「地球市民」というコミュニタリアン

コミュニタリアン

<<   作成日時 : 2012/01/19 07:12   >>
人は群れ、集い、集団を作ります。
家族、民族、国家、信者など何らかの関わりで連帯しコミュニティーを築きます。


インターネットで全世界の人々のネットワークが急速に広がりつつあります。
思想や信条、価値観を共有する、より広義のコミュニティーが力を持ち始めています。

私たちの「世界感」は、確実に広がってきています。
どこまでの範囲を「仲間」だと絆や連帯を感じることができるのでしょう。


人は本能的に「自分たちさえ良ければいい」という保身的な思考をします。
「自分たち」というフレームをどこまで広げられるかが人類の課題です。

東北の被災者と痛みを分かち合いたいと日本人は感じました。
でも、震災から4年経過しても復興が進まないハイチの人々と繋がりたいとは感じません。
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ましてや、飢餓で子供たちが日常的に命を落としていくソマリアなど気にも止めません。
同じ地球に住む人類が、傍らで餓死していくのを横目に私たちはグルメを追求しています。
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ダイエットと称して、ご飯や肉の脂身を皿に残しますが、この現状を疑問に思います。
フェイスブックでネットワークが拡がりますがソマリアの難民はもちろんネット端末は持っていません。

穀物を飼料として家畜に与えて、美味しい霜降り肉の牛肉を食べる私たちと・・・
配給の僅かなトウモロコシの粉しか口にできないソマリアの人々と「連帯」できますか?

自由経済は格差と搾取を作りますが、同時に富の再配分の制度を機能させないといけません。
かといって、競争の無い社会は閉塞してしまい人々の生き甲斐を奪ってしまいます。

「地球市民」というコミュニタリアンは実現するでしょうか?
民族や国境を越えた「共同体」は、強固な絆を維持できるものなのでしょうか・・・


ヨーロッパじゃないけれど、信用不安で揺らいでしまう軟弱な絆なのかも知れません。
人が集団社会を築いて暮らすには「ルール」が必要になります。

現在の畜産は牛肉1kgの生産に穀物14kgを飼料として牛に与えます。
鶏肉なら1kgに対し4kgの穀物です。
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そもそも草食の牛に穀物を与えるのは、ただ脂肪をつけた美味しい肉にするためです。
間違いなく、ソマリアの難民より家畜牛の方がいい穀物を食べています。

人道的、社会倫理的に、これでいいのでしょうか?
鶏も牛も豚も、遺伝子操作され、人口受精でクローンを増殖します。

狭いケージから一歩もでることなく、生殖も奪われたまま一生を終えます。
ペットを慈しむ人々は増えていますが、はるかにそれを凌ぐ数の動物の命が冒涜されています。

人類は70億人ですが、命を「生産」されている家畜の頭数はそれ以上の数です。
同胞の餓死も気にせず、多種生物を食糧として生命をコントロールする・・・

もしこの世に神がいるのなら、人類の行為は神の意志に背かないのでしようか?
身勝手に生きるのが人間・・・連帯はなくとも生物は連鎖しています。


あなたの世界感に問います・・・
どこまでがあなたの仲間ですか?

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