2020年10月31日土曜日

 交響曲第8番 (マーラー) 千人の交響曲

Yoshihito Hashimoto
2012年6月17日  推定所要時間: 1分 
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2部構成による。第1部は教会音楽的かつ多声的であり、第2部は幻想的かつホモフォニー的であるが、両部は主題的に緊密に構成され、統一された印象を与える。演奏時間は約80分。 第1部 [編集] 賛歌「来れ、創造主なる聖霊よ」(歌詞はラテン語) アレグロ・インペトゥオーソ 変ホ長調 4/4拍子 ソナタ形式 オルガンの重厚な和音につづいて合唱が「来たれ、創造主たる聖霊よ」と歌う。これが第1主題で、主音から4度下降し、7度跳躍上昇する音型は、全曲の統一的な動機となっている。交響曲第7番の第1楽章第1主題(主音から4度下降し、6度跳躍上昇)との関連も指摘されている。男声合唱によって推進的な経過句が現れる。第2主題は落ち着いた旋律をソプラノ独唱が「高き恵みをもって満たしたまえ」と歌い、各独唱者による重唱となる。小結尾では、やや懐疑的な旋律や高みを目指すような動機も現れる。 展開部は懐疑的な旋律で静かに始まるが、やがて合唱が第1主題の動機に基づく新しい旋律を勢いよく歌い始める。二重フーガなど対位法的な展開を駆使してきびきびとかつ壮麗に進み、圧倒的な頂点を築いたところで第1主題が再現する。コーダは管弦楽のみで第1主題の動機を扱うが、児童合唱が入ってきて第1主題の動機に基づいて「主なる父に栄光あれ」と歌い、Gloriaの歓呼で高まっていく。第1主題の動機を繰り返して白熱し、華々しい金管の響き、高揚をつづける合唱で結ばれる。 第2部 [編集] ゲーテの『ファウスト 第二部』から最後の場(歌詞はドイツ語) 長大な第2部は、旧来の交響曲の構成に則り、アダージョ、スケルツォ、終曲+コーダとという部分に分けて考えることができる。 第1の部分は変ホ短調のポコ・アダージョで、管弦楽と合唱による自然描写の部分とそれにつづく「法悦の教父」(バリトン独唱)、「瞑想する教父」(バス独唱)までである。 第2の部分ではアレグロとなり、天使たち(児童合唱)が登場し、「マリア崇敬の博士」(テノール独唱)を加えて歌われる。 第3の部分では、テンポをアダージッシモに落とし、管弦楽のみでハルモニウムの持続音とハープの分散和音を伴い静かに歌われる旋律に合唱が入ってくる。その後、「罪深き女」(ソプラノ独唱)、サマリアの女(アルト独唱)、エジプトのマリア(アルト独唱)が順次登場し、グレートヒェン(ソプラノ独唱)の短い歌唱を挟んで、先の3人による重唱となる。次いでグレートヒェンが「懺悔する女」として第1部の第2主題、ついで第1主題を回想し、ここでひとつの頂点を築く。 以下はコーダと見られ、「栄光の聖母」(ソプラノ独唱)、「マリア崇敬の博士」(テノール独唱)と高揚したところで、4度下降、7度上昇の動機(第1楽章第1主題)が金管によって現れる。管の高域や鍵盤楽器の分散和音で静まっていくと、「神秘の合唱」がきわめて静かに歌い始められ、次第に高みに登りつめてゆく。頂点に達したところで、第1部の第1主題が金管の別働隊によって完全に姿を現し、オルガン、全管弦楽の壮大な響きに支えられて金管が高らかに第1部第1主題の動機を吹奏して全曲を結ぶ。 『ファウスト』の音楽化 [編集] 第2部でマーラーはゲーテの戯曲『ファウスト 第二部』第5幕から最終場面210行あまり(約50行は省略)を歌詞として作曲しているが、この『ファウスト』に題材をとった音楽作品として、ほかにベルリオーズの劇的物語『ファウストの劫罰』(1846年)、シューマンの『ゲーテのファウストからの情景』(1853年)、リストの『ファウスト交響曲』(1857年)、グノーのオペラ『ファウスト』(1859年)、ブゾーニの『ファウスト博士』(1924年、未完)などがある。 このうち、ゲーテの脚本をドイツ語のままで用いたのはシューマンとリストである。シューマンの作品は、『ファウスト』全体からテキストを抜粋したオラトリオ形式によっており、マーラーの第8交響曲の先駆的作品ということができる。リストの『ファウスト交響曲』では最終楽章で「神秘の合唱」の8行を男声合唱に歌わせており、この部分だけなら、シューマンおよびマーラーと共通する。このゲーテの「神秘の合唱」で、「永遠に女性的なるものがわれらを高みへと引き上げ、昇らせてゆく」という詩は、女性の愛を、天上世界へ導く「浄化」作用として象徴的に歌い上げているという解釈が一般的になされる。 しかし、前述したとおり、マーラーは最終楽章を「エロスの誕生」として構想していた。そこにゲーテの『ファウスト』を採用したことについて、マーラーは1910年6月にアルマに宛てた手紙で「すべての愛は生産であり創造であって、肉体的な生産も精神的な創造も、その源にはエロスの存在がある」と書き、『ファウスト』の最終場面でこのことが象徴的に歌われているとしている。 賛歌「来たれ、創造主たる聖霊よ」   来たれ、創造主たる聖霊よ人間たちの心に訪れなんじのつくられし魂を高き恵みをもってみたしたまえ   慈悲深き主と呼ばれし御身至高なる神の賜物それは生の泉・火・愛そして霊的な聖なる油   (来たれ、創造主よ)   われらが肉体の弱さを絶えざる勇気を持ち力づけ、光をもって五感を高め愛を心の中に注ぎたまえ   (光をもって五感を高め愛を心の中に注ぎたまえ)   敵を遠ざけてただちに安らぎを与えたまえ先導主なるあなたにならってわれらをすべての邪悪から逃れさせよ。   御身は7つの贈り物により御尊父の右手の指にいらっしゃる   (御尊父より約束された尊い者なる御身人の喉に御言葉を豊かに与え給う)   御身によってわれら尊父を知り、御子をも知らせ給え。(両位より出現した)聖霊なる御身をいつの時にも信ぜさせ給え。   (光をもって五感を高め愛を心の中に注ぎたまえ。来たれ!創造主なる聖霊よ慈悲深き主と呼ばれた御身至高なる神の賜物)   天の喜びを贈り給え大きな報いを与え給え争いの結び目を解き、平和の誓いを堅くし給え。   (ただちにやすらぎを与えたまえ先導主である御身にならってわれらをすべての悪より逃れさせよ。)   主なる父に栄光あれ   死よりよみがえった聖なる子、そして聖霊に千代に渡って栄光あれ。     <ゲーテ『ファウスト』第2部「山峡」から終幕の場> 峡谷、森、岩、荒野   神聖な隠者たち(峡谷の間に横たわり、野営する)   合唱と木霊   森は風に揺らぎなびき寄せられ岩は峙ち、それを支えている木の根はそれに匍い巡り絡まって幹は互いに寄りそって天に聳え立つ谷の激流しぶきをあげてほとばしり、奥深い岩窟われらを守る宿となる獅子は親しみ黙りながら這い回り聖なる愛に漂う清浄なこの境地を敬い守る。   法悦の教父(上下に漂いながら)   永遠の歓喜の炎、灼熱なる愛のきずな、沸きたぎる胸の痛み泡立つ神への陶酔。矢よ、わたしを貫け槍よ、わたしを突き刺せ、刺のある棒杖よ、わたしを砕け、雷光の火よ、わたしを焼けむなしいすべてのものよ飛び散り失せて、久遠なる愛の精髄、その星よ輝き光れ!   瞑想する教父(低い地所で)   わたしの足元で、岸壁の断崖が深淵のどっしりした重みに沈み込み百や千もの小川が輝きながら流れ、凄まじい滝となり、轟き飛沫上げ落ちる。樹々の幹が止みがたい自らの衝動によってまっしぐらに木の幹すくすく伸びるもの万物を創り、万物を育むのは全て全知全能の愛のなせる業。わたしをめぐり凄まじい水音轟かせるが、森も岩根も波のようにうねるがごとく豊かな水は優しく親しげにせせらぎ満々とたたえた水流が互いに渓谷へと速やかに谷をうるわせて下る。稲妻は炎をあげて下界に落ちそれは毒と靄を孕む大気を浄め、それを清らかにする。これはみな愛の使者、わたしたちのまわりを漂い、永遠に創造する力を告げ知らしめるのだ。わたしの胸を燃え立たせる恵みの火を受けたい。わたしの精神は混濁し、悩ましい官能の獄舎のなかにきびしく鎖に繋がれて、苦しんでいる。おお、神よ。わたしの妄想を静め、貧しい心に光を与えたまえ。   天使(ファウストの永遠の魂を運びながら、高い空中を漂う)   霊界の高貴なひとりが悪から救われた。どんな人間にせよ、絶えず努力し励むものをわたしたちは救うことができます。そのうえにこの人には天上からの愛が加わったのですから。至高の幸に祝福された天上の群れが心から歓んでこの人を迎えるのです。   祝福された少年たちの合唱(山頂を経めぐりながら)   手と手を組んでたのしく環をつくりましょう。聖なる思いを讃え歌いましょう。神の御教えをこの身に受けて、安らぎの中に身をゆだねお前たちが歌う神の姿を仰ぎ拝むことができましょう。   若い天使たち   愛の豊かな聖なる贖罪の女たちの手から授けられたあのバラの花が私たちを助け、勝利を勝ち取らせてくれました。貴くも気高い仕事は完成されてこの貴重な霊を手に入れることができ、わたしたち花を撒くと、悪魔は退き、わたしたちが花で打つと、悪魔は逃げ去りました。日常の地獄の刑罰を受けるかわりに悪霊たちは愛の苦悩を感じました。あの年をとった悪魔の殿様サタンでさえも鋭い痛みに身を貫かれました。さあ、歓呼しましょう。成功しました。   完成された天使たち(アルトソロと合唱)   大地の残した屑を運ぶことは、わたしたちにもつらいことです。たとえ、それが石綿でできていようとも、それは決して清浄なものではありません。強い精神力がもろもろの地上の元素をわが身に引き寄せ集めればしっかりと結びついた霊と肉との複合体は、どんな天使にも二つに分かつことはできません。ただ永遠の愛だけが、精神を地上の束縛から引き放つことができるのです。   若く未熟な天使たち   〔岩の頂に霧のようにかかってその動きも近々と霊たちのうごめきをわたしはいま感じ取れます。(雲がはっきりとしてきて)天に招かれた少年たちのにぎやかな群れが、いきいきと動くのが見えます。〕地上の重荷から解き放たれて、寄り集まり、輪をつくって、天界の新しく美しい春の装いに元気づけられ、生気を養っているのです。この人もまず手始めに、この子供たちに加わって次第に増えて完成へと高まってゆくのがよいでしょう。   祝福された少年たちの合唱   よろこんで、わたしたちは、蛹の段階にあるこの方をお迎えします。そうすれば、わたしたちも一緒に育ち、きっといつの日か天使になれましょう。この方にまつわりついている。繭だまを早く取って差し上げましょう。彼はもう神聖な命を得て、美しく大きく育ちました。   マリア崇敬の博士(最も高く、最も清らかな岩窟で)   ここは見晴らしがよく、何にも遮られず精神はもっとも高められる。あそこを女たちが通り過ぎてゆく。上に向かって漂いながら、昇ってゆくのだ。その真ん中に、星の冠をおつけになった崇高で美しいお姿、あれが天の女王だ。光輝くのでそれがわかる。(恍惚として)世界を支配したまう最高の女王よ青々と張り広げられた天空の天幕の中にあなたの神秘をお示しください。男の胸を真摯に、やさしく動かすもの、神聖な愛の歓喜をもってあなたに向かわせるものをそれをどうか受け取り、ご賞味ください。あなたが気高いお胸からご命令なさいますとわたしたちの勇気は無敵となり、わたしたちの乾きを癒してくだされば、情熱に熱せられた火もすぐに和らぎます。   マリア崇敬の博士と合唱   この上なく美しい意味をもった聖処女栄光に輝き崇め奉る御母わたしたちのために選ばれた女王神々に等しい御方。(栄光の聖母 宙に漂い近づく)   合唱   手を触れることのできないあなた様ですが、誘惑に陥りやすい者たちが、あなたにお慕い申し上げ、おすがりしますのは禁じられてはなりませぬ。弱さに引き込まれたこの女たちは容易に救うことはできません。けれど、たれが一人の力で情欲の鎖を断ち切ることができましょう。滑らかな斜面の床の上ではたれが足を滑らさないことができましょうか。(意味ありげな眼差しや会釈、柔らかい愛撫するような息づかいに、誰が惑わされずにいられようか。)(栄光の聖母 宙に漂い近づく)   贖罪の女たちと一人の告白する女の合唱(グレートヒェン)   御身は永遠の御国の高みを天翔け漂い、行きたまう。わたしたちの願いをお聞きくださいませ。たぐいなき御身、豊かな恵みのあなた様。   罪深き女(「ルカによる福音書」第7章37節)   パリサイ人らの嘲りを受けながらも神へと浄められた御子の御足に、香油に代えて涙を注いだこの愛にかけて。薫り高いしずくを滴らしたあの器にかけて、柔らかに尊い御手足をお拭いした髪にかけて。   サマリアの女(「ヨハネによる福音書」第4章)   その昔にアブラハムが家畜を連れて行かせた泉にかけて。救世主の御唇に涼しく触れ得る水瓶。その泉から今絶え間なく流れ出て永遠に澄み、豊かにあふれて、世界の隅々までも潤し、豊かな清泉。これらすべてにかけてお願い申し上げます。   エジプトのマリア(『聖徒行状記』)   主の憩い安らいたもうた、畏くも聖なる場所に。わたしを寺院の門外へと突き戻された戒めの御手。ただひたすらに砂漠で祈り上げ、忠実に勤めました40年間の懺悔。わたくしが砂に書き残した至福なる辞世の言葉。これらすべてにかけてお願い申し上げまする。   3人いっしょに   大きな罪を犯した女たちにもお側近くに寄ることをお咎めもなく、懺悔がもたらす功徳をも永遠のよすがに高めたもうあなた様。なにとぞこの善良な魂にもそれにふさわしいお赦しの慈悲をお与えくださいまし。ただ一度自分を忘れただけで、わが身の過ちすら気づかなかったこの身でございます。   懺悔する女(かつてグレートヒェンと呼ばれたもの。聖母マリアにすがって)   類いなきあなた様限りない光に包まれていらっしゃるあなた様どうぞわたくしの幸福をご覧くださいませ。どうぞ慈悲深いお顔をお向けくださいませ。むかしお慕い申した方で今はもう濁りなき方があの人が帰っておいでになりました。   祝福された少年たち(輪を描いて近づいて来る)   その方はわたしたちよりも大きくなって手足も逞しくなりました。わたしたちの心づくしに、忠実に報いてくださるでしょう。わたしたちは人の世の集まりから早く離れてしまいましたが、このお方はそこで多くのことを学んで来られたのです。わたしたちにもきっと教えてくださるでしょう。   懺悔する女(グレートヒェン)   気高い聖霊の群れに囲まれて、新参のあの方はご自分がどうなったかわからない様子。新しい生命にまだお気づきではありません。それでももう神聖な方々に似てまいりました。ご覧くださいまし、あらゆる地上の絆を断ち切って、古い衣を脱ぎ捨てました。そして、あらたに纏った霊気の衣の中から真新しい青春の力が現れております。あの方に教え導くことをお許しください。あの方はまだ新しい光を眩しがっておられます。   栄光の聖母(そして、合唱)   さあいらっしゃい。お前はもっと天空へ昇ってお行き。お前がいると、その人もついて行くでしょうから。   マリア崇敬の博士(深くうつむき伏して、礼拝しながら)(そして、合唱)   すべての悔いを知る心優しき者よ。祝福されたその至福の運命に感謝しながら従う身になるためには、救いの手の眼差しを仰ぎ奉れ。すべてのよき心映えの者は御身に仕え奉らせたまえ。処女よ、御母よ、女王よ!女神よ、とわに恵みを与えたまえ。   神秘の合唱   すべて移ろい過ぎゆく無常のものはただ仮の幻影に過ぎない。足りず、及び得ないこともここに高貴な現実となって名状しがたきものがここに成し遂げられた。永遠の女性、母性的なものがわれらを高みへと引き上げ、昇らせてゆく。

 生体実験の禁止を謳った「ニュールンベルク綱領」

Yoshihito Hashimoto
2012年6月30日  推定所要時間: 0分 
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1.被験者の自発的な同意が絶対に必要である。 このことは、被験者が、同意を与える法的な能力を持つべきこと、圧力や詐欺、欺瞞、脅迫、陰謀、その他の隠された強制や威圧による干渉を少しも受けることなく、自由な選択権を行使することのできる状況に置かれるべきこと、よく理解し納得した上で意思決定を行えるように、関係する内容について十分な知識と理解力を有するべきことを意味している。後者の要件を満たすためには、被験者から肯定的な意思決定を受ける前に、実験の性質、期間、目的、実施の方法と手段、起こっても不思議ではないあらゆる不都合と危険性、実験に参加することによって生ずる可能性のある健康や人格への影響を、被験者に知らせる必要がある。 同意の質を保証する義務と責任は、実験を発案したり、指揮したり、従事したりする各々の個人にある。それは、免れて他人任せにはできない個人的な義務であり責任である。   2.実験は、社会の福利のために実り多い結果を生むとともに、他の方法や手段では行えないものであるべきであり、無計画あるいは無駄に行うべきではない。   3.予想される結果によって実験の遂行が正当化されるように、実験は念入りに計画され、動物実験の結果および研究中の疾患やその他の問題に関する基本的な知識に基づいて行われるべきである。   4.実験は、あらゆる不必要な身体的、精神的な苦痛や傷害を避けて行われるべきである。   5.死亡や障害を引き起こすことがあらかじめ予想される場合、実験は行うべきではない。ただし、実験する医師自身も被験者となる実験の場合は、例外としてよいかも知れない。   6.実験に含まれる危険性の度合いは、その実験により解決される問題の人道上の重大性を決して上回るべきではない。   7.傷害や障害、あるいは死をもたらす僅かな可能性からも被験者を保護するため、周到な準備がなされ、適切な設備が整えられるべきである。   8.実験は、科学的有資格者によってのみ行われるべきである。実験を行う者、あるいは実験に従事する者には、実験の全段階を通じて、最高度の技術と注意が求められるべきである。   9.実験の進行中に、実験の続行が耐えられないと思われる程の身体的あるいは精神的な状態に至った場合、被験者は、実験を中止させる自由を有するべきである。   10.実験の進行中に、責任ある立場の科学者は、彼に求められた誠実さ、優れた技能、注意深い判断力を行使する中で、実験の継続が、傷害や障害、あるいは死を被験者にもたらしそうだと考えるに足る理由が生じた場合、いつでも実験を中止する心構えでいなければならない。

 2011 3/11  時系列

Yoshihito Hashimoto
2012年7月8日  推定所要時間: 1分 
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3/11 14:46 地震   (水位+5m)  3/11 15:03 復水器停止、以後、何度か起動試みるも実際には動作せず  3/11 15:16   炉心スプレイ系配管に漏えい警報発生中  3/11 15:29 1号機から1.5キロMPで1ミリシーベルトの警報 3/11 15:35 津波 全電源喪失  3/11 16:20頃 一号機運転記録ではこの頃に燃料棒露出  3/11 16:41 水位-90㎝(1号機中制ホワイトボード)    燃料棒から水素発生  3/11 16:57 水位-150㎝以下(1号機中制ホワイトボード)  3/11 17:50 1号機非常用復水器組撤収 放射線モニタ指示上昇のため 300cpm  3/11 18:00 メルトダウン    3/11 20:00 圧力容器下部からメルトスルー ※圧力容器破損→外殻の格納容器圧上昇          3/11 20:50 半径2キロ避難指示  3/11 21:00 炉心温度2800度(東電解析)   ※格納容器設計最高温度138度リーク限界300度  3/11 21:08 毎時288ミリシーベルト  3/11 21:23 半径3キロ避難指示10キロは屋内退避  3/11 21:51 1号R/B高線量につき入域禁止1000CPS  3/11 23:05 1号R/B入域禁止社長指示  3/11 23:14 1号機二重扉内側 毎時300ミリシーベルト  3/11 23:50 格納容器圧600kpa以上(耐圧427kpa・通常の6倍) ※格納容器フタのフランジ4気圧で開く→既にスキマからダダ漏れ  3/12 00:55 東電から官邸に格納容器圧力異常上昇通報  3/12 01:48 消防車からの注水を検討→消防車の移動難航  3/12 03:00 枝野会見「経産省と官邸で発表したので、 ベントの作業の手順に必要なら入っていてもおかしくないと思っております」   3/12 03:15 所長指示 津波 退避指示  3/12 04:30 現場作業禁止 津波 部長指示  3/12 04:45 ベント作業に必要な全面マスクと線量計が中央制御室に届く  3/12 05:00 1.5キロ地点で炉心由来物質のヨウ素  3/12 05:44 半径10キロ避難指示  3/12 05:46 消防車で真水注入開始  3/12 06:18 ベント実施のための電源復旧作業が進まずベントの見通し立たない (NHK、日経(6:44)・読売(7:10)など他社も同様の配信)  3/12 07:11 菅到着・所長に手動ベント指示(東電武藤は電源復旧を待って電動ベントの意向)  3/12 08:04 菅離陸  3/12 08:37 大熊町の一部が避難しておらず避難を待ってからベントすると東電から県に連絡  3/12 09:04 大熊町の避難確認、ベント(手動)作業開始  3/12 09:15 一つ目の弁手動で開く  3/12 10:** 2つ目の弁を開放するための空気圧縮機到着待ちでベント作業中断  3/12 14:00 空気圧縮機到着、ベント作業再開  3/12 14:30 圧縮機によるベント弁開放成功と判断  3/12 14:53 真水枯渇   3/12 15:36 水素爆発 →用意していた海水注入ケーブル損傷  3/12 18:30 北門と西門の間で中性子0.07μSv/h 臨界事故の可能性  3/12 19:05 復旧して海水試験注入  3/12 19:25 海水注入中断(所長によれば継続)  3/12 20:20 海水注入再開(消防車) 

 福島第一及び広島原爆から放出された放射性物質試算値

Yoshihito Hashimoto
2012年7月13日  推定所要時間: 1分 
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福島第一及び広島原爆から放出された放射性物質試算値(6/26) http://www.nikaidou.com/archives/16529 以下、うちのSNSより引用。   6月に試算したものを内閣交代のドサクサに紛れてこっそり公表していましたが、プルトニウム238・239・240、ストロンチウム89・90が大気中へ大量放出されていますね。   6月までのブログでは、  チェルノブィリが520万テラベクレル放出で広島原爆400個分、福島第一原発の全放射能量は3/11現在7億2000万テラベクレルで広島原爆55384個分、4/11現在は1億5000万テラベクレルで広島原爆11538個分。 ハロゲン類の全放射能量8100万テラベクレルのうち、大気中へ放出された85万テラベクレルは広島原爆65個分、全体の1%程度。 6/30現在の高濃度汚染水12万1170トンは83万テラベクレルで広島原爆63個分貯まっているが、既に4720テラベクレル広島原爆0.4個分を放出。これを濃縮して2千立方メートル20万テラベクレルの高濃度汚泥として保管。 と説明してきました。   これは、チェルノブィリの520テラベクレル=広島原爆400個分という換算を使用していたものですが、公表されている85万テラベクレル広島原爆65個分はヨウ素換算されたハロゲン類だけで、その他の核種が含まれていません。   各地で行われている空間や土壌の放射性物質の調査は、主としてヨウ素とセシウムに限られていますが、プルトニウムやストロンチウムなどの核種についても計測して公表すべきですね。   【プレスリリース】平成23年8月26日東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値について原子力安全・保安院では、このたび、東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質について、試算を行いましたので、お知らせいたします。1.原子力安全・保安院では、東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質について、川内博史衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会委員長から提出を求められたため、それぞれ核種ごとの放射能量を試算しました。2.なお、これらの人体、環境に影響を与える仕組みや態様の異なるものを放射性物質の放出量で単純に比較することは、合理的ではないと考えています。(本発表資料のお問い合わせ先)原子力安全・保安院原子力防災課長松岡建志担当者: 中島、中崎電話:03-3501-1511(内線4911~7)03-3501-1637(直通)http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/201108260...    (別表1)解析で対象とした期間での大気中への放射性物質の放出量の試算値(Bq)核種1 号機2 号機3 号機放出量合計Xe-133 3.4×1018 3.5×1018 4.4×1018 1.1×1019Cs-134 7.1×1014 1.6×1016 8.2×1014 1.8×1016Cs-137 5.9×1014 1.4×1016 7.1×1014 1.5×1016Sr-89 8.2×1013 6.8×1014 1.2×1015 2.0×1015Sr-90 6.1×1012 4.8×1013 8.5×1013 1.4×1014Ba-140 1.3×1014 1.1×1015 1.9×1015 3.2×1015Te-127m 2.5×1014 7.7×1014 6.9×1013 1.1×1015Te-129m 7.2×1014 2.4×1015 2.1×1014 3.3×1015Te-131m 9.5×1013 5.4×1010 1.8×1012 9.7×1013Te-132 7.4×1014 4.2×1011 1.4×1013 7.6×1014Ru-103 2.5×1009 1.8×1009 3.2×1009 7.5×1009Ru-106 7.4×1008 5.1×1008 8.9×1008 2.1×1009Zr-95 4.6×1011 1.6×1013 2.2×1011 1.7×1013Ce-141 4.6×1011 1.7×1013 2.2×1011 1.8×1013Ce-144 3.1×1011 1.1×1013 1.4×1011 1.1×1013Np-239 3.7×1012 7.1×1013 1.4×1012 7.6×1013Pu-238 5.8×1008 1.8×1010 2.5×1008 1.9×1010Pu-239 8.6×1007 3.1×1009 4.0×1007 3.2×1009Pu-240 8.8×1007 3.0×1009 4.0×1007 3.2×1009Pu-241 3.5×1010 1.2×1012 1.6×1010 1.2×1012Y-91 3.1×1011 2.7×1012 4.4×1011 3.4×1012Pr-143 3.6×1011 3.2×1012 5.2×1011 4.1×1012Nd-147 1.5×1011 1.3×1012 2.2×1011 1.6×1012Cm-242 1.1×1010 7.7×1010 1.4×1010 1.0×1011I-131 1.2×1016 1.4×1017 7.0×1015 1.6×1017I-132 4.5×1014 9.6×1011 1.8×1013 4.7×1014I-133 6.5×1014 1.4×1012 2.6×1013 6.8×1014I-135 6.1×1014 1.3×1012 2.4×1013 6.3×1014Sb-127 1.7×1015 4.2×1015 4.5×1014 6.4×1015Sb-129 1.6×1014 8.9×1010 3.0×1012 1.6×1014Mo-99 8.1×1007 1.0×1004 6.7×1006 8.8×1007※出典:原子力安全に関するIAEA 閣僚会議に対する日本国政府の報告書-東京電力福島原子力発電所の事故について-(平成23年6月)原子力災害対策本部   (別表2)広島原爆での大気中への放射性物質の放出量の試算値(Bq)核種放出量H-3 1.1×1016C-14 1.3×1013Mn-54 2.4×1014Fe-55 9.2×1013Sr-89 1.1×1016Sr-90 5.8×1013Y-91 1.1×1016Zr-95 1.4×1016Ru-103 2.3×1016Ru-106 1.1×1015Sb-125 6.9×1013I-131 6.3×1016Ba-140 7.1×1016Ce-141 2.5×1016Ce-144 2.9×1015Cs-137 8.9×1013※出典:「原子力放射線の影響に関する国連科学委員会2000年報告付属書C」より試算   http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/201108260...    【ニュース】2011/6/6毎日新聞経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の総量について、これまでの37万テラベクレル(ベクレルは放射線を出す能力の強さ、テラは1兆倍)から85万テラベクレルへと上方修正する解析結果をまとめた。 内閣府原子力安全委員会の推計の63万テラベクレルに対し、過小評価との指摘が出ていた。安全委員会に報告したうえで、国際原子力機関(IAEA)閣僚会議に提出する日本政府の報告書にも盛り込む。 総放出量は4月12日、国際原子力事象評価尺度(INES)でチェルノブイリ原発事故(総放出量520万テラベクレル)と同じ最悪のレベル7に引き上げた際に、保安院と安全委員会がそれぞれ発表した。安全委は原発周辺で計測された放射線量などから、事故直後から4月5日までの間の大気中への放出量の逆算を試みた。一方、保安院は炉内の状態から試算。今回の見直しでは、2号機、3号機の爆発後の放出量を加えるなどした。 INESでは、数万テラベクレル相当の放射性物質の外部放出がある場合をレベル7と定めており、上方修正でもレベルは変わらない。 http://mainichi.jp/select/science/news/20110606k0000e0400...    【NHK科学文化部ブログ】 2011年04月23日 (土) 環境中に出た「放射性物質の量」まとめ (判明分) 東京電力福島第一原子力発電所からは、一体どれだけの量の放射性物質が大気中や海水中に出たのか?これまでに明らかになった放出量に関するデータを、いったんまとめます。    なお、読者の方々からの要望をうけて、内容を一部差し替えます。不十分な点は今後の課題です。あわせて最初に少し説明書きを加えておきます。(4月25日)    Bq(ベクレル)について  ベクレルというのは、放射能(の強さ)の単位で、1秒間に何個の原子が放射線を出して別の原子に変わっていくか、その個数を示しています。従って、この値は「放射性物質の量」を知る目安になります。ただし、原子の種類によって、半減期や崩壊するときに出る放射線(種類やエネルギー)が異なります。    ヨウ素換算について  そこで、原子力安全・保安院などでは、INES(国際原子力事象評価尺度)の評価をする際には、さまざまな放射性物質について"放射線影響としてヨウ素131と等価になるよう"換算して『総量』を算出しています。たとえばセシウム137の場合、ヨウ素換算をすると40倍の値になります。    ※注意 以下のデータには、「ヨウ素換算して算出した数値」と、「ヨウ素換算せずに核種ごとの数値を単純に足し合わせた数値」の両方があり、単純に比較はできませんので注意が必要です。    以下、保安院=原子力安全・保安院  安全委=原子力安全委員会    ▼大気への放出量 (3/11~4/05) 3.7×1017Bq(保安院試算)※ヨウ素換算値 (3/11~4/05) 6.3×1017Bq(安全委試算)※ヨウ素換算値 ※放出されたヨウ素131とセシウム137の合計です。 ※チェルノブイリ事故での放出量は5.2×1018Bqと推定されています。※ヨウ素換算値    ▼海への放出量        (ピットからの高濃度汚染水)4.7×1015Bq(東京電力推計)※核種データを足算 (比較的低いレベルの汚染水)1.5×1011Bq(東京電力推計)※核種データを足算 ※高濃度汚染水は、2号機のピットと呼ばれる施設から、4月1日~6日にかけて凡そ520トンが流出したと推定されている。濃度は、ヨウ素131(5.4×106Bq/cm3)、セシウム134(1.8×106 Bq/cm3)、セシウム137(1.8×106 Bq/cm3)で計算した(2日16:30採取したスクリーン流入水の分析値)。 ※比較的低いレベルの汚染水は、東京電力が4月4日から数日間をかけて「廃棄物集中処理施設」の9070トンと、5-6号機の地下水を集める「サブドレインピット」にあった1323トンを放出した。    ▼原子炉にあった放射能量(1~4号機) 3月11日時点 6.6×1020Bq(東京電力推計)※核種データを足算 4月11日時点 1.1×1020Bq(東京電力推計)※核種データを足算 ※放射性物質の量は、自らの崩壊により1ヶ月間に少なくなっています。    以上の値は、1011Bqだったり1020Bqだったりして、ケタがかなり違うので、兆(1012)の単位にそろえて並べてみます。    ▼大気への放出 370,000兆ベクレル~630,000兆ベクレル ※ヨウ素換算値    ▼海水への流出 (高濃度汚染水)4,700兆ベクレル ※核種データを足算 (比較的低いレベル)0.17兆ベクレル ※核種データを足算    ▼チェルノブイリでの放出量 5,200,000兆ベクレル ※ヨウ素換算値    ▼原子炉にあった放射能量 660,000,000兆ベクレル(3月11日)※核種データを足算 110,000,000兆ベクレル(4月11日)※核種データを足算    参考:http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/400/78612.html          2011年04月14日 (木) 福島第一原発) これまでの「大気への放出量」と、全「放射能量」 記載がやや遅れてしまいましたが、「重要データ」なので記録します。 ==================================== ①"大気中に"放出された放射性物質について 環境中に出た総量は分かりませんが、4月12日に原子力安全・保安院が公表したデータによると、大気中に放出されたヨウ素131とセシウム137の量は、ヨウ素換算値で次のとおり。 ▼原子力安全・保安院の試算・・・37京ベクレル(3.7×1017Bq)。JNES=原子力安全基盤機構による「原子炉状態の解析結果」に基づいて試算した数値。 ▼原子力安全委員会の試算・・・63京ベクレル(6.3×1017Bq)。ヨウ素131とセシウム137のモニタリング測定結果から逆算した数値。 この値は、チェルノブイリ事故で放出されたヨウ素131とセシウム137のヨウ素換算値→ 520京ベクレルと比べると、1割程度になります。 ============  1京は、1兆の1万倍 ============ では、福島第一原子力発電所の1~6号機には、そもそも、どれだけの放射性物質があるのか、以下に記載します。 ②"福島第一原発の全「放射能量」"(東京電力12日公表) ここに示したのは、ヨウ素・セシウムだけでなく、希ガスやさまざまな核分裂生成物を含んだ数値です。しかも核種ごとのベクレル値を単純に足し合わせた数値とのことですので、ヨウ素131とセシウム137をヨウ素換算した前述の"大気中への放出量"と単純に比べることはできません。ちょっと難しいですね・・。  なお放射性物質の量は、自らの崩壊により1ヶ月間に少なくなっています。 ******** 3/11(事故発生時) 4/11(1ヵ月後) 1号機 炉心     1.4×1020  Bq   炉心     1.6×1019  Bq     プール  2.9×1018  Bq   プール  2.9×1018  Bq     合計     1.4×1020 Bq   合計     1.9×1019 Bq       (1垓4,000京ベクレル)     (1,900京ベクレル) 2号機 炉心     2.5×1020  Bq   炉心     2.8×1019  Bq     プール  5.7×1018  Bq   プール  5.7×1018  Bq     合計     2.5×1020 Bq   合計     3.3×1019 Bq       (2垓5,000京ベクレル)          (3,300京ベクレル) 3号機 炉心     2.5×1020  Bq   炉心     2.8×1019  Bq     プール  5.2×1018  Bq   プール  5.2×1018  Bq     合計     2.5×1020 Bq   合計     3.3×1019 Bq       (2垓5,000京ベクレル)           (3,300京ベクレル) 4号機 炉心        0        Bq   炉心          0        Bq     プール  2.1×1019  Bq   プール  2.1×1019  Bq     合計     2.1×1019  Bq   合計     2.1×1019  Bq      (2,100京ベクレル) (2,100京ベクレル)       5号機 炉心     1.4×1019  Bq   炉心     1.1×1019  Bq     プール  1.1×1019  Bq   プール  1.0×1019  Bq     合計     2.5×1019  Bq   合計     2.1×1019  Bq          (2,500京ベクレル) (2,100京ベクレル) 6号機 炉心     9.6×1018  Bq   炉心     9.6×1018  Bq     プール  9.3×1018  Bq   プール  9.3×1018  Bq     合計     1.9×1019  Bq   合計     1.9×1019  Bq            (1,900京ベクレル)      (1,900京ベクレル)        ******** 3/11(事故発生時) 4/11(1ヵ月後) 合計 炉心     6.6×1020  Bq   炉心     9.2×1019  Bq     プール  5.5×1019  Bq   プール  5.4×1019  Bq     合計     7.2×1020 Bq   合計     1.5×1020 Bq   (7垓2,000京ベクレル) (1垓5,000京ベクレル) 垓(がい) 1020      京(けい)  1016  

 政府がいまだ飛散を認めないストロンチウム90の危険度は「セシウムの300倍」[2011年10月24日]プレイボーイ

Yoshihito Hashimoto
2012年7月15日  推定所要時間: 0分 
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政府がいまだ飛散を認めないストロンチウム90の危険度は「セシウムの300倍」 [2011年10月24日]プレイボーイ   千葉県柏市で毎時57.5マイクロシーベルトの放射線量が測定された問題に対し、23日、文部科学省が現地調査を行なった。結果、「福島第一原発事故で放出された放射性セシウムを含む雨水が濃縮、土壌に染み込んだ可能性が高い」との見解を発表した。 事故当初から「放射性物質が“大量に”飛び散っている可能性は低い」と曖昧(あいまい)な表現を繰り返してきた政府だが、自治体や一般市民らの独自調査により、もはや広範囲での飛散は疑いようのない事実となっている。 国民の最大の関心事は、それが健康に影響がある量、および物質なのかという点。だが、いまだ飛散が正式にアナウンスされていない危険物質がある。それが「ストロンチウム90」だ。10月12日、横浜市港北区のマンション屋上から検出され、後に港北地区のほかの2ヶ所でも見つかったこの物質、福島第一原発から100キロ圏外では初めての検出ということもあり、このニュースはマスメディアでも取り上げられた。 そもそもストロンチウム90とは、いったいどんな物質なのだろうか。福島第一原発事故の汚染を研究するタイ国立大学講師・小川進博士はこう解説する。 「ストロンチウム90は原子炉内でしか生まれない人工物質なので、原発事故現場から飛んできたと考えられます。この物質が何よりも恐ろしいのは、ほかの放射性物質よりも格段に毒性が強いこと。セシウム137やヨウ素と比べて放射能が及ぶ範囲は狭いですが、エネルギー量がケタ違いに多く、危険性はセシウムの300倍ともいわれています。人体に入ると骨に蓄積し、内部被曝によって、骨髄腫や造血機能障害などの難病を高い確率で発症させかねない物質なのです」 これまで東京電力や政府は、「ストロンチウムは重い物質なので遠くには飛ばない」と説明してきたが、市民による調査で今回初めて発見された。だが、それでも国はいまだ調査を行なおうとはしない。 「ストロンチウム90の元素は、ほとんど気体状態で長距離に広がりました。飛散していったのは横浜だけではない。間違いなく関東全域に降り注いでいます。しかも、ストロンチウムや、政府が先月ようやく飛散を認めたプルトニウムが発する放射線は、セシウムやヨウ素が発するものよりも人体に与える影響は強いものです。にもかかわらず、測定は難しいとして、政府はストロンチウムを測ろうとしていません。ストロンチウムが各地で発見され、健康被害が問題になることを避けたいのでしょう」(小川博士) 次から次へと明るみになる、放射性物質飛散の真実。正確な情報がなければ、対応することもできない。 (取材/有賀 訓)

 傷害罪と暴行罪の違い

Yoshihito Hashimoto
2012年7月15日  推定所要時間: 1分 
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傷害罪と暴行罪の違い http://blog.livedoor.jp/let_it_be_taka/archives/26551066.html (傷害) 第二百四条  人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。    (暴行) 第二百八条  暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。     今日例の傷害で起訴された奈良のおばさんの初公判があったとのことで、こんなエントリーを書いてみることにしました。   さて傷害と暴行の違いですが、傷害のほうが重い罪だということを知っている人も多いと思います。条文に書いてあるように暴行を加えて傷害が発生すれば傷害罪、発生しなければ暴行罪となります。   まず傷害とは何かということですが、学説は大体3つに分かれており、A説:身体の完全性の侵害(例:体に傷を負わせる、髪を切る)B説:生理機能の障害(例:体に傷を負わせる、体調を悪化させる)C説:生理機能を障害しまたは身体の外形に重大な変化を生ぜしめること(AとBの折衷説)   学説ではC説が有力ですが、裁判所はB説をとっているとされています。この根拠としてよく引用されるのが、女性の髪の毛を根元から切る行為を傷害ではなく暴行とした判例です。(大判明治45年6月20日)髪の毛を切っただけでは生理機能は害さないと言ってます。ただし同じく女性の頭髪を根元から切断した事例で、こちらは判例ではなく裁判例ですが、傷害罪に当たると判示した例もあります。(東京地判昭和38年3月23日)前者の例は明治時代の大審院(戦前の最上級の裁判所)による判断なので、今の日本で女の人を丸坊主にするようなことをしたらもしかしたら傷害になるかもしれません。ただ判例は具体的な事件について判断したものなので、どのように切断したか、などで判決が変わることは十分考えられます。     そして暴行を加えなくとも傷害罪は成立します。毒を飲ませて下痢を起こさせたりとか、嫌がらせ電話をしつこくかけて精神障害を起こさせた事例で傷害罪を認めています。今回の奈良の事件は被害者が騒音のために不眠や頭痛、めまいを起こし、約1カ月の治療が必要と診断されたために傷害罪で起訴されたのですね。     次は暴行罪です。暴行の定義は"人の身体に向けられた有形力の行使"とされています。有形力が人に向けられてさえいれば足り、物理的に接触しなくてもかまいません。有形力には物理的な力以外に、光や音といったエネルギーも含まれます。暴行罪が適用された具体例としては、1.髪を根元から切る2.塩を振りかける3.石を投げたが当たらなかった4.狭い四畳半の部屋で抜き身の刀を振り回すなどなど。     ちなみに傷害罪と暴行罪の分かれ目は全治5日ぐらいだそうで。たとえ傷を負ってもごく軽微な場合は暴行罪で処理されるようです。

白菜 おばあちゃん と・・・・・

Nagi Wind 2012年12月22日 わたしは、放射線の食品測定所の臨時職員です。 今日も、ある、ばあちゃんが来た。 ひと伝えに・・・ とても、丁寧な、昔の方だよ 白菜を大きく切って持ってきたんだ。 本当だったら、小さく切らなければいけ...