパイク氏投稿で、 「今、映画「華氏911」を見てきました・(8月12日)」 で

>> 「東京裁判」 は、そうした嘘を一切使わずに製作したため、 大変な時間がかかったという話が あるくらいです。 それを考えると、この作品は良心的に作られています。>>

とありますが、一点だけ汚点があるときいています。

南京大虐殺のシーンで米国で作成されたプロパガンダ映画「バトル・オブ・チャイナ」の映像を使っているそうです。
不躾なメールで恐縮ですがまずはお知らせまでに。
所長コメント
ご指摘ありがとうございました。なかなか歴史を正しく伝えていくのは難しいですね。これからもよろしくお願いします。
 墜落現場では放射能計測器(ガイガーカウンター)を持ち込んでいました。(8月18日)届いたメール
神浦さん、 昨日たまたま事故現場を詳しく見た20人くらいの人たちと懇談しましたが、米軍は現場にガイガーカウンターを持ち込んでいたそうです。
放射能物質を警戒し たのは確です。 劣化ウラン弾を積んでいたのではないか、とみなさん疑っていました。 報道は地元紙でも見当たらないようですが。 この老朽ヘリはどんな訓練をしていたのでしょう。輸送機であって、攻撃訓練で はない…。 汚染された物質を定期的に海に捨てにでもいっていたのでしょうか 。(神浦・・・・自称ただもの通信員)
届いたメール
今日のWhat's New!、びっくりしました。まさか「人払い」の理由がそんな危険なもの、 の可能性があるなんて・・・。確かに写真は防護服にしっかりとマスクをつけてますね 。
ところで、阿修羅サイトを見ていたら、墜落事故についての投稿がありましたので、お 知らせします。「積み荷」についての情報はまだないようですが、全国では放映しなか ったであろう沖縄のTV局の映像や墜落時の様子など、情報満載でした。
私もまだちゃん と全部読んではないので(今、会社なもんで)恐縮ですが。 沖縄米軍ヘリ墜落事件、QAB琉球朝日放送のスクープ映像:事故直後の建物内潜入& 沖縄のテレビ各局の日々のニュースがパソコンで見れる&辺野古の座り込みhttp://www.asyura2.com/0406/war58/msg/746.html 以上、取り急ぎお知らせいたします。
所長コメント
やはり劣化ウラン弾を運んでいたのでしょうか。あくまで可能性の話ですが、荷物の劣化ウラン弾の一部が墜落時の衝撃と火災の熱で燃えた可能性があります。緊急に専門家による現場での放射線調査が必要です。もし現場で放射能を検知したら、劣化ウラン弾が燃焼したときの場所や風下は危険です。緊急に避難しなければなりません。
旧式のCHー53Dなら激しい訓練には使わないと思います。私はただ地上と空を上下するパラシュート降下訓練に使うぐらいと考えていましたが、当時、そのような降下訓練が行われていなければ、重量物の運搬に使われていた可能性があります。
放射線量の計測には沖縄県警には無理でも、自衛隊は放射能計測をやれる能力や機材があります。もしこれで自衛隊が動かなければ、陸自が沖縄にいる理由はありません。防衛庁は米軍に情報の提供を求めるとともに、自衛隊に派遣を命じて現場で準備調査を行うべきです。
米軍が情報を公開しない以上、最悪の場合を想定して動く必要があります。
 沖縄で墜落したヘリに劣化ウラン弾を搭載した可能性はありませんか。(8月18日)届いたメール
2年ほどサイト拝見しています 。いつも蒙を啓かれることばかりです。

今回の米軍ヘリ墜落では、いつもながらの情け無い我らが政府の対応なにも言わない小泉首相、外務省にほとほと嫌になってしまいました。 (今に始まったことではないですが)。

ところで、現場のヘリ残骸を回収する米軍の兵士が防護服、防護マスクをしている映像がニュースで流れました。劣化ウラン弾を積んでい たということなのでしょうか。だとすれば周辺地域への影響は?
独自に放射線計測をすることは出来ないのでしょうか。それとも、ああいう場合は何があっても防護服を着るものなのでしょうか?

暑い日が続きますが、ご自愛下さいますよう 。
所長コメント
ヘリの残骸を回収する米軍兵士が防護マスクや防護服を着用していましたか。私はそのニュース映像をみていませんで知りませんでした。航空燃料が多少有毒でも、防毒マスクをする必要はありません。もしそれが事実なら劣化ウラン弾搭載の可能性があります。燃焼していれば計測は可能です。もし確かに防護マスクや防護服を着用していれば、すぐに現
場で放射線量を測定してください。ただし航空燃料が詰まった燃料タンクを回収するとき、燃料が漏れ出し皮膚に付着する場合を想定していることも考えられます。
とにかく放射線の測定は可能ですから沖縄の関係者は事実を確認して下さい。
追加
今、確認しました。今朝の読売新聞に黄色い防護服の作業風景の写真が掲載されています。確かに通常の航空機事故とは異なる奇妙な写真です。劣化ウラン弾は戦車や装甲車の装甲をうち破ったときに、その摩擦熱で発火し、そして高温で激しく燃えます。その燃焼の時に発生する煤煙に有害な放射能が大量に発せします)。ヘリの墜落程度の衝撃なら、燃焼しない可能性が高いでしょう。 写真を見ると箱に入っているようなので、劣化ウラン弾であっても発火はしていないようです。発火しなければ大量の放射能をまき散らすこともありません。
しかしこのオレンジ色の箱が劣化ウラン弾並みの危険物と予測できます。私が現場の記者ならこのオレンジ色の箱の取材を開始します。これが原因で米軍は日本の現場検証を認めなかった可能性が高いと思います。(写真は読売新聞(8/18日の朝刊に掲載されたものです)





















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