間違わないでください!

武田邦彦氏の(平成23616日 午前9時 執筆)ブログより




今朝のテレビは一斉に「東京都が行った都内の放射線測定」を報じていました。
東京都の測定では、「空間線量」がおおよそ0.08ぐらいから0.35ぐらいになっていました。そしてそのデータの見方として、


1)     自然放射線が1年に1.5ミリシーベルト、


2)     人工放射線の限度が1年1ミリシーベルト、


3)     だから合計1年に2.5ミリシーベルトまで良い、


4)     従って、これを365日×24時間=8760時間で割って、


5)     1時間に0.285マイクロシーベルトまで良い。


と言っていました.

決定的な間違い。


1)     1年間1.5ミリシーベルトの「自然放射線被曝」は、その3分の2が内部被曝で、空間線量からの外部被曝は約3分の1だから、0.5ミリシーベルト。


2)     1年間1ミリシーベルトの法律で定められた「我慢できる限度」は内部被曝を含んでいるから、放射性物質が含まれる野菜、魚などが出回っている状態では、内部被曝を2分の1にするのが適当。


つまり、東京都が測った空間線量に相当する「被曝限度量」は、自然放射線からが0.5ミリ、人工放射線が0.5ミリですから、合計1.0ミリシーベルトです。


これを8750時間で割ると、1時間0.11マイクロシーベルトです。


計算値というのはいくら考え方が「おおよそ」合っていても、結果が2倍以上の違うのではダメなのです.


【正しい答え】


東京との測定の内、1時間に0.11マイクロシーベルト以上の地域は法律的に違法状態にあり、子供の健康に障害を及ぼす可能性がある。


(このブログで、今まで示してきた値です。)


内部被曝を入れた値を使い、外部被曝の測定値を使った番組は、明日の朝の番組で修正するかどうかが、その番組の誠意を示すバロメーターになるでしょう。


・・・・・・


ところで、マスコミも福島原発事故が起こった直後には、東京も放射線の強いところは1時間で1マイクロシーベルトを越えていました。


その時に「健康に影響はない」を繰り返して来ました。


その中でも、受診料を取っているNHKなどは福島の記者を「健康に危ない」として総員引き上げを指示した一方で、番組でお金をもらって居る視聴者に「安全です」を繰り返しました。


でも、このことは、多くの記者さんは釈然とせず、なぜ間違ったことしか報道できなかったのかと苦しんでいます.

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