汚染可能性牛、別に3頭分が県内流通 消費は確認されず
2011年07月16日 09:01
福島県浅川町の肉用牛飼育農家から出荷され本県内への流通が確認された牛肉から15日、国の暫定基準値を超える1キログラム当たり694ベクレルの放射性セシウムが検出された。
また、県食品安全衛生課の発表によると、この農家が出荷した42頭のうち、別に3頭が4月以降、仙台市のほか横浜市から本県内(山形)に流通していたことが判明。いずれも県内での消費は確認されていないものの、汚染された可能性がある食肉が県内に流通していたことが明らかになった。
また、県食品安全衛生課の発表によると、この農家が出荷した42頭のうち、別に3頭が4月以降、仙台市のほか横浜市から本県内(山形)に流通していたことが判明。いずれも県内での消費は確認されていないものの、汚染された可能性がある食肉が県内に流通していたことが明らかになった。
同課によると、暫定基準値を超す放射性セシウムが検出されたのは、仙台市の業者を通じて約260キログラム(当初発表の約360キログラムから訂正)の浅川町産牛肉を購入した酒田市の食肉卸業者が保管する牛肉。福島県が同日、この卸業者からサンプルを採取し、福島県原子力センター福島支所で放射性物質検査を行った結果、暫定基準値の1キログラム当たり500ベクレルを上回る694ベクレルの放射性セシウムを検出した。
この卸業者は問題の牛肉の大部分を保管し、7キログラムを尾花沢市内の飲食店、17.9キログラムを宮城県内の卸業者に販売した。県によると、いずれも消費者には提供されていない。
一方、仙台市に出荷された10頭のうち流通経路が不明だった8頭中2頭、横浜市に出荷された14頭のうち1頭が県内に流通していたことが同日になって新たに分かった。
仙台市出荷分のうち
(1)上山市内の食肉処理業者が6月2日に373キログラムを購入
(同10日に都内の業者に全量転売)
(2)寒河江市内の食肉処理業者が6月9日に310キログラムを購入
(同日中に横浜市内の業者に全量転売)-の2ルートで県内流通が確認された。
横浜市出荷分については
(3)上山市内の食肉処理業者が4月21日に382キログラムを購入
(同29日に都内の業者に全量転売)-が判明した。
(1)と(3)の上山市内の業者は同一。
仙台市出荷分のうち
(1)上山市内の食肉処理業者が6月2日に373キログラムを購入
(同10日に都内の業者に全量転売)
(2)寒河江市内の食肉処理業者が6月9日に310キログラムを購入
(同日中に横浜市内の業者に全量転売)-の2ルートで県内流通が確認された。
横浜市出荷分については
(3)上山市内の食肉処理業者が4月21日に382キログラムを購入
(同29日に都内の業者に全量転売)-が判明した。
(1)と(3)の上山市内の業者は同一。
牛飼育県内1400農家調査へ
放射性セシウムを含む稲わらを餌として与えられた牛肉が県内で流通したことなどを受け、県は15日、県内全ての牛飼育農家約1400戸を対象に餌の管理状況などを調査すると発表した。19日にも現地調査に入り、稲わらの購入先を把握し、必要があれば放射性物質検査を実施する。県産牛肉の放射性物質検査も追加して行う。
県内で乳用牛、肉用牛を育てる農家が対象。餌の管理状況などを見ると同時に、汚染牛肉の原因とされる稲わらの購入先を調べる。県畜産課によると、県内では年間約3万トンの稲わらが牛の餌として流通しており、県内産が3分の2、県外産が3分の1という。「県外産のうち宮城県が大半を占め、福島県のものもあるのではないか」と担当者。調査は19~21日に集中的に実施する方針だ。
県産牛肉の検査について、県は14日、牛肉の検査を強化するため19~27日に河北町、米沢市、真室川町、三川町で採取した牛肉を調べる方針を示したが、15日には河北町の検査日を前倒しするとともに飯豊町、最上町、川西町、東根市、鶴岡市を採取地域に追加。15日の河北町、飯豊町の牛肉検査では放射性ヨウ素、放射性セシウムとも検出せず、安全を確認した。16日に最上町と川西町、19日に東根市と鶴岡市の牛肉をそれぞれ検査する。 >>山形新聞より
【原発】農水省 福島牛で指導の不徹底認める
(7/15 18:48)
、
福島県で高い濃度の放射性セシウムに汚染されたワラを肉牛が食べていた問題で、鹿野農林水産大臣は、稲作農家への指導が徹底していなかったことを認めました。
鹿野農水大臣:「実態を把握し、あらゆる面から飼養管理の周知徹底を図る」
鹿野大臣は、稲わらの生産時期は前の年の秋に終わると認識していたが、実際には今年春にも生産されていたと述べました。これにより、農水省の稲作農家への飼養管理が指導できていなかったとしています。
一方、汚染された稲わらを購入していた福島県浅川町の畜産農家と別の農家1戸は、農水省の聞き取り調査に対して「餌などの管理の注意点を知らなかった」と回答しています。
(この手の会見、一人じゃやれないのか?二人は、ただ立ってないで現場へ行きなさい。この時期、折り目の入ったシャツや作業服は、汗をかいてない証拠だ!現場を見なきゃ、知恵はでない!)
この方々は、福島県の第一次産業が、今どのような立場に置かれていつのか、
。
【原発】農水省 福島牛で指導の不徹底認める
(7/15 18:48)
鹿野農水大臣:「実態を把握し、あらゆる面から飼養管理の周知徹底を図る」
鹿野大臣は、稲わらの生産時期は前の年の秋に終わると認識していたが、実際には今年春にも生産されていたと述べました。これにより、農水省の稲作農家への飼養管理が指導できていなかったとしています。
一方、汚染された稲わらを購入していた福島県浅川町の畜産農家と別の農家1戸は、農水省の聞き取り調査に対して「餌などの管理の注意点を知らなかった」と回答しています。
(この手の会見、一人じゃやれないのか?二人は、ただ立ってないで現場へ行きなさい。この時期、折り目の入ったシャツや作業服は、汗をかいてない証拠だ!現場を見なきゃ、知恵はでない!)
この方々は、福島県の第一次産業が、今どのような立場に置かれていつのか、
助けるべきものを、人だろうが、動物だろうが自然だろうが見殺しにしていくのだ。 これからは、牛乳がまた、餌食になるだろう。 民間人が復興し、役人の無責任さがふりだしへ戻す。 ガンバレ、踏ん張れと県のホームページには、キャンペーンマークだけがおどっている。 |
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