2020年10月31日土曜日

 100万年前

Yoshihito Hashimoto
2012年6月14日  推定所要時間: 1分 
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100万年前 〜 10万年前 [編集]約78万年前 - 最新の地磁気の逆転。 地球磁場は10〜100万年ぐらいの不規則な周期で何度も逆転している。この頃の逆転が直近のものである(ブリュンヌ期、約78万年前〜現在)。これより前の逆転は約250万年前(松山期、約250万〜78万年前)。なお、松山期には数回の地磁気逆転イベントが存在する(約100万年前のハラミヨ亜期など)。
概ね70万年前頃 この頃から10万年周期の気候変動が見られるようになる(詳細は氷期・間氷期を参照)。
約50万年前 - 北京原人。
約23万年前 - ネアンデルタール人の出現。この頃、温暖期のピーク。 この後、緩やかに寒冷化へと向かい、
14万年前頃に氷期のピークとなった。
約20万〜19万年前 - ホモ・サピエンス(現在のヒト)の出現。アフリカに出現、
10万年前頃にユーラシア大陸にも拡大したと考えられている。
約14万年前 - 氷期(リス氷期)のピーク。 この後、急速に温暖化へと向かった。
約13万〜12万年前 - 温暖期のピーク。 現在よりも温暖であったと考えられている。この後、急速に寒冷化し、
約11万年前頃から緩やかに上下を繰り返しながら徐々に氷期へと向かった。 10万年前 〜 1万年前 [編集]紀元前10千年紀以前も参照。約10万年前 - 現代人(ホモ・サピエンス)がアフリカを出て世界各地に拡がった(アフリカ単一起源説を裏付けるもの[26]。8万1000年前 - 地球温暖化に伴う海面の急速な上昇が起こっていた。国際研究グループが、気候変動に伴う氷床の拡大、縮小は今まで考えられていたよりも急速に起きる可能性があると発表した[27]。約7万3000年前 - スマトラ島のトバ火山の大噴火。スマトラ島のトバ湖はこの時の噴火によって形成されたカルデラ湖。 ここ10万年ほどでは最大級の噴火とされ、地球の気温が数年間3〜3.5度低下した。ヒトのDNAの解析によれば、7万年ほど前に人類の人口が一万人以下に激減し、遺伝的な多様性の多くが失われ現在の人類につながる種族のみが残った「ボトルネック効果(遺伝子多様性減少)」があったと考えられるが、これがトバ火山の大噴火に関連すると考えられている。→ トバ・カタストロフ理論約5万年前 - クロマニョン人。約5万年前 - 隕石の衝突でバリンジャー・クレーター(アメリカアリゾナ州)が形成される。約3万年前 - ネアンデルタール人がこの頃絶滅。最古の洞窟壁画 現在知られている古いものでは、南フランスのショーヴェ洞窟壁画(約3万年前?)がある。また、ラスコー(約1万8000年〜1万6000年前)、アルタミラ(約1万4000年〜1万3000年前)など多くの洞窟壁画がある。約3万〜2万年以前 - モンゴロイドがアメリカ大陸に渡る。 氷河期の時代にベーリング海峡は地続きになっていた。この頃、ユーラシア大陸から無人のアメリカ大陸に人類が移り住んだと考えられている。約1万年前頃までには、南アメリカ大陸の南端地域まで到達した。→ アメリカ州の先住民族参照。2万5000年前頃 - 姶良火山が大爆発を起こす。約2万年前 - ウルム氷期(最終氷期)のピーク。気温は年平均で7〜8℃も下がった。そのため地球上で氷河が発達し、海水面が現在よりも100mから最大で130mほど低かったと考えられている(海水準変動を参照)。その後、温暖化と寒冷化の小さな波をうちながら、長期では徐々に温暖化に向かった。約1万8000年前 - 日本海に津軽海峡を通って寒流である親潮が流入し、この影響で朝鮮海峡あるいは対馬海峡から表層水が流出した。約1万6000年前 - 東南アジアにあったとされるスンダランドが、海面上昇により徐々に後退。 海面の上昇により、他にも、アラスカとロシアの間にあるベーリング海峡(氷期には陸続きだった)の海没や、大陸と地続きだった日本も徐々に島化が進んだ。約1万4000〜約1万年前 - この頃までにイヌを飼い慣らしたと考えられている。約1万3000年前 - 日本列島が大陸から完全に離れ、ほぼ今の形を整えたと考えられている。マイナス約60mの宗谷海峡が海水面下に没した。対馬暖流は一進一退を繰り返しながら日本海に流入していき、約1万から8千年前の間に、現在と同じような海洋環境になったと考えられている。約1万3000〜1万年前、温暖化が進行しつつあったが寒冷気候に戻った時期である。北ヨーロッパなどでは「新ドリアス期」と呼ばれている。約1万2000年前 - この頃は、こと座(七夕の織り姫星付近)が北極星だった。 地球の歳差運動により、北極星は25,920年周期で変化している。約1万2000年前 - ナイアガラ滝の形成がはじまる。 解凍した氷河の水で滝の形成がはじまった。初期の滝は現在より10kmほど下流にあり、年1mほどのペースで後退しながら現在の姿となった。約1万2000年前 - イスラエルのヒラゾン・タクティット洞窟遺跡で農耕開始以前の人々が宴会を開いていた証拠が見つかっている[28] 1万年前 〜 現在 [編集]約1万年前 - この頃、最後の氷期(最終氷期)が終わったとされる。約1万年前 - この頃、ヨーロッパ中部の火山活動が終息へ。 アイフェル高地(ドイツベルギー)や中央高地(フランス)の火山活動がおおむね終息。ピュイ=ド=ドームは約8,000年前まで活動を続けた。農耕革命(農耕の開始) 人類史上、重大な事件の1つとされる。この時期より主に磨製石器が使われたことから新石器革命(新石器時代)とも。日本、縄文時代へ。前5300年頃(calBC、暦年補正) - 鹿児島南方の鬼界カルデラで大噴火。 日本周辺でここ1万年間の火山活動の中では大規模なものとされている。 → テフラ参照。前5000年〜前3000年頃 - 完新世の気候最温暖期。 この頃、海面は現在よりも数m(4mから10mまで諸説あり)程度高かったと考えられている。→ 海面上昇、縄文海進。前3000年頃(5000年前)初期の文明が現れる。 古代エジプト文明、メソポタミア文明など。人為による環境破壊がそろそろ表面化。 塩害、塩類集積、森林破壊、レバノン杉など参照。紀元前後 古代ローマ、漢などの古代帝国が出現。中世は比較的温暖な時期だったとされる。 → 中世の温暖期。1054年 かに星雲の超新星爆発が観測される。 多くの史書に記録されている。日中でも観測できるほどの明るさに輝いたとされる。14世紀半ば - ヨーロッパでペストの猛威。一説では人口の3割近くを失ったとされる。14世紀半ば〜19世紀半ば - 小氷期とされる。16世紀半ば〜17世紀初頭 - 太陽黒点の活動が低下(マウンダー極小期)。 最近のものでは、もっとも活動が低下した時期とされる。アメリカ大陸への移民が活発。18世紀後半 - ヨーロッパで産業革命がはじまる。エネルギーの大量消費時代がはじまる。1908年 ツングースカの天体衝突 シベリアのツングースカで彗星か隕石と思われる天体が落下し、大爆発を引き起こした。近年の天体衝突では比較的大規模なもの。仮に数時間ずれていたら、ヨーロッパに落下していた。20世紀 - 科学技術の発達、人口の爆発的増加、世界大戦、環境破壊、地球温暖化や資源枯渇の懸念。21世紀 - 新エネルギーの開発と実用化。IT、バイオ技術の発展。多極化する世界。

 亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問  田中正造

Yoshihito Hashimoto
2012年6月16日  推定所要時間: 1分 
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亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問 田中正造  亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問   (明治三十三年二月十七日、衆議院提出) 民を殺すは國家を殺すなり。法を蔑にするは國家を蔑にするなり。皆自ら國を毀つなり。財用を濫り民を殺し法を亂して而して亡びざる國なし。之を奈何。 右質問に及候也。   演説   (明治三十三年二月十七日、衆議院に於て) 今日の質問は、亡國に至つて居る、我日本が亡國に至つて居る、政府があると思ふと違ふのである、國があると思ふと違ふのである、國家があると思ふと違ふのである、是が政府にわからなければ則ち亡國に至つた。之を知らずに居る人、己の愚を知れば則ち愚にあらず、己の愚なることを知らなければ是が眞の愚である。民を殺すは國家を殺すなり、法を蔑にするは國家を蔑にするなり、人が自ら國を殺すのである。財用を紊つて、民を殺して、法を亂して亡びないと云ふものは、私未だ曾て聞かないのでございます。 自分で知つて居つて爲されるのでは無かろうと思ふ。知つて居つてすれば、是は惡人と云ふ暴虐無道である。其本人其の人間が暴虐無道である。政府と云ふものは集まつた集合體の上で知らず/\惡るい事に陷つて行く。是は政府が惡るい。此政府と云ふ集合體の上で惡るいのである乎。之を知つて居るのである乎。本人が承知して居るのである乎。承知して居て直ほすことが出來ないのである乎。是が質問の要點であります。國家が亂るからと申して、俄に亂るものでは無い、段々歴史のあるものである。 精が盡きて御話の出來ない時に惡るうございますから、一つ簡單に、當局大臣に忘れないやうに話して置きたい事がございます。大臣は那須郡の原を開墾することを知つて居る。此の地面の惡るいのを開墾することを知つて居るならば、今ま[#「今ま」はママ]此の鑛毒地の渡良瀬川、關東一の地面の良いのが惡るくなる――此の關東一の地面を開墾すると云ふことはドンなものであつたか、頭に浮かばなければならぬと云ふことを此間話しましたが、今日は尚ほ一歩進んで御話しなければならぬ。 己の持つて居る公園とか別莊とか持地とか云ふものは、どんな惡るい地面でも、是は大切にすることを知つて居る。大切にすることを知つて居れば、則ち慾が無いと云ふ譯では無い。國家を粗末にすると云ふ頭で無いものは、大切にすると云ふ頭を持つて居るものである。馬鹿ぢやない。其頭を持つて居りながら、那須郡と云へば則ち栃木縣の中である、其から僅か數里隔つたる所の、而かも所有者のある所の田畑が、肥沃な天産に富んで居る熟田が、數年の間に惡るくなつて行く※[#「こと」の合字、249-8]が、目に入らぬと云ふはどうしたのである。甚しきは其の被害地を歩くのである。被害地を見ないのでは無い、其の被害地の上を通行するのである。那須へは栃木茨城埼玉地方を廻つて行くのである。自分の持物は那須野ヶ原のやうな、黒土の僅か一寸位しか地層のない所も開墾して、丹青を加へて拓くと云ふことを知つて居るではないか。其れだけに善い、其れだけに力を用ゆる頭を、國家の爲に何故公けに用ひない。――他人のだから――他人の災難と云へばドウなつても構はぬと云ふ頭が、國務大臣と云ふ者にあつて堪まるもので無いのである。他の者でも然う云ふ頭はいけない、特に國務大臣にソンなことがあつて堪まるものじや無い。彼の那須野の地面と云ふものは、大抵國務大臣が持つて居る。内務大臣の西郷君を始として、政府に在る所の者、元の大臣で持たない者と云へば伊藤侯と大隈伯、其他は大抵持たない者は無い、皆な持つて居るではないか。然うすれば覺えて居りさうなものだ。自分の子供を持つて見れば、人の子の可愛いと云ふことが判らなければならぬ。六ヶしい話でも何でも無い。 又た簡單に歴史を申上げますると、此の鑛毒の流れ始まつたのは明治十二年からです。足尾銅山に製銅の機械を据えつけたのが十二年。十三年から毒が流れたのを栃木縣知事が見付けて、十三年十四年十五年と此の鑛毒の事を八釜しく言ふと、此の藤川爲親と云ふ知事が忽ち島根縣へ放逐されたのが、政府が鑛毒に干渉した手始である、古い事でございます。此の藤川爲親と云ふ者が放り出されると、其後の知事は、最早鑛毒と云ふことは願書に書いてはならない、官吏は口に言つてはならない、鑛毒と云ふ事は言つてはならないと云ふことにしてしまつた。其れが爲に無心な人民は十年鑛毒を知らずに居たが、二十三年に至て不毛の地が出來たについて、非常に驚ひて始めて騷ぎ出した。其は明治二十三年からでございます。是から先は段々諸君の御承知の通でございますから、敢て申上ぐる必要は無い。斯樣な歴史になつて居るので、各所の鑛毒の關係及び追々惡くなつた所を一と通御話申さぬと、唯だ苦情を申すやうに御聞取になると惡るうございます。         ×   ×   ×   ×   × 關東の中央に於て能登國の二倍程の鑛毒地――此點に就て諸君に關東の事情を御訴へ申す悲しひ事がある。此の關八州は人間が卑屈でございまする。今日は誠に殘念だが據ない。何故ならば、徳川の三百年穩和なる所の膝下で育ちましたので、家庭教育と云ふものが極く惡るくなつて居りまする爲に斯樣な次第である。 鑛毒事件で關東の眞中へ大きな沙漠地を拵へるのは誰である。是は即ち京都で生れた上方の人である、古河市兵衞である。此の仕事を大きくさせたのは誰である。即ち薩長土肥である。又た今日、此の鑛毒地を可哀さうだと言ふて、來て見て呉れる人も矢張上方の人で、關東の人間は、自分の膝下をやられるのを平氣の平左衞門で居る、殆ど無能力――腦味噌が無い。 關東の眞中へ一大沙漠地を造られて平氣で居る病氣の人間が、殺されないやうにして呉れいと言ふ請願人を、政府が打ち殺すと云ふ擧動に出でたる以上は、最早自ら守るの外は無い。一本の兵器も持つて居ない人民に、サーベルを持つて切つて掛り、逃げる者を追ふと云ふに至つては如何である。是を亡國で無い、日本は天下泰平だと思つて居るのであるか。 古い頭は是はもういけない。古い頭はいけない、去りながら今日の若い方の側に、未だ取つて代つて國を背負つて立つ所の元氣の人も現はれて來ず、若い方も年寄もどつちも役に立たぬから、恰も二つの國が寄合つたやうなものである、日本人として互に通辯が無ければ判らぬと云ふ位不便である。年寄は譯がわからぬ。若い方は腰拔だ。其でも、腰拔でも譯がわからぬでも、日本が御互に眞面目であると言ふならば、眞面目であると云ふならば、ひよつとしたならば此國を持ち堪へることが出來るかも知れぬが、馬鹿なくせに生意氣で、惡るい方へばかり上手になつたと云ふに至りましては、何處までも見所は無くなつたのである。 政府ばかりを言ふわけにはいかぬ。吾々は固より教育は惡るし、年は取る。惡るい教育でも、あれば宜しいが、其れも無し。固より國家を背負つて立つ器量は無い。幸に若い諸君は學問を有つて居るからして、若い諸君が御眞面目におやりになりますならば、ひよツとしたらば、萬が一に僥倖したらば、此國を亡ぼさずして濟むが――今日の有樣でございますれば、亡ぼすじやない、亡びた、亡びてしまつたんである。此の通りにいけば、國が亡びると言ふじやない、亡びた。亡びても未だ亡びないやうに思つて居るのは、是はどうしたのであるか。 今日の質問は、左樣な國情中の一つである所の鑛毒事件である。如何せん、此問題が諸君の御聽に達することを得ない、世の中に訴へても感じないと云ふのは、一つは此問題が無經驗問題であり又た目に見えないからと云ふ不幸もございませうが、一つは世の中全體が段々鑛毒類似の有樣になつて來た爲に、鑛毒問題に驚かない。――三百人の警察官がサーベル[#「サーベル」は底本では「サーペル」]を揃へて、鐺を以て鎗の如くにして吶喊した。又た撲ぐる時には聲を掛けた、土百姓土百姓と各々口を揃へて言ふたのである。巡査が人民を捕まへて「土百姓」と云ふ掛聲で撲つた。此の「土百姓」と云ふ掛聲は何處から出るのであるか。是れ即ち古河市兵衞に頼まれて居るからして、鑛業主にあらざれば人間にあらず、土百姓は人間に非ざる樣に常に聞ひて居るからして、ツイ其れが出る。三百人の巡査が悉く土百姓と云ふ掛聲を以て酷どい目に逢はせた、鬨の聲を揚げた、大勝利を揚げた、大勝利萬歳の勝鬨を揚げたのでございます。何たる事である。被害民の方は、是までも棒もステツキも持つて居なかつた。特に今度は能く世話人が指揮して、品行を方正にし靜肅を旨とせよと云ふ申渡までした位でございますから、煙管一本持つた者が無い位靜肅である。是に對して何である。勝鬨を揚げるとは何だ。 今日政府は安閑として、太平樂を唱へて、日本は何時までも太平無事で居るやうな心持をして居る。是が心得が違ふといふのだ。一體如何いふ量見で居るのであるか、是が私の質問の要點でございます。 大抵な國家が、亡びるまで自分は知らないもの。自分に知れないのは何だと云ふと、右左に付いて君主を補佐する所の人間が、ずツと下まで腐敗して居つて、是が爲に貫徹しなくなるのである。即ち人民を殺す――人民を殺すは己の身體に刄を當てると同じであると云ふことを知らない。自分の大切なる處の人民を、自分の手に掛けて殺すと云ふに至ては最早極度で、是で國が亡びたと言はないで如何するものでございます。陛下の臣民を警察官が殺すと云ふことは、陛下の御身に傷つけ奉る事、且又た己の身體に傷つけるのであると云ふ此道理が、此の大なる天則が分からなくなつて、尚ほ且つ之を蔽ふ爲めに、兇徒嘯集と云ふ名で召捕つて裁判所へ送る。可し。兇徒嘯集と云ふやうなものであれば、私も其中の一人でありますから、此の議場の開會と閉會とに拘らず、何故先きに私を捕まへて行かないのであるか。普通の事件なら別の話、兇徒嘯集と云ふやうな大きな事なれば、議員でも何でも容赦は無い筈だ。私は是まで隨分人民の權利を主張すること衞生に關する事など演説して歩るいた。世の中の馬鹿には教唆のやうに見えるであろうから、引つ張つて行くことがあるなら、此の私を一番に引つ張つて行くが宜い。兇徒嘯集などゝ大層な事を言ふなら、何故田中正造に沙汰をしなかつた。人民を撲ち殺す程の事をするならば、何故田中正造を拘引して調べないか。大ベラ棒と言はうか、大間拔と言はうか、若し此の議會の速記録と云ふものが皇帝陛下の御覽にならないものならば、思ふさまきたない言葉を以て罵倒し、存分ひどい罵りやうもあるのであるが、勘辨に勘辨を加へて置くのである。苟も立憲政體の大臣たるものが、卑劣と云ふ方から見やうが、慾張と云ふ方から見やうが、腰拔と云ふ方から見やうが、何を以て此國を背負つて立てるか。今日國家の運命は、そんな樂々とした氣樂な次第ではございませぬぞ。 今日の政府――伊藤さんが出ても、大隈さんが出ても、山縣さんが出ても、まア似たり格恰の者と私は思ふ、何となれば、此人々を助ける所の人が、皆な創業の人に非ずして皆な守成の人になつてしまひ、己の財産を拵へやうと云ふ時代になつて來て居りますから、親分の技倆を伸ばすよりは己の財産を伸べやうと云ふ考になつて、親分が年を取れば子分も年を取る、どなたが出てもいかない。此先きどうするかと云へば、私にも分らない。只だ馬鹿でもいゝから眞面目になつてやつたら、此國を保つことが出來るか知らぬが、馬鹿のくせに生意氣をこいて、此國を如何するか。私の質問はこれに止まるのでございます。 誰の國でもない、兎に角今日の役人となり、今日の國會議員となつた者の責任は重い。既往のことは姑く措いて、是よりは何卒國家の爲に誠實眞面目になつて、此國の倒れることを一日も晩からしめんことを、御願ひ申すのでございます。 政府におきましては、是れだけ亡びて居るものを、亡びないと思つて居るのであるか。如何にも田中正造の言ふ如く亡びたと思ふて居るのであるか。     底本:「田中正造之生涯」國民圖書    1928(昭和3)年8月20日発行※この質問に対して政府は以下のように答えただけであった。「政府の答辯書/(明治三十二年二月廿一日、衆議院提出)/質問の旨趣其要領を得ず、依て答辯せず。/右及答辯候也。/明治三十三年二月廿一日/内閣總理大臣 侯爵 山縣有朋」(底本より引用。「/」は改行箇所を表すために、引用者が付与。)※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。※疑問点の確認にあたっては、「田中正造全集 第八巻」岩波書店、1977(昭和52)年9月5日発行を参照しました。入力:林 幸雄校正:富田倫生2003年5月13日作成青空文庫作成ファイル:このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。

 交響曲第8番 (マーラー) 千人の交響曲

Yoshihito Hashimoto
2012年6月17日  推定所要時間: 1分 
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2部構成による。第1部は教会音楽的かつ多声的であり、第2部は幻想的かつホモフォニー的であるが、両部は主題的に緊密に構成され、統一された印象を与える。演奏時間は約80分。 第1部 [編集] 賛歌「来れ、創造主なる聖霊よ」(歌詞はラテン語) アレグロ・インペトゥオーソ 変ホ長調 4/4拍子 ソナタ形式 オルガンの重厚な和音につづいて合唱が「来たれ、創造主たる聖霊よ」と歌う。これが第1主題で、主音から4度下降し、7度跳躍上昇する音型は、全曲の統一的な動機となっている。交響曲第7番の第1楽章第1主題(主音から4度下降し、6度跳躍上昇)との関連も指摘されている。男声合唱によって推進的な経過句が現れる。第2主題は落ち着いた旋律をソプラノ独唱が「高き恵みをもって満たしたまえ」と歌い、各独唱者による重唱となる。小結尾では、やや懐疑的な旋律や高みを目指すような動機も現れる。 展開部は懐疑的な旋律で静かに始まるが、やがて合唱が第1主題の動機に基づく新しい旋律を勢いよく歌い始める。二重フーガなど対位法的な展開を駆使してきびきびとかつ壮麗に進み、圧倒的な頂点を築いたところで第1主題が再現する。コーダは管弦楽のみで第1主題の動機を扱うが、児童合唱が入ってきて第1主題の動機に基づいて「主なる父に栄光あれ」と歌い、Gloriaの歓呼で高まっていく。第1主題の動機を繰り返して白熱し、華々しい金管の響き、高揚をつづける合唱で結ばれる。 第2部 [編集] ゲーテの『ファウスト 第二部』から最後の場(歌詞はドイツ語) 長大な第2部は、旧来の交響曲の構成に則り、アダージョ、スケルツォ、終曲+コーダとという部分に分けて考えることができる。 第1の部分は変ホ短調のポコ・アダージョで、管弦楽と合唱による自然描写の部分とそれにつづく「法悦の教父」(バリトン独唱)、「瞑想する教父」(バス独唱)までである。 第2の部分ではアレグロとなり、天使たち(児童合唱)が登場し、「マリア崇敬の博士」(テノール独唱)を加えて歌われる。 第3の部分では、テンポをアダージッシモに落とし、管弦楽のみでハルモニウムの持続音とハープの分散和音を伴い静かに歌われる旋律に合唱が入ってくる。その後、「罪深き女」(ソプラノ独唱)、サマリアの女(アルト独唱)、エジプトのマリア(アルト独唱)が順次登場し、グレートヒェン(ソプラノ独唱)の短い歌唱を挟んで、先の3人による重唱となる。次いでグレートヒェンが「懺悔する女」として第1部の第2主題、ついで第1主題を回想し、ここでひとつの頂点を築く。 以下はコーダと見られ、「栄光の聖母」(ソプラノ独唱)、「マリア崇敬の博士」(テノール独唱)と高揚したところで、4度下降、7度上昇の動機(第1楽章第1主題)が金管によって現れる。管の高域や鍵盤楽器の分散和音で静まっていくと、「神秘の合唱」がきわめて静かに歌い始められ、次第に高みに登りつめてゆく。頂点に達したところで、第1部の第1主題が金管の別働隊によって完全に姿を現し、オルガン、全管弦楽の壮大な響きに支えられて金管が高らかに第1部第1主題の動機を吹奏して全曲を結ぶ。 『ファウスト』の音楽化 [編集] 第2部でマーラーはゲーテの戯曲『ファウスト 第二部』第5幕から最終場面210行あまり(約50行は省略)を歌詞として作曲しているが、この『ファウスト』に題材をとった音楽作品として、ほかにベルリオーズの劇的物語『ファウストの劫罰』(1846年)、シューマンの『ゲーテのファウストからの情景』(1853年)、リストの『ファウスト交響曲』(1857年)、グノーのオペラ『ファウスト』(1859年)、ブゾーニの『ファウスト博士』(1924年、未完)などがある。 このうち、ゲーテの脚本をドイツ語のままで用いたのはシューマンとリストである。シューマンの作品は、『ファウスト』全体からテキストを抜粋したオラトリオ形式によっており、マーラーの第8交響曲の先駆的作品ということができる。リストの『ファウスト交響曲』では最終楽章で「神秘の合唱」の8行を男声合唱に歌わせており、この部分だけなら、シューマンおよびマーラーと共通する。このゲーテの「神秘の合唱」で、「永遠に女性的なるものがわれらを高みへと引き上げ、昇らせてゆく」という詩は、女性の愛を、天上世界へ導く「浄化」作用として象徴的に歌い上げているという解釈が一般的になされる。 しかし、前述したとおり、マーラーは最終楽章を「エロスの誕生」として構想していた。そこにゲーテの『ファウスト』を採用したことについて、マーラーは1910年6月にアルマに宛てた手紙で「すべての愛は生産であり創造であって、肉体的な生産も精神的な創造も、その源にはエロスの存在がある」と書き、『ファウスト』の最終場面でこのことが象徴的に歌われているとしている。 賛歌「来たれ、創造主たる聖霊よ」   来たれ、創造主たる聖霊よ人間たちの心に訪れなんじのつくられし魂を高き恵みをもってみたしたまえ   慈悲深き主と呼ばれし御身至高なる神の賜物それは生の泉・火・愛そして霊的な聖なる油   (来たれ、創造主よ)   われらが肉体の弱さを絶えざる勇気を持ち力づけ、光をもって五感を高め愛を心の中に注ぎたまえ   (光をもって五感を高め愛を心の中に注ぎたまえ)   敵を遠ざけてただちに安らぎを与えたまえ先導主なるあなたにならってわれらをすべての邪悪から逃れさせよ。   御身は7つの贈り物により御尊父の右手の指にいらっしゃる   (御尊父より約束された尊い者なる御身人の喉に御言葉を豊かに与え給う)   御身によってわれら尊父を知り、御子をも知らせ給え。(両位より出現した)聖霊なる御身をいつの時にも信ぜさせ給え。   (光をもって五感を高め愛を心の中に注ぎたまえ。来たれ!創造主なる聖霊よ慈悲深き主と呼ばれた御身至高なる神の賜物)   天の喜びを贈り給え大きな報いを与え給え争いの結び目を解き、平和の誓いを堅くし給え。   (ただちにやすらぎを与えたまえ先導主である御身にならってわれらをすべての悪より逃れさせよ。)   主なる父に栄光あれ   死よりよみがえった聖なる子、そして聖霊に千代に渡って栄光あれ。     <ゲーテ『ファウスト』第2部「山峡」から終幕の場> 峡谷、森、岩、荒野   神聖な隠者たち(峡谷の間に横たわり、野営する)   合唱と木霊   森は風に揺らぎなびき寄せられ岩は峙ち、それを支えている木の根はそれに匍い巡り絡まって幹は互いに寄りそって天に聳え立つ谷の激流しぶきをあげてほとばしり、奥深い岩窟われらを守る宿となる獅子は親しみ黙りながら這い回り聖なる愛に漂う清浄なこの境地を敬い守る。   法悦の教父(上下に漂いながら)   永遠の歓喜の炎、灼熱なる愛のきずな、沸きたぎる胸の痛み泡立つ神への陶酔。矢よ、わたしを貫け槍よ、わたしを突き刺せ、刺のある棒杖よ、わたしを砕け、雷光の火よ、わたしを焼けむなしいすべてのものよ飛び散り失せて、久遠なる愛の精髄、その星よ輝き光れ!   瞑想する教父(低い地所で)   わたしの足元で、岸壁の断崖が深淵のどっしりした重みに沈み込み百や千もの小川が輝きながら流れ、凄まじい滝となり、轟き飛沫上げ落ちる。樹々の幹が止みがたい自らの衝動によってまっしぐらに木の幹すくすく伸びるもの万物を創り、万物を育むのは全て全知全能の愛のなせる業。わたしをめぐり凄まじい水音轟かせるが、森も岩根も波のようにうねるがごとく豊かな水は優しく親しげにせせらぎ満々とたたえた水流が互いに渓谷へと速やかに谷をうるわせて下る。稲妻は炎をあげて下界に落ちそれは毒と靄を孕む大気を浄め、それを清らかにする。これはみな愛の使者、わたしたちのまわりを漂い、永遠に創造する力を告げ知らしめるのだ。わたしの胸を燃え立たせる恵みの火を受けたい。わたしの精神は混濁し、悩ましい官能の獄舎のなかにきびしく鎖に繋がれて、苦しんでいる。おお、神よ。わたしの妄想を静め、貧しい心に光を与えたまえ。   天使(ファウストの永遠の魂を運びながら、高い空中を漂う)   霊界の高貴なひとりが悪から救われた。どんな人間にせよ、絶えず努力し励むものをわたしたちは救うことができます。そのうえにこの人には天上からの愛が加わったのですから。至高の幸に祝福された天上の群れが心から歓んでこの人を迎えるのです。   祝福された少年たちの合唱(山頂を経めぐりながら)   手と手を組んでたのしく環をつくりましょう。聖なる思いを讃え歌いましょう。神の御教えをこの身に受けて、安らぎの中に身をゆだねお前たちが歌う神の姿を仰ぎ拝むことができましょう。   若い天使たち   愛の豊かな聖なる贖罪の女たちの手から授けられたあのバラの花が私たちを助け、勝利を勝ち取らせてくれました。貴くも気高い仕事は完成されてこの貴重な霊を手に入れることができ、わたしたち花を撒くと、悪魔は退き、わたしたちが花で打つと、悪魔は逃げ去りました。日常の地獄の刑罰を受けるかわりに悪霊たちは愛の苦悩を感じました。あの年をとった悪魔の殿様サタンでさえも鋭い痛みに身を貫かれました。さあ、歓呼しましょう。成功しました。   完成された天使たち(アルトソロと合唱)   大地の残した屑を運ぶことは、わたしたちにもつらいことです。たとえ、それが石綿でできていようとも、それは決して清浄なものではありません。強い精神力がもろもろの地上の元素をわが身に引き寄せ集めればしっかりと結びついた霊と肉との複合体は、どんな天使にも二つに分かつことはできません。ただ永遠の愛だけが、精神を地上の束縛から引き放つことができるのです。   若く未熟な天使たち   〔岩の頂に霧のようにかかってその動きも近々と霊たちのうごめきをわたしはいま感じ取れます。(雲がはっきりとしてきて)天に招かれた少年たちのにぎやかな群れが、いきいきと動くのが見えます。〕地上の重荷から解き放たれて、寄り集まり、輪をつくって、天界の新しく美しい春の装いに元気づけられ、生気を養っているのです。この人もまず手始めに、この子供たちに加わって次第に増えて完成へと高まってゆくのがよいでしょう。   祝福された少年たちの合唱   よろこんで、わたしたちは、蛹の段階にあるこの方をお迎えします。そうすれば、わたしたちも一緒に育ち、きっといつの日か天使になれましょう。この方にまつわりついている。繭だまを早く取って差し上げましょう。彼はもう神聖な命を得て、美しく大きく育ちました。   マリア崇敬の博士(最も高く、最も清らかな岩窟で)   ここは見晴らしがよく、何にも遮られず精神はもっとも高められる。あそこを女たちが通り過ぎてゆく。上に向かって漂いながら、昇ってゆくのだ。その真ん中に、星の冠をおつけになった崇高で美しいお姿、あれが天の女王だ。光輝くのでそれがわかる。(恍惚として)世界を支配したまう最高の女王よ青々と張り広げられた天空の天幕の中にあなたの神秘をお示しください。男の胸を真摯に、やさしく動かすもの、神聖な愛の歓喜をもってあなたに向かわせるものをそれをどうか受け取り、ご賞味ください。あなたが気高いお胸からご命令なさいますとわたしたちの勇気は無敵となり、わたしたちの乾きを癒してくだされば、情熱に熱せられた火もすぐに和らぎます。   マリア崇敬の博士と合唱   この上なく美しい意味をもった聖処女栄光に輝き崇め奉る御母わたしたちのために選ばれた女王神々に等しい御方。(栄光の聖母 宙に漂い近づく)   合唱   手を触れることのできないあなた様ですが、誘惑に陥りやすい者たちが、あなたにお慕い申し上げ、おすがりしますのは禁じられてはなりませぬ。弱さに引き込まれたこの女たちは容易に救うことはできません。けれど、たれが一人の力で情欲の鎖を断ち切ることができましょう。滑らかな斜面の床の上ではたれが足を滑らさないことができましょうか。(意味ありげな眼差しや会釈、柔らかい愛撫するような息づかいに、誰が惑わされずにいられようか。)(栄光の聖母 宙に漂い近づく)   贖罪の女たちと一人の告白する女の合唱(グレートヒェン)   御身は永遠の御国の高みを天翔け漂い、行きたまう。わたしたちの願いをお聞きくださいませ。たぐいなき御身、豊かな恵みのあなた様。   罪深き女(「ルカによる福音書」第7章37節)   パリサイ人らの嘲りを受けながらも神へと浄められた御子の御足に、香油に代えて涙を注いだこの愛にかけて。薫り高いしずくを滴らしたあの器にかけて、柔らかに尊い御手足をお拭いした髪にかけて。   サマリアの女(「ヨハネによる福音書」第4章)   その昔にアブラハムが家畜を連れて行かせた泉にかけて。救世主の御唇に涼しく触れ得る水瓶。その泉から今絶え間なく流れ出て永遠に澄み、豊かにあふれて、世界の隅々までも潤し、豊かな清泉。これらすべてにかけてお願い申し上げます。   エジプトのマリア(『聖徒行状記』)   主の憩い安らいたもうた、畏くも聖なる場所に。わたしを寺院の門外へと突き戻された戒めの御手。ただひたすらに砂漠で祈り上げ、忠実に勤めました40年間の懺悔。わたくしが砂に書き残した至福なる辞世の言葉。これらすべてにかけてお願い申し上げまする。   3人いっしょに   大きな罪を犯した女たちにもお側近くに寄ることをお咎めもなく、懺悔がもたらす功徳をも永遠のよすがに高めたもうあなた様。なにとぞこの善良な魂にもそれにふさわしいお赦しの慈悲をお与えくださいまし。ただ一度自分を忘れただけで、わが身の過ちすら気づかなかったこの身でございます。   懺悔する女(かつてグレートヒェンと呼ばれたもの。聖母マリアにすがって)   類いなきあなた様限りない光に包まれていらっしゃるあなた様どうぞわたくしの幸福をご覧くださいませ。どうぞ慈悲深いお顔をお向けくださいませ。むかしお慕い申した方で今はもう濁りなき方があの人が帰っておいでになりました。   祝福された少年たち(輪を描いて近づいて来る)   その方はわたしたちよりも大きくなって手足も逞しくなりました。わたしたちの心づくしに、忠実に報いてくださるでしょう。わたしたちは人の世の集まりから早く離れてしまいましたが、このお方はそこで多くのことを学んで来られたのです。わたしたちにもきっと教えてくださるでしょう。   懺悔する女(グレートヒェン)   気高い聖霊の群れに囲まれて、新参のあの方はご自分がどうなったかわからない様子。新しい生命にまだお気づきではありません。それでももう神聖な方々に似てまいりました。ご覧くださいまし、あらゆる地上の絆を断ち切って、古い衣を脱ぎ捨てました。そして、あらたに纏った霊気の衣の中から真新しい青春の力が現れております。あの方に教え導くことをお許しください。あの方はまだ新しい光を眩しがっておられます。   栄光の聖母(そして、合唱)   さあいらっしゃい。お前はもっと天空へ昇ってお行き。お前がいると、その人もついて行くでしょうから。   マリア崇敬の博士(深くうつむき伏して、礼拝しながら)(そして、合唱)   すべての悔いを知る心優しき者よ。祝福されたその至福の運命に感謝しながら従う身になるためには、救いの手の眼差しを仰ぎ奉れ。すべてのよき心映えの者は御身に仕え奉らせたまえ。処女よ、御母よ、女王よ!女神よ、とわに恵みを与えたまえ。   神秘の合唱   すべて移ろい過ぎゆく無常のものはただ仮の幻影に過ぎない。足りず、及び得ないこともここに高貴な現実となって名状しがたきものがここに成し遂げられた。永遠の女性、母性的なものがわれらを高みへと引き上げ、昇らせてゆく。

 生体実験の禁止を謳った「ニュールンベルク綱領」

Yoshihito Hashimoto
2012年6月30日  推定所要時間: 0分 
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1.被験者の自発的な同意が絶対に必要である。 このことは、被験者が、同意を与える法的な能力を持つべきこと、圧力や詐欺、欺瞞、脅迫、陰謀、その他の隠された強制や威圧による干渉を少しも受けることなく、自由な選択権を行使することのできる状況に置かれるべきこと、よく理解し納得した上で意思決定を行えるように、関係する内容について十分な知識と理解力を有するべきことを意味している。後者の要件を満たすためには、被験者から肯定的な意思決定を受ける前に、実験の性質、期間、目的、実施の方法と手段、起こっても不思議ではないあらゆる不都合と危険性、実験に参加することによって生ずる可能性のある健康や人格への影響を、被験者に知らせる必要がある。 同意の質を保証する義務と責任は、実験を発案したり、指揮したり、従事したりする各々の個人にある。それは、免れて他人任せにはできない個人的な義務であり責任である。   2.実験は、社会の福利のために実り多い結果を生むとともに、他の方法や手段では行えないものであるべきであり、無計画あるいは無駄に行うべきではない。   3.予想される結果によって実験の遂行が正当化されるように、実験は念入りに計画され、動物実験の結果および研究中の疾患やその他の問題に関する基本的な知識に基づいて行われるべきである。   4.実験は、あらゆる不必要な身体的、精神的な苦痛や傷害を避けて行われるべきである。   5.死亡や障害を引き起こすことがあらかじめ予想される場合、実験は行うべきではない。ただし、実験する医師自身も被験者となる実験の場合は、例外としてよいかも知れない。   6.実験に含まれる危険性の度合いは、その実験により解決される問題の人道上の重大性を決して上回るべきではない。   7.傷害や障害、あるいは死をもたらす僅かな可能性からも被験者を保護するため、周到な準備がなされ、適切な設備が整えられるべきである。   8.実験は、科学的有資格者によってのみ行われるべきである。実験を行う者、あるいは実験に従事する者には、実験の全段階を通じて、最高度の技術と注意が求められるべきである。   9.実験の進行中に、実験の続行が耐えられないと思われる程の身体的あるいは精神的な状態に至った場合、被験者は、実験を中止させる自由を有するべきである。   10.実験の進行中に、責任ある立場の科学者は、彼に求められた誠実さ、優れた技能、注意深い判断力を行使する中で、実験の継続が、傷害や障害、あるいは死を被験者にもたらしそうだと考えるに足る理由が生じた場合、いつでも実験を中止する心構えでいなければならない。

 2011 3/11  時系列

Yoshihito Hashimoto
2012年7月8日  推定所要時間: 1分 
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3/11 14:46 地震   (水位+5m)  3/11 15:03 復水器停止、以後、何度か起動試みるも実際には動作せず  3/11 15:16   炉心スプレイ系配管に漏えい警報発生中  3/11 15:29 1号機から1.5キロMPで1ミリシーベルトの警報 3/11 15:35 津波 全電源喪失  3/11 16:20頃 一号機運転記録ではこの頃に燃料棒露出  3/11 16:41 水位-90㎝(1号機中制ホワイトボード)    燃料棒から水素発生  3/11 16:57 水位-150㎝以下(1号機中制ホワイトボード)  3/11 17:50 1号機非常用復水器組撤収 放射線モニタ指示上昇のため 300cpm  3/11 18:00 メルトダウン    3/11 20:00 圧力容器下部からメルトスルー ※圧力容器破損→外殻の格納容器圧上昇          3/11 20:50 半径2キロ避難指示  3/11 21:00 炉心温度2800度(東電解析)   ※格納容器設計最高温度138度リーク限界300度  3/11 21:08 毎時288ミリシーベルト  3/11 21:23 半径3キロ避難指示10キロは屋内退避  3/11 21:51 1号R/B高線量につき入域禁止1000CPS  3/11 23:05 1号R/B入域禁止社長指示  3/11 23:14 1号機二重扉内側 毎時300ミリシーベルト  3/11 23:50 格納容器圧600kpa以上(耐圧427kpa・通常の6倍) ※格納容器フタのフランジ4気圧で開く→既にスキマからダダ漏れ  3/12 00:55 東電から官邸に格納容器圧力異常上昇通報  3/12 01:48 消防車からの注水を検討→消防車の移動難航  3/12 03:00 枝野会見「経産省と官邸で発表したので、 ベントの作業の手順に必要なら入っていてもおかしくないと思っております」   3/12 03:15 所長指示 津波 退避指示  3/12 04:30 現場作業禁止 津波 部長指示  3/12 04:45 ベント作業に必要な全面マスクと線量計が中央制御室に届く  3/12 05:00 1.5キロ地点で炉心由来物質のヨウ素  3/12 05:44 半径10キロ避難指示  3/12 05:46 消防車で真水注入開始  3/12 06:18 ベント実施のための電源復旧作業が進まずベントの見通し立たない (NHK、日経(6:44)・読売(7:10)など他社も同様の配信)  3/12 07:11 菅到着・所長に手動ベント指示(東電武藤は電源復旧を待って電動ベントの意向)  3/12 08:04 菅離陸  3/12 08:37 大熊町の一部が避難しておらず避難を待ってからベントすると東電から県に連絡  3/12 09:04 大熊町の避難確認、ベント(手動)作業開始  3/12 09:15 一つ目の弁手動で開く  3/12 10:** 2つ目の弁を開放するための空気圧縮機到着待ちでベント作業中断  3/12 14:00 空気圧縮機到着、ベント作業再開  3/12 14:30 圧縮機によるベント弁開放成功と判断  3/12 14:53 真水枯渇   3/12 15:36 水素爆発 →用意していた海水注入ケーブル損傷  3/12 18:30 北門と西門の間で中性子0.07μSv/h 臨界事故の可能性  3/12 19:05 復旧して海水試験注入  3/12 19:25 海水注入中断(所長によれば継続)  3/12 20:20 海水注入再開(消防車) 

 福島第一及び広島原爆から放出された放射性物質試算値

Yoshihito Hashimoto
2012年7月13日  推定所要時間: 1分 
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福島第一及び広島原爆から放出された放射性物質試算値(6/26) http://www.nikaidou.com/archives/16529 以下、うちのSNSより引用。   6月に試算したものを内閣交代のドサクサに紛れてこっそり公表していましたが、プルトニウム238・239・240、ストロンチウム89・90が大気中へ大量放出されていますね。   6月までのブログでは、  チェルノブィリが520万テラベクレル放出で広島原爆400個分、福島第一原発の全放射能量は3/11現在7億2000万テラベクレルで広島原爆55384個分、4/11現在は1億5000万テラベクレルで広島原爆11538個分。 ハロゲン類の全放射能量8100万テラベクレルのうち、大気中へ放出された85万テラベクレルは広島原爆65個分、全体の1%程度。 6/30現在の高濃度汚染水12万1170トンは83万テラベクレルで広島原爆63個分貯まっているが、既に4720テラベクレル広島原爆0.4個分を放出。これを濃縮して2千立方メートル20万テラベクレルの高濃度汚泥として保管。 と説明してきました。   これは、チェルノブィリの520テラベクレル=広島原爆400個分という換算を使用していたものですが、公表されている85万テラベクレル広島原爆65個分はヨウ素換算されたハロゲン類だけで、その他の核種が含まれていません。   各地で行われている空間や土壌の放射性物質の調査は、主としてヨウ素とセシウムに限られていますが、プルトニウムやストロンチウムなどの核種についても計測して公表すべきですね。   【プレスリリース】平成23年8月26日東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値について原子力安全・保安院では、このたび、東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質について、試算を行いましたので、お知らせいたします。1.原子力安全・保安院では、東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質について、川内博史衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会委員長から提出を求められたため、それぞれ核種ごとの放射能量を試算しました。2.なお、これらの人体、環境に影響を与える仕組みや態様の異なるものを放射性物質の放出量で単純に比較することは、合理的ではないと考えています。(本発表資料のお問い合わせ先)原子力安全・保安院原子力防災課長松岡建志担当者: 中島、中崎電話:03-3501-1511(内線4911~7)03-3501-1637(直通)http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/201108260...    (別表1)解析で対象とした期間での大気中への放射性物質の放出量の試算値(Bq)核種1 号機2 号機3 号機放出量合計Xe-133 3.4×1018 3.5×1018 4.4×1018 1.1×1019Cs-134 7.1×1014 1.6×1016 8.2×1014 1.8×1016Cs-137 5.9×1014 1.4×1016 7.1×1014 1.5×1016Sr-89 8.2×1013 6.8×1014 1.2×1015 2.0×1015Sr-90 6.1×1012 4.8×1013 8.5×1013 1.4×1014Ba-140 1.3×1014 1.1×1015 1.9×1015 3.2×1015Te-127m 2.5×1014 7.7×1014 6.9×1013 1.1×1015Te-129m 7.2×1014 2.4×1015 2.1×1014 3.3×1015Te-131m 9.5×1013 5.4×1010 1.8×1012 9.7×1013Te-132 7.4×1014 4.2×1011 1.4×1013 7.6×1014Ru-103 2.5×1009 1.8×1009 3.2×1009 7.5×1009Ru-106 7.4×1008 5.1×1008 8.9×1008 2.1×1009Zr-95 4.6×1011 1.6×1013 2.2×1011 1.7×1013Ce-141 4.6×1011 1.7×1013 2.2×1011 1.8×1013Ce-144 3.1×1011 1.1×1013 1.4×1011 1.1×1013Np-239 3.7×1012 7.1×1013 1.4×1012 7.6×1013Pu-238 5.8×1008 1.8×1010 2.5×1008 1.9×1010Pu-239 8.6×1007 3.1×1009 4.0×1007 3.2×1009Pu-240 8.8×1007 3.0×1009 4.0×1007 3.2×1009Pu-241 3.5×1010 1.2×1012 1.6×1010 1.2×1012Y-91 3.1×1011 2.7×1012 4.4×1011 3.4×1012Pr-143 3.6×1011 3.2×1012 5.2×1011 4.1×1012Nd-147 1.5×1011 1.3×1012 2.2×1011 1.6×1012Cm-242 1.1×1010 7.7×1010 1.4×1010 1.0×1011I-131 1.2×1016 1.4×1017 7.0×1015 1.6×1017I-132 4.5×1014 9.6×1011 1.8×1013 4.7×1014I-133 6.5×1014 1.4×1012 2.6×1013 6.8×1014I-135 6.1×1014 1.3×1012 2.4×1013 6.3×1014Sb-127 1.7×1015 4.2×1015 4.5×1014 6.4×1015Sb-129 1.6×1014 8.9×1010 3.0×1012 1.6×1014Mo-99 8.1×1007 1.0×1004 6.7×1006 8.8×1007※出典:原子力安全に関するIAEA 閣僚会議に対する日本国政府の報告書-東京電力福島原子力発電所の事故について-(平成23年6月)原子力災害対策本部   (別表2)広島原爆での大気中への放射性物質の放出量の試算値(Bq)核種放出量H-3 1.1×1016C-14 1.3×1013Mn-54 2.4×1014Fe-55 9.2×1013Sr-89 1.1×1016Sr-90 5.8×1013Y-91 1.1×1016Zr-95 1.4×1016Ru-103 2.3×1016Ru-106 1.1×1015Sb-125 6.9×1013I-131 6.3×1016Ba-140 7.1×1016Ce-141 2.5×1016Ce-144 2.9×1015Cs-137 8.9×1013※出典:「原子力放射線の影響に関する国連科学委員会2000年報告付属書C」より試算   http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/201108260...    【ニュース】2011/6/6毎日新聞経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の総量について、これまでの37万テラベクレル(ベクレルは放射線を出す能力の強さ、テラは1兆倍)から85万テラベクレルへと上方修正する解析結果をまとめた。 内閣府原子力安全委員会の推計の63万テラベクレルに対し、過小評価との指摘が出ていた。安全委員会に報告したうえで、国際原子力機関(IAEA)閣僚会議に提出する日本政府の報告書にも盛り込む。 総放出量は4月12日、国際原子力事象評価尺度(INES)でチェルノブイリ原発事故(総放出量520万テラベクレル)と同じ最悪のレベル7に引き上げた際に、保安院と安全委員会がそれぞれ発表した。安全委は原発周辺で計測された放射線量などから、事故直後から4月5日までの間の大気中への放出量の逆算を試みた。一方、保安院は炉内の状態から試算。今回の見直しでは、2号機、3号機の爆発後の放出量を加えるなどした。 INESでは、数万テラベクレル相当の放射性物質の外部放出がある場合をレベル7と定めており、上方修正でもレベルは変わらない。 http://mainichi.jp/select/science/news/20110606k0000e0400...    【NHK科学文化部ブログ】 2011年04月23日 (土) 環境中に出た「放射性物質の量」まとめ (判明分) 東京電力福島第一原子力発電所からは、一体どれだけの量の放射性物質が大気中や海水中に出たのか?これまでに明らかになった放出量に関するデータを、いったんまとめます。    なお、読者の方々からの要望をうけて、内容を一部差し替えます。不十分な点は今後の課題です。あわせて最初に少し説明書きを加えておきます。(4月25日)    Bq(ベクレル)について  ベクレルというのは、放射能(の強さ)の単位で、1秒間に何個の原子が放射線を出して別の原子に変わっていくか、その個数を示しています。従って、この値は「放射性物質の量」を知る目安になります。ただし、原子の種類によって、半減期や崩壊するときに出る放射線(種類やエネルギー)が異なります。    ヨウ素換算について  そこで、原子力安全・保安院などでは、INES(国際原子力事象評価尺度)の評価をする際には、さまざまな放射性物質について"放射線影響としてヨウ素131と等価になるよう"換算して『総量』を算出しています。たとえばセシウム137の場合、ヨウ素換算をすると40倍の値になります。    ※注意 以下のデータには、「ヨウ素換算して算出した数値」と、「ヨウ素換算せずに核種ごとの数値を単純に足し合わせた数値」の両方があり、単純に比較はできませんので注意が必要です。    以下、保安院=原子力安全・保安院  安全委=原子力安全委員会    ▼大気への放出量 (3/11~4/05) 3.7×1017Bq(保安院試算)※ヨウ素換算値 (3/11~4/05) 6.3×1017Bq(安全委試算)※ヨウ素換算値 ※放出されたヨウ素131とセシウム137の合計です。 ※チェルノブイリ事故での放出量は5.2×1018Bqと推定されています。※ヨウ素換算値    ▼海への放出量        (ピットからの高濃度汚染水)4.7×1015Bq(東京電力推計)※核種データを足算 (比較的低いレベルの汚染水)1.5×1011Bq(東京電力推計)※核種データを足算 ※高濃度汚染水は、2号機のピットと呼ばれる施設から、4月1日~6日にかけて凡そ520トンが流出したと推定されている。濃度は、ヨウ素131(5.4×106Bq/cm3)、セシウム134(1.8×106 Bq/cm3)、セシウム137(1.8×106 Bq/cm3)で計算した(2日16:30採取したスクリーン流入水の分析値)。 ※比較的低いレベルの汚染水は、東京電力が4月4日から数日間をかけて「廃棄物集中処理施設」の9070トンと、5-6号機の地下水を集める「サブドレインピット」にあった1323トンを放出した。    ▼原子炉にあった放射能量(1~4号機) 3月11日時点 6.6×1020Bq(東京電力推計)※核種データを足算 4月11日時点 1.1×1020Bq(東京電力推計)※核種データを足算 ※放射性物質の量は、自らの崩壊により1ヶ月間に少なくなっています。    以上の値は、1011Bqだったり1020Bqだったりして、ケタがかなり違うので、兆(1012)の単位にそろえて並べてみます。    ▼大気への放出 370,000兆ベクレル~630,000兆ベクレル ※ヨウ素換算値    ▼海水への流出 (高濃度汚染水)4,700兆ベクレル ※核種データを足算 (比較的低いレベル)0.17兆ベクレル ※核種データを足算    ▼チェルノブイリでの放出量 5,200,000兆ベクレル ※ヨウ素換算値    ▼原子炉にあった放射能量 660,000,000兆ベクレル(3月11日)※核種データを足算 110,000,000兆ベクレル(4月11日)※核種データを足算    参考:http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/400/78612.html          2011年04月14日 (木) 福島第一原発) これまでの「大気への放出量」と、全「放射能量」 記載がやや遅れてしまいましたが、「重要データ」なので記録します。 ==================================== ①"大気中に"放出された放射性物質について 環境中に出た総量は分かりませんが、4月12日に原子力安全・保安院が公表したデータによると、大気中に放出されたヨウ素131とセシウム137の量は、ヨウ素換算値で次のとおり。 ▼原子力安全・保安院の試算・・・37京ベクレル(3.7×1017Bq)。JNES=原子力安全基盤機構による「原子炉状態の解析結果」に基づいて試算した数値。 ▼原子力安全委員会の試算・・・63京ベクレル(6.3×1017Bq)。ヨウ素131とセシウム137のモニタリング測定結果から逆算した数値。 この値は、チェルノブイリ事故で放出されたヨウ素131とセシウム137のヨウ素換算値→ 520京ベクレルと比べると、1割程度になります。 ============  1京は、1兆の1万倍 ============ では、福島第一原子力発電所の1~6号機には、そもそも、どれだけの放射性物質があるのか、以下に記載します。 ②"福島第一原発の全「放射能量」"(東京電力12日公表) ここに示したのは、ヨウ素・セシウムだけでなく、希ガスやさまざまな核分裂生成物を含んだ数値です。しかも核種ごとのベクレル値を単純に足し合わせた数値とのことですので、ヨウ素131とセシウム137をヨウ素換算した前述の"大気中への放出量"と単純に比べることはできません。ちょっと難しいですね・・。  なお放射性物質の量は、自らの崩壊により1ヶ月間に少なくなっています。 ******** 3/11(事故発生時) 4/11(1ヵ月後) 1号機 炉心     1.4×1020  Bq   炉心     1.6×1019  Bq     プール  2.9×1018  Bq   プール  2.9×1018  Bq     合計     1.4×1020 Bq   合計     1.9×1019 Bq       (1垓4,000京ベクレル)     (1,900京ベクレル) 2号機 炉心     2.5×1020  Bq   炉心     2.8×1019  Bq     プール  5.7×1018  Bq   プール  5.7×1018  Bq     合計     2.5×1020 Bq   合計     3.3×1019 Bq       (2垓5,000京ベクレル)          (3,300京ベクレル) 3号機 炉心     2.5×1020  Bq   炉心     2.8×1019  Bq     プール  5.2×1018  Bq   プール  5.2×1018  Bq     合計     2.5×1020 Bq   合計     3.3×1019 Bq       (2垓5,000京ベクレル)           (3,300京ベクレル) 4号機 炉心        0        Bq   炉心          0        Bq     プール  2.1×1019  Bq   プール  2.1×1019  Bq     合計     2.1×1019  Bq   合計     2.1×1019  Bq      (2,100京ベクレル) (2,100京ベクレル)       5号機 炉心     1.4×1019  Bq   炉心     1.1×1019  Bq     プール  1.1×1019  Bq   プール  1.0×1019  Bq     合計     2.5×1019  Bq   合計     2.1×1019  Bq          (2,500京ベクレル) (2,100京ベクレル) 6号機 炉心     9.6×1018  Bq   炉心     9.6×1018  Bq     プール  9.3×1018  Bq   プール  9.3×1018  Bq     合計     1.9×1019  Bq   合計     1.9×1019  Bq            (1,900京ベクレル)      (1,900京ベクレル)        ******** 3/11(事故発生時) 4/11(1ヵ月後) 合計 炉心     6.6×1020  Bq   炉心     9.2×1019  Bq     プール  5.5×1019  Bq   プール  5.4×1019  Bq     合計     7.2×1020 Bq   合計     1.5×1020 Bq   (7垓2,000京ベクレル) (1垓5,000京ベクレル) 垓(がい) 1020      京(けい)  1016  

白菜 おばあちゃん と・・・・・

Nagi Wind 2012年12月22日 わたしは、放射線の食品測定所の臨時職員です。 今日も、ある、ばあちゃんが来た。 ひと伝えに・・・ とても、丁寧な、昔の方だよ 白菜を大きく切って持ってきたんだ。 本当だったら、小さく切らなければいけ...